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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2017年2月23日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.3KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):オペフロ調査。作業時間は07:56-13:46。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:オペフロ調査(作業予定時間:07:30-14:00)。

3号機原子炉注水量の低減(11月24日、2月6日参照)、8日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを8、15、22日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.0m3/h。プラントパラメータを監視し、冷却状態が安定していることが確認されれば3月1日に作業終了の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、09:45に一時貯水タンクAから排水を開始
(以下、24日の会見資料より)15:53に排水を停止。排水量は890m3


その他


電源工事にともない、4号機側のライブカメラの映像配信を停止する。期間は26日09:00-3月3日12:00。なお、天候等によりスケジュールが変更となる場合あり。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 78.9KB)
2015年11月12-16日と2017年1月2日-2月16日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 79.9KB)
20日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(18日採取)と集水タンクNo.2(16日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が790Bq/L、第三者機関が830Bq/L。明日24日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。22日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.28MB)

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第39回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
【資料1】プラントの状況(3.17MB)
1-3号機の状況(原子炉・格納容器内の温度推移)、たまり水処理水/廃スラッジ/使用済ベッセル/濃縮廃液の貯蔵状況、たまり水貯蔵状況の推移、エリア別タンク一覧(基数、容量、タンクのタイプ、貯留水の種別)、汚染水等構内たまり水の状況(リスク総点検より抜粋)。
【資料2】中長期ロードマップの進捗状況(概要版)(8.59MB)
サブドレン強化(4頁右)。No.2中継タンクへの配管を単独化(10日より運用開始)、前処理設備(1月30日より運用開始)、浄化設備の2系列化工事を実施中(10日に実施計画認可)、集水タンク・一時貯水タンクの増設に向けエリア整備中。
1号機R/Bカバー解体工事(6頁左)。クレーンの年次点検を実施中(11月23日-2月末予定)。
2号機燃料取り出し準備(6頁左)。構台設置は21日に完了。前室設置の準備作業を実施中(4月下旬完了予定)。
要員管理(7頁右)。1月の1日あたり作業員数は平均で5,850人(実績)。3月の想定は約5,950人。凍土遮水壁設置工事が終了しフェーシング工事が一段落したため、一時期と比べて少なくなっている。
インフル・ノロウィルス予防(8頁左)。インフルエンザ:1月31日までに8,206人に予防接種、19日までの感染者は362人(昨年度同時期+234人)。ノロウィルス:感染者15人(同+5人)。
