リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2017年3月30日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 138KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):作業用カメラ取り外し、柱・梁取り外し準備。作業時間は08:03-10:30。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:柱・梁取り外し(作業予定時間:07:00-14:00)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:05-14:45に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は699m3


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。28日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
No.10のトリチウムは1800Bq/L。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 79.2KB)
2015年11月12-16日と2017年2月3日-3月27日(これ28日の間違いだと思う)採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンク(26日採取)と集水タンクNo.2(24日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が870Bq/L、第三者機関が930Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.5Bq/L)、第三者機関が0.38Bq/L。明日31日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。29日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 286KB)

凍土遮水壁の状況
陸側遮水壁の状況(第二段階)(PDF 5.92MB)

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第40回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
【資料1】プラントの状況(3.22MB)
【資料2】中長期ロードマップの進捗状況(概要版)(8.86MB)
【資料3-1】汚染水対策(31.8MB)
建屋流入量の低減状況(通しで2頁)。建屋流入量(地下水・雨水等)は低減対策(地下水バイパス、フェーシング、サブドレン、凍土遮水壁)の実施で、対策前の400m3/日程度から120m3/日(3月の平均)まで低減しており、中長期ロードマップの目標水準(1-4号機建屋への地下水流入が100m3/日未満(損傷した屋根からの雨水の流入が10m3/日、プロセス主建屋・高温焼却炉建屋への地下水流入が10m3/日程度あり、1-4号機建屋への地下水のみの流入は100m3/日程度となる。6頁))に概ね達している。3、4頁に2014年4月以降の推移。
凍土遮水壁の状況(9頁)。山側の補助工法実施予定および進捗(19頁)、温度の低下状況(20-23頁)。凍土遮水壁凍結前後の4m盤くみ上げ量の推移(29頁)。
タンク建設進捗(35頁)。タンク解体状況(H4エリア:43頁、H5エリア:45頁、Bエリア:47頁、タンク解体中のダスト測定結果(49、50頁))。
水バランスシミュレーション(51頁)
1号機T/Bたまり水の除去(54頁)。22日より追設ポンプで排水を開始(56頁)、23日にたまり水水位は最下階の床面レベル以下となり、24日に湿った部分はあるが床面が露出しているのを現場で確認した(57頁)。その後、追設ポンプで安定的な排水ができており、水位は床ドレンサンプ内で制御できている(58頁。水位はポンプの自動起動/停止レベルの中におさまっている)。以上により、1号機T/B最下階のたまり水を除去できたと判断した(55頁)。今後、残水の確認されているエリアについても適宜排水する(59頁)。
