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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2017年3月21日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 147KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機格納容器内部調査(B2調査)ステップ2(自走式調査装置による内部調査)、4日目を実施。2月23日、3月9、13日参照。
1号機PCV内部調査進捗 ~19日・20日調査速報~ (PDF 2.88MB)
19、20日の結果速報
19日の作業作業時間は10:00-19:20。インストール班(調査装置の投入・回収の他に、現場での作業をおこなう)5人/班×6班、オペレーション班(装置を操作する)4人/班×2、放射線管理員を含めて計61人(延べ人数ではない、とのこと。じゃ、19日の報告も実人数なのかしら)が従事。計画線量2.5mSv/日、実績は平均が0.15mSv/人、最大が0.69Sv/人。
20日の作業作業時間は09:50-20:00。インストール班が5人/班×6班、オペレーション班が4人/班×2、放射線管理員を含めて計72人が従事。計画線量2.5mSv/日、実績は平均が0.13mSv/人、最大が0.69Sv/人。
19日は測定点BGで測定を実施。計測ユニットを格納容器床面より約0.3m(繰り出したケーブルの長さから推定。今後、取得した映像から精査する)のところまで下ろして線量測定を実施。その後、5cm刻みで計測ユニットを引き上げ静置して各深さでの線量を測定した。最下点での線量率は11Sv/h、グレーチング上の線量率は3.8Sv/h。最下点で取得した映像(1頁右上)を見ると、格納容器床面には構造物はなく、砂状の堆積物が一様に積もっているように見える。たまり水中の線量率は最下点が一番高く、引き上げるに従って減少した。床面上の堆積物は、線量率、砂のような見た目から燃料デブリではないと考えるが、何かはわからない。。
20日は測定点D2とD3を調査。D2では計測ユニットを下ろしたところに配管があり、これと干渉したために最下点は格納容器床面から約1m(数字は今後精査予定)のところとなった。最下点で撮影した映像(2頁右)では、配管の上に青く見える堆積物(この青い色は、動画を見るとこの色に見えない場面もあり、カメラの具合で青く見えるだけなのではないか)があり、その上に、測定点BGでも見られた砂状の堆積物がかぶっているように見える。配管は画面の左上から右下に伸びていて、ほぼ画面全体の太さ(右上の暗がりは配管の向こうが見えている)。配管の下の床面は見えなかった。青く見える堆積物が何かはわからない(鉛の遮へい体、ケーブルの被覆、アルミニウム製の空調ダクトなどが溶けたものかもしれない)。この部分は床面から1mの高さにあることから、青く見える堆積物は燃料デブリではないと考える(ペデスタル開口部を通って出てきた燃料デブリが高さ1mまで盛り上がっているとは考えにくい)。D2での最下点の線量率は6.3Sv/h、グレーチング上は12Sv/h。
その後、D3に移動しようとしたが、近くに主蒸気配管(2頁左図。格納容器の左上側から生えている4本の配管)のサポートがあり、これと干渉して通過できないリスクがあったため、D1へ移動して昨日の調査は終了した。今日はD1で調査の予定だったが、ペデスタル開口部に近いD3での調査を優先して実施し、D1はD3のあとにする予定。また、18日に調査したD0の再調査(19日参照)など積み残しが増えてきたので、検討の結果、調査予定を1日延長して明日22日までとする。今後の調査内容は今後検討する(D2を再調査する可能性もあり)。明日も17:00より臨時会見を予定。
環境への影響について(5-7頁)。この調査による環境への影響はない。格納容器側壁のコンクリートは約1.7m以上、底部にもコンクリートを打ってあり(最厚で約2.6m)、その下はR/Bの分厚い鉄筋コンクリート(約7.6m以上)になっている(5頁)。これらの厚い遮へいにより、格納容器内部の放射線は遮へいされている。また、調査により格納容器内部の気体が外に漏れないような仕組みを作っており、装置を投入するX100Bペネ付近にダストモニターを設置してダスト濃度をモニターしているが異常はない。敷地境界においては、モニタリングポストダストモニターで常時監視しており、調査による有意な変動は観測されていない。原子炉の冷却状況も同様であり、1号機格納容器内温度に変動はない。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:資機材整備。

2号機原子炉注水量の低減(11月24日、3月6日参照)、7日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを7、15日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.5m3/h。問題なければ、次の低減操作は22日の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

地下水バイパス、09:55-15:25に一時貯留タンクGr1から排水を実施。排水量は1339m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(16日採取)と集水タンクNo.1(13日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が770Bq/L、第三者機関が830Bq/L。明日22日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。20日採取分の分析結果と3-9日の流量データ。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 327KB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。3-15日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 203KB)
この週は降水量が37.5mmとまとまった降雨があったが、地下水ドレンからT/Bへの移送量は増えなかった。地下水ドレン前処理装置(9月28日参照)の運用開始(1月30日参照)により、降雨時にくみ上げ水中の塩分や全β濃度が上昇しても、T/Bではなく浄化装置へ移送できるようになったためと考える。

実施計画の変更認可申請(1月5日提出)が17日に規制委に認可された。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の認可について(プレスリリース)
認可:地下貯水槽の一部撤去、ブルータンク(ブルータンクエリアA)とモバイル型ストロンチウム除去装置(A系統)の移設に関する記載の変更および地下水ドレンの運転管理に関する記載の適正化



ニコ生
《1号機原子炉 内部調査後》【2017年3月21日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2017.3.21(火)17時 ~




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