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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2017年1月30日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.5KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機原子炉注水量の低減(11月24日、12月12日参照)、12月14日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを12月14日、1月5、24日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.0m3/h。
1号機使用済燃料プール代替冷却系1次系、冷却ポンプ点検のため24日より停止中(2月11日05:00まで停止の予定)。停止時のプール水温は17.7℃、停止期間のプール水温上昇率は0.052度/h、冷却再開までのプール水温上昇は23.1度の見込み(運転上の制限値は60℃)。20日参照。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):オペフロ調査。作業時間は08:41-13:49。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:オペフロ調査(作業予定時間:07:00-14:00)。

2号機格納容器内部調査(A2調査)ステップ5を実施。23日参照。
CRDレール端部(ペデスタル開口部を入って中のプラットホームに突き当たるところ)までガイドパイプを伸ばしてカメラによる撮影を実施した。作業時間は05:45-12:30。現場作業(ガイドパイプの挿入・引き抜き)は4人1班×4班で担当、班ごとに交代しながら作業を実施。のべ作業人数は63人。現場の雰囲気線量はおよそ3-6mSv/h。作業者の計画線量は3mSv、最大被曝線量は1.23mSv、平均は0.37mSv/人。
資料1)PCV内部調査(A2調査)ガイドパイプによる事前調査結果(PDF 485KB)
資料2)2号機 原子炉格納容器内部調査におけるペデスタル内事前調査の実施結果(PDF 2.03MB)
照明が奥まで届かないため、観察できたのは手前側1/3-1/2の範囲。
ペデスタル内では水滴がしたたっていたが、これは圧力容器に注水している水が圧力容器底部の損傷部から下にもれているものと考える。見える範囲で、したたりかたが多いところと少ないところがあるように見える。圧力容器下部の構造物(CRDハウジング、PIP(制御棒位置検出器)ケーブルなど)やケーブル類の被覆には明らかな損傷は見られない(資料2、4頁上段、中央・右写真)。炉注水がもれていることから圧力容器底部に損傷があることは明らかだが、炉注水がもれ出している部分は見えなかった。(3日追記。制御棒駆動機構を納めている筒がCRDハウジング、これを支持するのがハウジングサポート)
プラットホームのグレーチング上には堆積物を確認(資料2、4頁下段写真。グレーチングの格子の狭い方の間隔は約3cm)。これが何なのかを判断するには、今回取得した画像の解析、および、今後の調査の結果を待つ必要がある。可能性としては、燃料デブリの他に、アルミニウム製の圧力容器保温材あるいはケーブル類の被覆が溶け落ちたもの、塗装の剥落したものなどが考えられる。カメラには線量計は付いていないので線量はわからないが、取得した画像の放射線によるノイズから線量の評価をおこなう予定。
グレーチングには変形している箇所があり(資料1、2頁右下写真)、一部は存在していない(資料1、1頁右下写真。グレーチング1枚分がそっくり脱落したようにも見える)。グレーチングは鉄製で融点がおよそ1500℃であり、2000℃以上の溶融した燃料が落ちてきて変形・溶融した可能性はある。(3日追記。なくなっているグレーチングの位置については、2月2日を参照)
プラットホーム上にはグレーチングの境界の一部にフラットバー(平鋼)を立てて設置してある(資料1左図。トラテープが貼ってある)。この高さが9cmあり、ステップ7(23日参照)で投入予定の自走式調査装置ではこれを超えることができない。CRDレール端部からプラットホームに進入する場合、一番手前の3角形のグレーチングから奥へ進むことになるが、この3角形のグレーチングの左側奥のグレーチングがなくなっており(資料1、1頁右下写真)、フラットバーが障害となってその奥へ回り込んでアプローチすることができない。したがって、ステップ7では、3角形のグレーチングからすぐ右側へ進んで(ここはフラットバーがない)、その奥側を調査することになるだろう。
今回取得した情報を元に、今後の調査(ステップ6、7。23日参照)の実施について検討する。今回の調査による外部環境への影響や、圧力容器・格納容器の冷却状態への影響はなかった。
2号機 原子炉格納容器内部調査におけるペデスタル内の事前調査の実施結果について(2:32)(動画)
動画の内容については、資料2の8頁を参照。矢印に沿ってカメラを振って撮影している。水滴の垂れている方向が鉛直方向。
ペデスタル内のプラットホーム(資料1左図)では、点検のためにCRD(制御棒駆動機構)を取外して格納容器の外へ運び出す作業をおこなう。グレーチングの下には4mほどの深さの空間があり、CRD交換機でCRDを下へ引き抜いて取外し(制御棒自体は圧力容器の中に残す)、CRDレールから運び出す。CRD交換機はスロット上を前後に移動し、プラットホーム自体が回転することで、CRD交換機は全てのCRDにアクセスできる。ペデスタルの内径は約5m、圧力容器の内径は約5.5m。
(以下、2月16日追記。2月6日の会見より)CRDレールを使ってCRDを格納容器の外へ運ぶ際は、CRD交換機をレール側に移動させてレールと連結する。通常はレールとプラットホームの間にはスキマがある(ないとプラットホームを回転することができない)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:05に一時貯水タンクGから排水を開始
(以下、31日の会見資料より)16:19に排水を停止。排水量は905m3

サブドレン他浄化設備の処理負荷軽減のための地下水ドレン前処理装置(RO膜により放射能濃度を低減させる装置)の運用を11:28に開始。運用後の状況については、漏えい等の異常がないことを確認。なお、この装置により処理された水はサブドレン他浄化設備へ移送し、取り除かれた放射性物質は濃縮水として、T/Bへ移送したまり水とともに汚染水として処理する。地下水ドレン前処理装置については9月28日を参照。


その他


地下水バイパス一時貯留タンクGr2のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 11.7KB)
18日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日31日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。29日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 286KB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。19-25日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 277KB)

東京電力ホールディングス株式会社第12回原子力改革監視委員会における当社ご説明内容について(プレスリリース)
原子力安全改革の自己評価 2017年1月(992KB)(PDF)
以下、原子力改革監視委員会のサイトより。
福島第一の除染・廃炉の現状と課題(PDF)
リスクコミュニケーションと対話への取り組み(PDF)
原子力改革監視委員会から東京電力取締役会への答申(PDF)
原子力安全改革の自己評価に対するレビュー結果について(PDF)



ニコ生
《2号機 原子炉圧力容器カメラ調査後》【2017年1月30日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2017.1.30(月)18時30分 ~




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