福島第一原子力発電所1号機タービン建屋内滞留水の除去について(1:15) (動画)
サブドレン他水処理施設の状況(66頁)。くみ上げ状況(62頁)、稼働状況(63頁)、排水実績(64頁)、地下水ドレン水位と港湾内海水の放射能濃度(65頁)、海側遮水壁のたわみ(66頁)、地下水ドレン稼働状況(67頁)、サブドレン稼働後の建屋流入量評価(68頁)。
H4・H6タンクエリアモニタリング(71頁)。H4エリア周辺(72頁)。観測孔E-1の放射能濃度と降水量、地下水位(75頁)。地下水バイパス調査孔・揚水井(76頁)。排水路(78頁)。海水(79頁)。
SARRYポストフィルターベントラインからの漏えい(81頁)。3月2日の件。漏えい箇所は、SARRY A系のポストフィルター(吸着塔シリーズの後にある。83頁に図)の耐圧ホース継手部。もともとビニール養生がしてあったが、そこから漏えいした。耐圧ホースに変位を与えると継⼿部から⽔が漏出するので、継⼿シール部の劣化と判断。3⽇に耐圧ホースの交換・漏えい確認等をおこない、異常がないことを確認。また、継⼿のメタルタッチ部には液状ガスケットを塗布し、耐圧ホース継⼿部に⼒が集中しないようインシュロックで固定した。
多核種除去設備ALPS B系共沈タンクのライニング剥離(85頁)。2月に多核種除去設備ALPS B系の共沈タンクで内⾯のゴムライニングの剥離を確認した。2016年8月にB系炭酸塩処理ラインのクロスフローフィルター(CFF)で差圧上昇を認め、過去の事象と同様にスラリー付着が原因と推定して洗浄を実施したが解消せず。2017年1月に交換のためCFFを取外したところ、CFF入口に付着物を確認。付着物同定のためCFF上流の共沈タンク内を調査し、ゴムライニングの剥がれを確認。CFFの差圧上昇はこの剥離した共沈タンクのゴムライニングがCFF入口に詰まって発生したものと推定。A、C系の共沈タンクにはライニング剥離なし。また、同様にゴムライニングしてある供給タンクではA-C系でライニング剥離なし。今後の予定:B系は調査・補修のため当面停止(タンク計画はAC系と増設多核種除去設備で対応可能)。共沈タンク(B)の調査を継続(水位をさらに下げて内面全体を見る)。増設多核種除去設備の共沈・供給タンクについても調査を計画。89-92頁にタンク内面の写真(共沈タンク(B)は89頁)。
2号機復水器内貯留水の水抜き(93頁)。2号機復水器の貯留水は約750m3137Cs濃度は約5.0×108Bq/L。復水器内ホットウェル天板の上にポンプを設置、および、排水ラインを設置し、天板より上の水(約420m3)をプロセス主建屋へ排水する(95頁)。その後、天板より下の水抜きをおこなうための現場調査を実施し、実施方法を決定する。復水器(A、B、C)は連通しているのでポンプはBに設置、移送ラインは滞留水移送装置集合ヘッダーに接続してプロセス主建屋へ移送(96頁)。ポンプ・移送ライン設置は3月実施、4月に水抜き作業を実施予定(98頁)。また、3号機復水器についても6月から水抜きを実施するよう準備中。
【資料3-2】使用済燃料プール対策(24.1MB)
1号機オペフロ調査結果(中間)(通しで4頁)。オペフロ北側の崩落屋根の下をコア抜き箇所から能動スコープを使って調査した(6頁)。崩落した屋根の鉄骨はほぼ原型をとどめており、切断して順次撤去できることを確認した。また、屋根スラブが崩れて小ガレキとなっている箇所があることを確認。7頁に、3Dスキャン結果と撮影写真を基に作成した天井クレーン・燃料取扱機の状況のイメージ図。原子炉ウェルプラグのズレは、これまで確認された上段(南/北)と中段(中/⻄)だけでなく、全てのプラグが正規の位置からズレているのを確認した(12頁にイメージ図)。ただし、これにより格納容器から放射性物質が放出されている状況ではないと考える(定例のダストサンプリングで有意な放出は確認されず、オペフロのダストモニターでも有意な変動はない。21頁)。プラグのズレが確認されたので、原子炉ウェルからの線量寄与を確認するために線量率調査を2月22日に実施(13頁)。ケーブルの先端にプローブの付いたエリアモニター(半導体検出器、測定範囲は0.01-999.9mSv/h)をサテライトカメラ架台に取り付け、プローブを約4m架台から降ろして、ウェル北側にあるプラグ上段と中段のスキマ部の真横で測定を実施(14頁)。