リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2017年3月7日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 21.0KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):オペフロ調査。作業時間は08:36-14:16。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:オペフロ調査(作業予定時間:07:30-14:00)。

2号機原子炉注水量の低減(11月24日、3月6日参照)、10:17-10:25に操作を実施し注水量4.4m3/hを4.1m3/hに低減した。操作の前後でプラントパラメータに有意な変動はなかった。引き続きプラントパラメータを監視し、圧力容器底部温度および格納容器内温度の上昇が想定の範囲(7度以内)で安定したことを確認した後、15日に次の低減操作を実施する予定。

3号機使用済燃料プール代替冷却系1次系、配管清掃のため1日より停止中

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

地下水バイパス、10:07に一時貯留タンクGr3から排水を開始
(以下、8日の会見資料より)17:24に排水を停止。排水量は1752m3
福島第一原子力発電所 地下水バイパス排水に関するサンプリング結果(南放水口付近)(PDF 118KB)(3月9日公開)


その他


T/B地下たまり水の核種分析結果。3、4号機の2月15日採取分。
福島第一 タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果(PDF 8.01KB)

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。2日採取分(4日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 120KB)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(2日採取)と集水タンクNo.1(2月28日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 17.0KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が870Bq/L、第三者機関が910Bq/L。明日8日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。6日採取分の分析結果と2月17-23日の流量データ。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 271KB)

実施計画の変更認可申請を昨日6日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請について(プレスリリース)
変更:1-3号機原子炉注水ラインの一部について,SUSフレキシブルチューブからポリエチレン管へ取り替え。
12月2日の規制庁面談(件名:福島第一原子力発電所における1~3号機原子炉注水ラインの一部ポリエチレン管化による信頼性向上対策に係る面談)資料(資料【PDF : 1MB】)によれば、「CS系のフレキシブルチューブは,震災後に緊急で設置したため,余長により比較的曲がり(曲率)が小さく応力がかかりやすい箇所がある。このような状況では,配管内の流路が閉塞気味となり,圧力損失の上昇等により,炉注流量に影響を及ぼす可能性がある。また,曲がり部にかかる過度な応力により,配管の損傷につながる可能性がある。よって,配管敷設状況の改善する必要がある。(2頁)」とのこと。



福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)


おまけ


【復興の道標・不条理との闘い】偽ニュース海外拡散 格納容器の高線量...誤解:復興の道標:福島民友新聞社 みんゆうNetスクショ12
東京電力は同2日、福島第1原発2号機の原子炉格納容器内の画像を解析した結果、線量が推定で最大毎時530シーベルトに上ると発表した。これが事実と異なるうわさのきっかけだった。
「福島の放射線量が今、過去最高のレベルに達している」。視聴者数の多い米国のある放送局は、東電の発表を受けてそう報じた。画面には原子炉建屋の水素爆発など2011(平成23)年当時の映像が映し出され、当時取材に携わったという男性記者は「まさか6年たってここまでひどい状況になるとは夢にも思わなかった」と深刻そうにコメントした。
2月15日に「2号機格納容器内部調査(放射線防護について・推定された線量について)(PDF 110KB)」という資料が出されたけど、これは上記のような状況を受けてのことだった。線量が最近になって上昇しているというのは明らかな虚偽で、それをフェイクニュースというのはその通り。でも、全体の状況の中から一部だけを取り出して加工することで事実と異なる印象を与えるような記事なら、この6年間いくらでもあった(今回の2号機格納容器内部調査でも、数百Sv/hの線量率について「短時間で致死量に至る」などの表現で一斉に報じられた。格納容器の中なんて誰も行かないのに、わざわざ「死亡」という文字で恐怖感を表す。報道する側が放射線を恐ろしいものとしてしか捉えていないからかもしれない)。2016年のトランプ米大統領選出以来、フェイクニュースという概念が世界的に問題視されているけれど、そもそも報道なんてそんなものなんだと、今では思っている。
商売になるものはなんだって、それを買う人がいるから商売になるのだ。報道は人々が求める情報を売る商売なのだから、人々が求める情報が真実ではなく気持ち良くなる情報(楽しい、面白い、感動する、処罰感情や承認欲求を満たしてくれる、みたいな)である以上、報道が提供する情報が真実である理由なんてそもそもないんだ。売れる情報を売らなきゃ商売にならない。ただそれだけのこと。
最近はNHKだって「わかりやすいニュースを」なんて言って、いろいろやってるけれど、そもそもニュースなんて背景を知らなきゃよく分からないし、面白くもない。昔のNHKニュースはそういうものだった。それが本来の報道のあるべき姿だったんだと思う。それを、「わかりやすい」という題目の元、簡単に理解できるように物事の背景を単純化するとか、感情移入しやすいストーリーに沿って取捨選択した事実のみを流すとか、昔はニュースを見てる人がしていた作業を報道する側が代わりにやっている。そうしないと、「ニュースは見てもつまらない」、だから「ニュースは見ない」。それじゃ、NHKといえども商売にならないから、「わかりやすいニュース」を流す。だけど、そうやって報道される情報はすでに事実の解釈になっているし、それはもうフェイクニュースの領域なんだと思う。



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