今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 19.8KB)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点
滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点
1号機使用済燃料プール代替冷却系1次系、冷却ポンプ点検のため1月24日より停止中(2月11日05:00まで停止の予定)。停止時のプール水温は17.7℃、停止期間のプール水温上昇率は0.052度/h、冷却再開までのプール水温上昇は23.1度の見込み(運転上の制限値は60℃)。1月20日参照。
1号機R/Bカバー解体作業。
本日の作業実績(PDF):作業中止(強風【最大瞬間風速14m/s】のため)。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:ダストサンプリング(ウェル上)、オペフロ調査(作業予定時間:07:00-14:00)。
多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。
サブドレン他水処理施設、10:08-13:45に一時貯水タンクBから排水を実施。排水量は527m3。
その他
30日の2号機格納容器内部調査(A2調査)で取得した画像を処理した結果。
2号機 原子炉格納容器内部調査におけるペデスタル内事前調査の実施結果(画像処理の結果)(PDF 3.99MB)
2号機 原子炉格納容器内部調査におけるペデスタル内事前調査の実施結果(画像処理の結果)(写真)
映っているモヤなどを画像処理で取り除いた結果、以下のことが新たに判明した。
資料7頁で示した部分のグレーチングが、下に向かって大きく落ち込んでいる(6頁下写真。グレーチングの格子が下に向かってゆがんでいるのがわかる)。この領域の上に位置するTIP案内管サポート(TIP案内管を支持する金具)に、30日の時点でグレーチング上に確認された堆積物と同じようなものが付着しているのが見える(4頁)。4頁左下の写真は定検時の2号機ペデスタル内の写真で、青線で囲ったのが相当するTIP案内管サポート。下に向かって落ち込んでいるグレーチングの底がどうなっているのか(底が抜けているかどうか)は不明。このグレーチングの領域は、ステップ7で投入する自走式調査装置では踏破できない。この結果を踏まえて、ステップ7の実施について検討する。自走式調査装置に搭載する線量計は積算線量計で、カメラの耐放射線性と同様、1000Gyまで計測可能。
取得した画像のノイズから、3カ所で格納容器内部の線量を推定した。X6ペネを通って格納容器の内側に出たところで
30日の時点でなくなっていることが判明しているグレーチングは右図の通り(資料7頁の図に加筆)。入り口から遠い方がどこまでなくなっているかは、はっきりとはわからない。
グレーチングの温度を0℃、燃料デブリの温度を2000℃とすると、体積比で1:3の時に全体の平均温度は1500℃。グレーチングは格子なので、格子のスキマ3cmよりも大きいデブリが落ちてきたら、体積比としては1:3より大きくなるだろうから、グレーチングはとけてデブリは落下する。スキマより小さければそもそも落下する。なので、基本、グレーチングの上にデブリは残らないのではないか。デブリがトロトロしていたら、グレーチングに触れた部分しか残らないから、かえって体積比は小さくなって、こびりついて残るのかもしれない。すごい大雑把だけど。
構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。1日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 221KB)
凍土遮水壁の状況。
陸側遮水壁の状況(第二段階)(PDF 7.29MB)
ニコ生
【2017年2月2日】東京電力 記者会見
文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2017.2.2(木)17時 ~
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