オペフロ床面では、ガレキのないA点で475.6mSv/h、最大値を示したB点(床面にガレキあり)では512.7mSv/h。スキマ部から離れると線量率は低くなる(15頁)。床面から10cm刻みで上方の線量率を測定すると、高さ30cm(概ねスキマの中央の高さ)で最大(A点で503.7mSv/h、B点で565.8mSv/h)となり、40cm以上で急激に減少、70cm以上ではなだらかに減少した。この結果から、スキマ部からの線量寄与が約400-460mSv/h、オペフロ床⾯からの線量寄与が約100mSv/hと推定される(16頁)。プラグ間のスキマ内部の線量率測定のため、能動スコープの根元に線量計(GM管、測定範囲は0.1μ-10Sv/h)を取り付け、試験的に計測したところ、プラグの中央に近づくほど線量率が高く、最大で2230mSv/h(参考値)だった(17、18頁)。オペフロのダスト粒径分布について、3月7日(壁パネルのない状態、オペフロでの作業なし)に定例のダストサンプリング実施位置で粒径測定を実施(19頁)、結果は0.3-0.5μmが約92%で2015年12月8日(壁パネルのある状態)と変わらず(20頁)。これまでの調査結果まとめ(21、22頁)。今後の予定(23頁)、新たに確認されたウェルプラグのズレへの対応を含めガレキ撤去作業計画立案のためさらなる調査が必要であり、カバー関係作業と並行して調査をおこなう。これまでの調査履歴まとめ(26、27頁)。崩落屋根をコア抜きして開けた穴から能動スコープを入れて調査する手法については2016年3月24日を参照。今回の調査の計画については2016年9月8日を参照。
3号機燃料取出し用カバー等設置工事(28頁)。ステップIII(ストッパー設置)は7日に終了(計画線量0.90人Sv、実績0.41人Sv、最大1.45mSv/⽇)。ステップIV(FHMガーダー設置)を1⽇に開始している。ストッパー設置後に6方位線量測定(2016年3月31日参照)を実施(2月27日-3月1日。前回は12月5-15日。12月22日、2月20日参照)。測定高さは1.2m(遮蔽体上)、3.2m(ガーダー下弦材上)、7.0m(ガーダー上弦材上)。ストッパーや使用済燃料プールの養生蓋の設置により、12月よりも線量率は低減し、測定点77点すべてで2mSv未満となった。スケジュールは44頁。
2号機燃料取出しにともなう周辺ヤード整備工事(48頁)。構台の設置は2月中旬に完了、現在は前室の設置工事を実施中。スケジュールは50頁。
1号機飛散防止剤散布実績および予定(53頁)
3号機オペフロ連続ダストモニター計測値(56頁)
1号機R/Bカバー解体工事(57頁)
3号機燃料取出し用カバー設置工事(58頁)
使用済燃料等の保管状況(59頁)
【資料3-3】燃料デブリ取り出し準備(23.4MB)
2号機格納容器内部調査(A2調査)画像解析による追加報告(通しで21頁)。ガイドパイプによる調査で取得した画像データを鮮明化処理し、ペデスタル内部の状態について確認した結果、ペデスタル内のグレーチングと上部(圧力容器底部側)について以下のように追加の情報を得た。
グレーチング:スロット開口部の左側で従来確認されていたのよりもさらに奥側のグレーチングが脱落している。脱落部の下から湯気が上がっている(26頁)。ペデスタル内左奥の内壁を確認。新たにグレーチングの脱落が確認された場所にケーブル状の落下物がある(27頁)。ペデスタル内右奥の内壁を確認。スロット開口部より右側のグレーチングは見える範囲で脱落していない。グレーチング上にTIP案内管らしき落下物あり(落下していないTIP案内管も見える。28頁)。以上をまとめたのが29頁。青がグレーチングが存在している範囲、赤が脱落している範囲、灰色は確認できなかった範囲。
ペデスタル上部:CRDレール端部近くの上部ではPIPケーブル、LPRMケーブル、サポートバー等の既設構造物がほぼ想定の位置にあり、⼤きな損傷がないことを確認。ペデスタル中央部の左側(⻩⾊破線部内)はPIPケーブルやLPRMケーブルの位置が特定できなかった(30頁)。左側のTIP案内管サポートを2本確認。このサポートの上部にあるPIPケーブルやLPRMケーブルは損傷している(31頁)。中央部左側のケーブル類が確認できない範囲(この範囲は既設構造物が脱落しているようにも見える)の奥側はケーブルが確認できる(32頁)。左側に比べて右側はケーブル類を多数確認できる(33頁)。以上をまとめたのが34頁。緑はケーブル類の位置が特定できた範囲、黄はできない範囲。
