今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況について(日報)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点
滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点
1号機R/Bカバー解体作業。
本日の作業実績(PDF):遠隔装置通信確認。作業時間は08:40-09:48。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:遠隔装置通信確認。
2号機使用済燃料プール、冷却停止試験(8月18日参照)で代替循環冷却装置による冷却を8月21日より停止中。停止期間は9月下旬頃までの予定。停止時のプール水温は30.0℃。
サブドレン他水処理施設、10:14に一時貯水タンクCから排水を開始。
(以下、27日の日報より)16:24に排水を停止。排水量は920m3。
その他
8月2日に4号機R/B南西側のサブドレンピットNo.51の水位が一時的に低下した件。8月3日以降、4号機R/Bおよび廃棄物処理建屋近傍のサブドレン水の分析を実施している。24日(トリチウム)、25日(Cs、全β)採取分について、前回の分析結果と比較して有意な変動はない。分析結果は日報を参照。
地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。21日採取(23日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 33.8KB)
サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(22日採取)と集水タンクNo.3(20日採取)の分析結果。
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が920Bq/L、第三者機関が930Bq/L。明日27日に排水の予定。
構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。25日採取分の分析結果と8-14日の流量データ。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 77.3KB)
実施計画の変更認可申請(6月19日提出)の一部補正を昨日25日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正:中低濃度タンク(H4南エリア)の設置、中低濃度タンク(G6エリアフランジタンク)、雨水回収タンクの撤去、中低濃度タンク(G3エリアタンク)の雨水回収タンクへの転用、使用済セシウム吸着塔一時保管施設(第四施設)の架台に関する記載の適正化。
今日、第3回廃炉・汚染水対策関係閣僚等会議で中長期ロードマップが改定された。
(資料1)中長期ロードマップ改訂案について(391KB)(会議資料)
(資料2)東京電力ホールディングス(株)福島第一原子力発電所の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ(案)(1.00MB)(会議資料)
改定後のマイルストーン(()は前回改定(2015年6月12日))
汚染水対策:
汚染⽔発⽣量を150m3/⽇程度に抑制 2020年内
浄化設備等により浄化処理した⽔の貯⽔を全て溶接型タンクで実施 2018年度(2016年度早期)Sr処理水のフランジ型タンク貯留の解消スケジュールについては、2016年3月3日(2016年度内(か、それ以降)に解消予定)、9月28日(2018年4-5月予定)、12月26日(2018年7-10月予定)と報告されてきている。
1、2号機間及び3、4号機間の連通部の切り離し 2018年内
建屋内滞留⽔中の放射性物質の量を2014年度末の1/10程度まで減少 2018年度
建屋内滞留⽔処理完了 2020年(変わらず)
燃料取出し:使用済燃料プール内の燃料の取出し
1号機の開始 2023年度⽬処(2020年度)
(オペフロのガレキ調査結果やウェルプラグのズレなど新たに判明した状況を踏まえ、ダスト飛散防止や工程の安全対策のため、開始時期を遅らせる。13頁)
2号機の開始 2023年度⽬処(2020年度)
(オペフロ上部の全面解体に先立ってオペフロの線量・ダスト濃度等を調査し放射性物質の飛散防止策を徹底、2号機周辺の環境改善(1・2号機排気筒上部解体や海洋汚染防止対策等)を実施。14頁)
3号機の開始 2018年度中頃(2017年度)遅れについては2017年1月26日に既報
燃料デブリ取出し:
初号機の燃料デブリ取り出し⽅法の確定 2019年度(2018年度上半期)
初号機の燃料デブリ取り出しの開始 2021年内(変わらず)
廃棄物対策:
処理・処分の⽅策とその安全性に関する技術的な⾒通し 2021年度頃
燃料デブリ取出し方針(17頁)
現時点では不確実性が多く、今後の作業(現場調査や工法開発など)で得られる知見を踏まえ不断の見直しをおこなっていく(ステップ・バイ・ステップのアプローチ、予備エンジニアリングの実施)。
アクセス性の観点から、格納容器底部には横から、圧力容器内部には上からアクセスする工法を前提に検討を進め、格納容器底部にある燃料デブリを横から気中工法で取出すことを先行する (格納容器底部へのアクセス性が最もよく、内部調査で知⾒が蓄積、 より早期に開始できる可能性、使⽤済燃料の取り出し作業と並⾏し得る)。
取出した燃料デブリの処理・処分方法については必要な技術の検討を進め、燃料デブリ取出し開始後の第3期に決定する(20頁)。
廃止措置計画は、30~40年後の廃止措置終了を目標に、東京電力が第3期に策定する(23頁)。
コミュニケーションの強化(32頁)
長期に及ぶ廃炉作業を実施する上で、廃炉に関する取組への理解を地域・社会から得ることは不可欠であり、様々な立場の方々との双方向のコミュ ニケーションの充実を図っていくことが重要。
増田さんによれば、燃料デブリ取出し後に敷地内をどうするのかについては、まだ白紙。世界的に見ると、全くの更地にはしないケース(ブラウンフィールド)もある、とのこと。
福島第一原子力発電所の廃止措置等に向けた中長期的対策の取組状況(概要)(PDF 218KB)(報道配布資料)
東京電力ホールディングス株式会社お知らせ(コメント) 「東京電力ホールディングス(株)福島第一原子力発電所の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ」の改訂について(お知らせ)
ニコ生
【中長期ロードマップの改訂】東京電力 記者会見
文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2017年09月26日 - Twilog
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