【資料3-1】汚染水対策(19.7MB)
凍土遮水壁の状況(通しで2頁)。山側未凍結箇所で凍結開始予定の4カ所について、凍結前から補助工法を実施する(11頁)。1月の4m盤のくみ上げ量は136m3/日(20頁)。4m盤地下水収支(21頁)、10m盤地下水収支(22頁)。
タンク建設進捗(23頁)
水バランスシミュレーション(30頁)
サブドレン他水処理施設の状況(33頁)。くみ上げ状況(35頁)、稼働状況(36頁)、排水実績(37頁)、地下水ドレン水位と港湾内海水の放射能濃度(38頁)、海側遮水壁のたわみ(39頁)、地下水ドレン稼働状況(40頁)、サブドレン稼働後の建屋流入量評価(42頁)。
H4・H6タンクエリアモニタリング(44頁)。H4エリア周辺(45頁)。観測孔E-1の放射能濃度と降水量、地下水位(48頁)。地下水バイパス調査孔・揚水井(49頁)。排水路(51頁)。海水(52頁)。
2号機海水配管トレンチ立坑C閉塞(54頁)。立坑Cは上部を閉塞せずに残し、監視してきた。その結果、立坑Cの水位上昇は地下水の流入によるものと推測。監視を終了し、今後、水抜きと閉塞作業をおこなう。スケジュールは56頁。水移送を実施中、3月より充填を開始。充填完了後に凍結止水を解除する。
【資料3-2】使用済燃料プール対策(4.62MB)
3号機燃料取出し用カバー等設置工事進捗(4頁)。7日に西側ストッパー、10-13日に東側ストッパーを設置。ステップ3(ストッパー設置)の作業概要(9頁)。ステップ4・5の作業概要(10頁。3月-今年度中頃実施予定)。ステップ3・4・5の線量低減対策(11頁。事前の作業訓練、オペフロ場ではタングステンベストの着用および仮設遮へい体の利用)。
1号機飛散防止剤散布実績および予定(18頁)
3号機オペフロ連続ダストモニター計測値(21頁)
1号機R/Bカバー解体工事(22頁)
使用済燃料等の保管状況(23頁)
【資料3-3】燃料デブリ取り出し準備(8.05MB)
2号機格納容器内部調査(A2調査)の結果(通しで3頁)。これまでのまとめ。
1号機格納容器内部調査(B2調査)(17頁)。前回のB1調査は2015年4月に実施(2015年4月6、30日参照)。ペデスタル外1階グレーチング上の状況を調査した。
B2調査では、ペデスタル外地下階への燃料デブリ広がり具合と、格納容器シェルへの燃料デブリの到達有無を確認する(19頁)。このために、X100Bペネから自走式調査装置を投入し、ペデスタル外1階グレーチングのスキマからカメラと線量計を吊り下ろし,ペデスタル外地下階とペデスタル開口部近傍の状況を確認する。工程はステップ1(格納容器内常設監視計器(2015年5月28日参照)の取外しとガイドパイプの取替え)、ステップ2(自走式調査装置による内部調査)、ステップ3(堆積物のサンプリングと計器の再設置)。スケジュールは29頁、ステップ2は3月中旬から下旬に実施予定。
ステップ1(21頁):常設監視計器(温度計・水位計)を巻き取って回収し、ガイドパイプを取替える(B1調査時に、ガイドパイプ先端のジャバラ部に若干の段差を認めており、自走式調査装置が通過する際に引っかかるのを防止するため、ジャバラ部のないものと交換する)。
ステップ2(22頁):自走式調査装置(B1調査で使用したのと同じクローラー調査装置(2015年4月6日参照)をB2調査向けに改造したもの。IRIDのサイト(PCV内部調査/1号機原子炉格納容器内部調査(ペデスタル外側地下階調査:B2調査)用ロボット「PMORPH(ピーモルフ)」の開発について[開発担当:日立GE](2017年2月3日))に資料と動画がある)に計測ユニット(線量計と水中カメラを一体化。線量計の計測範囲は10-1 - 104Gy/h、カメラは35万画素で耐放射線性は1000Gy)を搭載(24頁)。計測ユニットはグレーチングの下へケーブルで吊り下ろす。グレーチングから格納容器床面までは約3.5m、たまり水の深さは約2.5m。格納容器の床面から40cmのところまで計測ユニットを下ろし(床面の堆積物を巻き上げないように、これ以上は下ろさない)、5cm刻みで線量率を測定しながら引き上げていく。取得した線量率が床面からの距離によりどう変化するかを見て、その場所に燃料デブリがあるかどうかを評価する(22頁右図)。圧力容器底部から落下した燃料デブリがペデスタルの外に出ている可能性のある場所は2カ所、ドレンサンプ(23頁の測定点D0。