今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 21.3KB)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点
滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点
1号機原子炉注水量の低減(11月24日、12月12日参照)、12月14日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを12月14日と1月5日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.4m3/h。
1号機R/Bカバー解体作業。
本日の作業実績(PDF):オペフロ調査。作業時間は08:01-12:10。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:オペフロ調査(作業予定時間:10:00-14:00)。
多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。
サブドレン他水処理施設、10:01-14:59に一時貯水タンクBから排水を実施。排水量は722m3。
その他
2号機格納容器内部調査(A2調査)を明日24日より開始する(11月24日、12月22日参照)。作業は早朝に開始、10時頃には終了の予定。明日はステップ4を実施、順調に行けばステップ5は26日の予定。機器の設置(ガイドパイプの挿入)は有人で、その後の操作は遠隔でおこなう。遠隔操作は仮本部(2号機R/B脇に設置した小屋)もしくは免震重要棟で実施。これまでの2号機格納容器内の調査で観測された雰囲気線量は72.9Sv/hが最大(2012年3月27日参照)。ミュオン測定による調査では、2号機の燃料デブリの大部分は圧力容器底部にあると推定している(2016年7月28日参照)。
2号機原子炉格納容器内部調査(A2調査)計画について(PDF 1.49MB)
ステップ4(ペネ内事前調査。2頁左):ステップ4用ガイドパイプをX6ペネから挿入し、X6ペネ内部とCRDレールの状況を確認する(1頁下図)。カメラの仕様等は2頁左側。カメラの耐放射線性は1000Gy以上(100Gyで10時間以上)。
ステップ5(ペデ(ペデスタル)内事前調査。2頁右):ステップ5用ガイドパイプ(先端が10.5mまでエア駆動で伸展しペデスタル入口に到達する)の先端のカメラでペデスタル内部までの状況を調査する(1頁下図)。
ステップ6(堆積物除去。3頁):堆積物除去装置でCRDレール(幅60cm)上の堆積物を除去する。2013年8月の調査で、CRDレールの上には剥離した塗膜等と思われる堆積物が確認されている(2013年8月12、29日参照)。これを、高圧水を噴射、あるいは装置前面のスクレーパーで押し出して除去する。装置の前方と後方にカメラを搭載。装置はガイドパイプの先端が上下に割れてCRDレール上に投入される(1頁下図)。ガイドパイプの先端には俯瞰カメラが付いていて、状況を監視する。1号機の調査(B1調査)では、この状況を監視するカメラ(監視カメラ)の耐放射線性が調査装置のカメラより低かったために作業中に使用不能となり支障をきたした(2015年4月20日参照)ため、今回は俯瞰カメラも耐放射線性1000Gy以上のものにした。
ステップ7(ペデスタル内調査。4頁):堆積物除去装置と同様にCRDレール上に投入後、自走してペデスタル内に到達、プラットホーム(グレーチング)上を走行して調査をおこなう。遠隔操作は有線で実施。カメラは2台(前方と後方、耐放射線性1000Gy以上)を搭載。照明は、カメラと同軸(カメラ周囲に配置)のものがLED1W×12個、後方カメラには補助照明10W(調光可能、前方カメラと向きを合わせられる)が付属。
2号機原⼦炉格納容器内部調査(A2調査)計画(参考映像:5号機格納容器内部(0:14)(動画)
2号機と同型の5号機の映像。X6ペネを格納容器内側から見た所。ペネの中に、定期検査用のケーブルが置いてあるのが見える。2号機でも同様の状況が想定されている(2015年6月29日参照)。
2号機原⼦炉格納容器内部調査(A2調査)計画(参考映像:5号機格納容器内部②)(00:31)(動画)
最初はCRD交換レール。7秒あたりに見える開口部の向こうがペデスタル内側。14秒あたり、正面の装置がCRD(制御棒駆動機構)を交換する装置。その上にたくさん下がっているのは制御棒駆動機構とTIP案内管で、圧力容器の底部から生えている。
CRD交換レールとは、点検等の際にCRD(Controll Rod Drive mechanism、制御棒駆動機構)を格納容器の外に運び出すのに使うレール。BWR(沸騰水型原子炉)では制御棒は圧力容器の下側から出し入れする。この制御棒を出し入れするのが制御棒駆動機構。TIP(Traversing Incore Probe、移動式炉心内計装)については2012年3月21日を参照。ケーブルの先端に付いている測定器をTIP案内管の中を通して炉心へ挿入する。
12月のR/Bからの追加的放出放射能量の評価結果。
原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果(2016年12月)(PDF 621KB)
1-4号機R/Bからの放出は3.5×104Bq/h未満で、放出管理の目標値(1.0×107Bq/h)を下回っていることを確認。また、これによる敷地境界の空気中放射能濃度は134Csが3.5×10-12Bq/cm3、137Csが6.8×10-12Bq/cm3であり、これが1年間継続した場合の敷地境界における被曝線量は0.00027mSv未満となる。評価の詳細は3頁以降。評価方法は2015年4月30日を参照。
地下水バイパス一時貯留タンクGr3のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 11.7KB)
11日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日24日に排水の予定。
構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。22日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 286KB)
T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。12-18日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 278KB)
実施計画の変更認可申請(2016年9月23日提出)の一部補正を20日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正:放射性物質分析・研究施設第1棟の設置。大熊分析・研究センターについては、2016年3月17日の第3回特定原子力施設放射性廃棄物規制検討会の資料を参照。
ニコ生
【2017年1月23日】東京電力 記者会見
文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2017.1.23(月)17時 ~
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