グレーチングとペデスタル上部の観察結果を重ねると、上部のケーブル類が特定できない範囲とグレーチングの脱落範囲は重なっていることがわかる(35頁)。さらに検討を継続する。
【資料3-4】放射性廃棄物処理・処分(2.46MB)
ガレキ・伐採木・使用済保護衣の管理状況(通しで3頁)
水処理2次廃棄物の管理状況(3頁)
ガレキ・伐採木・使用済保護衣の保管量推移(4頁)
廃棄物試料の分析結果(5頁)。IRID/JAEAの報告。構内の露地から採取した6試料(2015年3-5月採取。7-14頁)、雑固体焼却設備の焼却灰(2016年2-3月ホット試験時に採取。15-18頁)、キュリオンセシウム吸着装置の出入口水(2014年11月-2015年9月採取。19-26頁)、増設多核種除去設備A系処理水(2016年7月25日採取。27-31頁)。
【資料3-5】循環注水冷却(6.37MB)
1号機使用済燃料プール崩壊熱量低下にともなう温度確認の実施(通しで3頁)。発災から6年を経過し、使用済燃料プールに保管している使用済燃料の崩壊熱は低下してきている。今後の使用済燃料プール代替冷却設備の運⽤⽅法を再検討するため、1号機使用済燃料プール代替冷却設備を停⽌した場合に、プール表面からの放熱(熱伝導と蒸発による気化熱)によりプール水温が制限温度(60℃)未満で安定することを確認する。実施内容としては、1号機で1次系と2次系の間の熱交換器をバイパスさせて1次系のみの運転としてプール水温の変化を見る(5頁)。外気温が5-15℃程度の場合にプール水温は25-30℃で安定するものと評価(8、9頁)。期間は3週間程度、4月上旬開始の予定。得られた結果により、プール水温評価の精度向上(点検等の設備停止時にプール水温が制限温度に達するまでの時間的裕度が⼤きくなる。現状では、プール表面からの放熱はないものとして設備停止時のプール水温を評価している)が期待される。また、夏季の設備運用方法の検討に資する。
1-3号機原子炉注水量低減の進捗(13頁)。1、3、2号機の順に実施し、全号機で完了した(18頁)。3号機の格納容器内水位は事前評価通り、注水量低減で約40cm低下(22頁)。2号機R/Bたまり水の分析結果(2月23日採取)、134Csが2.8×106Bq/L、137Csが1.8×107Bq/L、90Srが1.8×107Bq/L、トリチウムが2.6×105Bq/L。2号機格納容器ガス(ダスト・ドレン)分析結果(2月15日採取分)分析中(2月23日)だった全αの結果はND(29頁)。
1号機R/Bたまり水の分析結果(3月7日、低減後採取)、134Csが8.1×106Bq/L、137Csが5.4×107Bq/L、90Srが7.6×106Bq/L、トリチウムが1.0×106Bq/L(32頁)。1号機格納容器ガス(ダスト・ドレン)分析結果(3月16日、低減後採取分)分析結果は33頁。
【資料3-6】環境線量低減対策(16.0MB)
【資料3-7】労働環境改善(1.63MB)
Green zone(一般服エリア)の拡大(通しで3頁)
【資料3-8】5・6号機の現状(3.30MB)
【資料4】福島第一原子力発電所緊対本部の新たな体制について(403KB)
発災以降、免震重要棟に緊対本部をおいてきたが、去年10月より運用開始した新事務本館に緊対室を整備し、新事務本館の組織と一体的に運用する体制とする(免震棟にはプラント監視業務を行う当直員とその当直員と連携を図る運転班を残す)。これにより、緊急時対応と廃炉作業を両立させた更なる効率的業務運営を目指す。4月3日より新体制へ移行する。

廃炉情報誌「はいろみち」を創刊した。
福島第一原子力発電所 廃炉情報誌「はいろみち」を創刊しました。(4月1日公開)

放射線データの概要3月分(2月23日~3月29日)(PDF 3.24MB)


木曜日の会見を担当していた川村信一・廃炉推進カンパニー広報担当は今月末で異動となる。
えー。川村さん好きだったのに。残念。川村さんは2014年8月7日が初回だった。



ニコ生
【2017年3月30日】東京電力「中長期ロードマップの進捗状況」記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2017.3.30(木)17時45分 ~





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