ペデスタルにはドレンサンプが掘ってあり、定検時などにペデスタル内で発生した水をそこに貯める。そこからペデスタル外のサンプ(ここにポンプを投入して水をくみ上げる。3月21日追記:このポンプは必要な時に投入するんじゃなくて常設のものみたい。19日参照)に水を導くための細い流路があり、その流路を伝わってデブリがペデスタルの外に出られる。18頁の右図、ペデスタル内の床に掘ってある四角い枡がドレンサンプ)と開口部(作業員アクセス口。測定点D1、D2)。また、開口部からペデスタルの外に出た燃料デブリが格納容器シェルに到達しているかどうかを見る(測定点D3)。また、線量率評価の基準値(バックグラウンドレベル)を測定する(測定点BG)。調査は数日(4日程度か)かけておこなう。B1調査での経験を踏まえた改善点(26頁):調査装置がグレーチング溝にはまり走行不能→装置前方にレーザーガイドを取付て空間認知能力を向上させるとともに、障害物や開口を確認しながら走行する手順を採用。俯瞰カメラ(監視カメラ)が放射線劣化により使用不能→調査を実施しない間は俯瞰カメラをガイドパイプ内に回収する運用とする。
ステップ3(27頁):B1調査で、格納容器内たまり水の底に堆積物があり、それが舞い上がるのが確認されている。この堆積物の同定と回収・処分方法を検討するために、たまり水のサンプリング(50cc)をおこなう。サンプリングした堆積物は、グローブボックス内で簡易蛍光X線による分析をおこない成分を調査する。サンプリング実施後、監視計器(温度計・水位計)を再設置する。サンプリングに使用するホース用ドラムおよび堆積物採取ユニットの写真が3月9日に公開された
各ステップにおいて、ガイドパイプにシールボックスを取付けてバウンダリーを構築、格納容器内の気体が漏れ出ないようにする(21、25、28頁)。また、作業中はダストサンプラーによるダスト濃度測定をおこなう。X100Bペネ前の雰囲気線量は約4mSv/h。
1号機はサンドクッションドレン管からの漏えいが確認されており(2013年11月13日参照)、このことから格納容器シェルの破損が想定されている。この破損の原因として可能なシナリオが、ペデスタル開口部からペデスタルの外へ出た燃料デブリがシェルと接触したというもので、それでその有無を確認したい、ということだと思う。1号機では燃料のほとんどがペデスタルに落下していると評価されていて(2011年11月30日参照)、一部が開口部を抜けてペデスタル外へ出ていることはその際に想定されている。
B1調査では、先日の2号機A2調査で見られたような気中の堆積物は見られなかった。何が違うんだろうか。2号機の格納容器内の温度計が次々壊れるのは、これのせいなんだろうか。
【資料3-4】放射性廃棄物処理・処分(3.51MB)
ガレキ・伐採木・使用済保護衣の管理状況(通しで3頁)。
水処理2次廃棄物の管理状況(3頁)。
雑個体廃棄物焼却設備の対応状況(5頁)。年次点検のため2月12日より停止中(運転再開は6月の予定)。2016年8月に発生した配管等の孔⾷や応力腐食割れ等の対策(2016年10月21日参照)について、停止している間に信頼性向上対策(10頁。前回対策では配管内の結露等を防ぐためにヒーターを設置したが、より高温での運転を想定して、ヒーターが不要となる非金属素材の配管に交換する、など)を実施する。この停止期間に、使用済保護衣の保管量は保管容量を超えることはない(9頁)。
廃棄物資料の分析結果(12頁)。IRID/JAEAの報告。2、3号機格納容器内たまり水(14頁。2号機は2013年8月7日、3号機は2015年10月22日に採取)。1号機T/Bスラッジおよびたまり水(18頁。スラッジは2015年9月30日と10月7日、たまり水は9月30日に採取)。1号機R/B内ガレキ(25頁。カバー解体工事のガレキ先行調査で2016年4月に採取した試料)。
【資料3-5】循環注水冷却(4.46MB)
1-3号機原子炉注水量低減の進捗(3頁)。3号機で実施中。2号機は3月から開始予定(スケジュールは9頁)。3号機格納容器内水位の推移(8頁)。3号機R/Bたまり水の分析結果(2月7日採取)、134Csが6.8×107Bq/L、137Csが4.3×108Bq/L、90Srが4.0×107Bq/L、トリチウムが5.0×106Bq/L。3号機格納容器ガス(ダスト・ドレン)分析結果(1月27日採取分。15、17頁)。2号機格納容器ガス(ダスト・ドレン)分析結果(2月15日採取分。18、20頁)。
