今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 21.6KB)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点
滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点
1号機原子炉注水量の低減(11月24日、12月12日参照)、12月14日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを12月14日と1月5日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.4m3/h。
1号機R/Bカバー解体作業。
本日の作業実績(PDF):オペフロ調査。作業時間は08:50-14:55。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:オペフロ調査(作業予定時間:07:00-15:00)。
11:02頃、4号機廃棄物処理建屋大物搬入口内に設置されている4号機使用済燃料プール代替冷却系に接続されているホースのドレン弁付近から水が滴下しているとの連絡が緊急時 対策本部に入った。11:30に現場状況を確認したところ、使用済燃料プール代替冷却系と塩分除去装置をつないでいた配管(現在、塩分除去装置は取り外している)にあるドレン弁の閉止栓からにじみがあり、その下部に水たまりがあることを確認。水たまりの大きさは約1.5m×1m×深さ1mm。水たまりは堰内にとどまっており、堰外への漏えいはない。漏えいした水はプール水で、直近のプール水の分析値(10月採取)は、134Csが4.5×102Bq/L、137Csが4.9×103Bq/L、60Coが6.9×103Bq/L。
11:59に拡大防止処置として当該閉止栓をビニール養生。なお、4号機使用済燃料プールは燃料の取出しが完了しているが、代替冷却系は運転している。
福島第一原子力発電所 4号機使用済燃料プール代替冷却系につながる配管端部下部からの漏えいについて(写真)
写真中央の太い配管端部の先に塩分除去装置を接続していた。太い配管から鉛直方向に出ている細い配管がドレン弁配管。太い配管は現在使用しておらず、端部をビニールでくるんであるだけだった。この太い配管に水がたまり、ビニール養生のスキマから漏れたものがドレン弁配管を伝って滴下していた。太い配管の奥にこの配管を隔離する弁があり、その弁にシートリークが発生してビニール養生の内側に水がたまっていたのかもしれない。
その後、この太い配管に閉止栓を設置した上にビニール養生を実施し、16:25に滴下が停止したことを確認した。
福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プールホースのドレン弁付近からの漏えいについて(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プールホースのドレン弁付近からの漏えいについて(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プールホースのドレン弁付近からの漏えいについて(続報2)(報道関係各位一斉メール)
4号機使用済燃料プールでは2011年11月29日-2012年1月9日と2012年9月10日-10月12日に塩分除去作業を実施した。2012年10月12日参照。
多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。
サブドレン他水処理施設、10:09に一時貯水タンクBから排水を開始。
(以下、13日の会見資料より)15:16に排水を停止。排水量は743m3。
(以下、13日の会見資料より)12月29日のH8タンクエリア付近にあるRO濃縮水移送ポンプ室内の配管から漏えいの件。今日12日に当該ポンプの配管に運転圧力による漏えいを確認したところ、ポンプ出口側圧力計の取り出し配管にある弁のフランジ部からのにじみを確認。にじみが確認されたフランジ部については、ガスケット交換等の修理を実施する。
その他
C排水路のサンプリング地点を整理する。
福島第一原子力発電所 C排水路サンプリング地点の統廃合について(PDF 6.32MB)
現在、C排水路出口付近では3カ所(2、5、6頁)でサンプリングを実施中。サンプリング地点「切替C排水路35m盤出口(C-2-1)」と「構内側溝排水放射線モニタ近傍(側溝モニタ)」は資料「福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果について (南放水口・排水路)(PDF)」に、地点「C 排水路35m盤(C排水路)」は資料「福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF)」に掲載しているが、いずれも同じ核種(134Cs、137Cs、全β)を分析しており、結果は同じ傾向にある。これら3地点の代表地点として「C 排水路35m盤(C排水路)」を残し、他の2地点を廃止する。これにともない、「福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果について (南放水口・排水路)(PDF)」および「福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果」のページからリンクの張ってある「6.排水路(H4エリア周辺)」のページの表示が変更になる(3-6頁)。サンプリング地点の変更は16日に実施する。
地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。10日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
No.10のトリチウムは1900Bq/L。
地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 77.2KB)
2015年11月12-16日と2016年12月1日-2017年1月5日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。
構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。11日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.32MB)
凍土遮水壁の状況。
陸側遮水壁の状況(第二段階)(PDF 6.78MB)
第2段階で凍結を開始した2カ所で補助工法を実施中。
4号機建屋海側で注水井の注水効果確認(12月26日参照)をおこなう。対象の注水井はRW23とRW24(6頁)。サブドレンNo.59の水位をモニターして効果を確認する。準備ができれば開始する。
ニコ生
【2017年1月12日】東京電力 記者会見
文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2017.1.12(木)17時 ~
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