建屋内RO循環設備の漏えい対策の実施および運転の再開(23頁)。12月14日の件(12月22日参照)。ジョイント部へのサポート設置、ゴムリングの交換(EPDMからシリコンゴムへ。適用温度が-8 - 40℃から-30 - 40℃へ拡張)を実施し、A系は6日より、B系は17日より運転開始している。
1号機格納容器ガス管理システム核種分析装置(A)機器異常発生(28頁)。2月10日の件。時系列は29日(12日に復旧している)。今後の対応として、当該事象が発⽣した場合は、今回同様に定められた対応⼿順に則り速やかに復旧操作を⾏う。また、冷却装置の不純物が凍結したことによる詰まりが原因と考えられることから、抜本対策を検討中。これまでも同様の事象が数回発生している。2月12日参照。
【資料3-6】環境線量低減対策(7.29MB)
T/B東側地下水および海水のモニタリング(通しで2頁)。2016年11月22日の地震による津波で破損した1-4号機取水路開渠入口のシルトフェンス(11月22日参照)は、1月25日に新しいフェンスで復旧。破損したシルトフェンスは底部の錘部分にも損傷が見られたが、これは、撤去したカーテンウォール(取⽔路の海⽔上層を壁で仕切ることで⽐較的温度の低い下層の海⽔を取⽔するための鉄筋コンクリート構造物。開渠への作業船航⾏の⽀障となるため発災後に撤去した)の基礎部分が残存していたのに接触したためと推定。復旧の際に、シルトフェンスの保護対策として設置位置を南側に約30m移動した(20、21頁)。この変更にともない、海水のサンプリングポイント「東波除堤北側」がシルトフェンスの外側となってしまったので、当該ポイントを約50m移動し、11日よりサンプリングを開始している(21頁)。地下水(4-15頁)、排水路(16-18頁)、海水(22-32頁)、港湾口海水モニター(海水放射線モニター)(33頁)。
【資料3-7】労働環境改善(3.03MB)
管理対象区域の運用区分(通しで1頁)
企業等の運用開始(3頁)。20日より各企業が順次移転し利用を開始している。
【資料3-8】5・6号機の現状(1.69MB)
メガフロート⽔位上昇の点検状況と今後の対応(1頁)。16日にNo.5 VOID区画の水位上昇が確認された件。17日に、隣接する区画へ水を移送して水位を0.1m低下させ、その後の水位上昇を監視。20日までに平均2cm/日の水位上昇(約18m3の流入)を確認した。海水流入箇所を確認するため、21日より上部甲板のマンホール等の開口部から水中カメラを中に入れて調査を実施した結果、北西側の下部に補強板の変形と10cm程度(推定)の割れらしきものを確認(5頁に写真。21日参照)。今後、補修方法を検討し、対応を図る。また、メガフロート北側3カ所で海水サンプリングを1日1回実施する(場所は6頁)。水中カメラによる調査は27日に終了の予定。補修は3月上旬に実施の予定。海水サンプリングは補修が終わるまで継続する(スケジュールは7頁)。8頁にメガフロート設備の概要。2011年5月-2012年11月に物揚場に係留して5、6号機T/Bたまり水を貯留していた。物揚場への船舶入港の障害になるので2012年12月に現在の港湾内北側に移動、その際に貯留していた水を抜き取って、その後にバラスト水としてろ過水約8000m3を貯留している(2012年11月21日参照)
【資料4-1】立体的な線量評価が可能なマルチコプター「RISER」の適用性試験について(908KB)
【資料4-2】研究開発プロジェクトの進捗状況及び次期計画の方向性(14.9MB)

放射線データの概要2月分(1月26日~2月22日)(PDF 3.20MB)
4頁に、2号機原子炉格納容器内部調査における線量低減対策についてのまとめあり。



ニコ生
【2017年2月23日】東京電力 「中長期ロードマップの進捗状況」 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2017.2.23(木)17時45分 ~





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