今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況について(日報)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点
滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点
1号機R/Bカバー解体作業。
本日の作業実績(PDF):遠隔装置通信確認。作業時間は09:16-10:20。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:資機材整備。
2号機使用済燃料プール、冷却停止試験(8月18日参照)で代替循環冷却装置による冷却を8月21日より停止中。停止期間は9月下旬頃までの予定。停止時のプール水温は30.0℃。
12:46に処理水タンクJ4-D4タンク(J4エリアD4タンク)で、13:01にJ4-F2タンク(J4エリアF2タンク)で、「タンク水位偏差」の警報が発生。
それぞれのタンク水位は以下のとおり。
・J4-D4タンク水位 12,588mm(警報発生前日水位12,608mm)
・J4-F2タンク水位 12,579mm(警報発生前日水位12,599mm)
J4-D4タンクでは、13:07に警報クリア、その後、13:11に再度「タンク水位偏差」警報が発生し、13:21にクリア。
J4-F2タンクでは、13:02に警報がクリアした。
目視による現場確認を実施し、漏えい等の異常がないことを確認。
J4-D4タンクと隣接するタンクJ4-D3タンクとの連結弁を開いたが、隣接タンクの水位計で水位低下を確認せず。同様に、J4-F2と隣接するJ4-F3タンクとの連結弁を開いたが、水位低下を確認せず。
これらのことから、今回の警報の発生については、当該タンクからの漏えいではなく、外気温の変化に伴うタンク水位の変動と判断。
福島第一原子力発電所構内の処理水タンク「タンク水位偏差」警報の発生について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所構内の処理水タンク「タンク水位偏差」警報の発生について(続報)(報道関係各位一斉メール)
タンクに水を貯留する際には、タンクの連結弁を開いた状態で水を移送し、移送完了後に連結弁を閉じる。したがって、移送後に水の出入りがなければ、連結弁でつながっているタンク群は全て同じ水位になっている。したがって、隣接するタンクとの間の連結弁を開いて水位の変動がなければ、漏えいはしていないということが言える。
タンク水位偏差って、どういう意味?
地下水バイパス、10:08に一時貯留タンクGr3から排水を開始。
(以下、29日の日報より)17:24に排水を停止。排水量は1845m3。
サブドレン他水処理施設、10:59に一時貯水タンクEから排水を開始。
(以下、29日の日報より)17:26に排水を停止。排水量は963m3。
その他
サブドレンピットNo.201、202、203、208、209、212で測定していた水位よりも実水位が709mm低いことが判明。
水位計の設定に誤りがあったため。このため、もっとも早く使用開始したNo.203の使用開始日(2017年4月19日)以降、これらのサブドレンピット水位と1-4号機建屋たまり水水位が逆転している可能性があると判断。15:55に運転上の制限(特定原子力施設の保安第1編第26条「建屋に貯留する滞留水」、各建屋のたまり水水位が「各建屋近傍のサブドレン水の水位を超えないこと」)を満足していないと判断した。また、同時刻に1-4号機周辺のサブドレンピット全てのくみ上げを停止。今後、1-4号機建屋近傍のサブドレン水の放射能濃度測定を実施する。また、これらのサブドレン運転期間中のサブドレン水位と近傍建屋たまり水水位を調査し、実際に水位の逆転があったかどうかを確認する。
当該のサブドレンピットは発災後に新設したもので、大口径化のための増強工事(2016年9月28日参照)を順次おこなって、今年4月以降に使用を再開している。
新しいサブドレンピットの掘削工事(新設サブドレンの口径拡張工事?)において、計装系の担当者が掘削作業で使用している地図を見た際に、自分たちの使用している地図と水準が違う値であることに気づいて、今回の事象が判明した。水位設定の誤りの原因、および、709mmという数字がどこから来たものかは調査中。
現在、サブドレンのL値(サブドレンのくみ上げポンプを停止する水位。これ以上は水位が下がらないようにする値)設定値はT.P. 1800mm。L値(=サブドレン水位の運用範囲の下限)と建屋水位の運用範囲の上限の差は、計器誤差などを考慮して800mmとってある(Ⅲ 特定原子力施設の保安 第3編 1.7「1~4号機の滞留水とサブドレンの運転管理について」2頁。右図)。6つのサブドレンピットのうち建屋との距離が一番小さいのはNo.209(3号機R/Bまで5m)で、3号機R/Bの今日の水位はT.P. 817mm。L値T.P. 1800mmに対しておよそ1000mmの差があるので、709mmの水位測定誤りがあっても水位の逆転は起きていないと考えるが、実測値データを精査して確認する。
停止前の6つのサブドレンピットの水位と各ピットの使用開始日、および近傍の建屋たまり水水位を下記の一斉メールの続報に掲載している。
福島第一原子力発電所新設サブドレン水位計設定誤りに伴う運転上の制限逸脱について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所新設サブドレン水位計設定誤りに伴う運転上の制限逸脱について(続報)(報道関係各位一斉メール)
1-4号機R/B上部でのダストサンプリング結果と1-3号機格納容器ガス管理システムでのガスサンプリング結果。1号機は4日、2号機は6日、3号機は5日、4号機は7日に実施。
1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 9.03KB)
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 10.8KB)
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 8.72KB)
4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 11.5KB)
1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.12KB)
2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.16KB)
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.14KB)
R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果。
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(1)(PDF 15.9KB)
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(2)(PDF 8.81KB)
8月2日に4号機R/B南西側のサブドレンピットNo.51の水位が一時的に低下した件。8月3日以降、4号機R/Bおよび廃棄物処理建屋近傍のサブドレン水の分析を実施している。26日(トリチウム)、27日(Cs、全β)採取分について、前回の分析結果と比較して有意な変動はない。分析結果は日報を参照。
地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 79.0KB)
2015年11月12-16日と2017年8月3日-9月21日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 79.5KB)
25日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。
サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(24日採取)と集水タンクNo.2(22日採取)の分析結果。
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電、第三者機関ともに1000Bq/L。明日29日に排水の予定。
構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。27日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 74.6KB)
凍土遮水壁の状況。
陸側遮水壁の状況(第三段階)(PDF 9.74MB)
実施計画の変更認可申請2件を27、28日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請について(プレスリリース)
変更1:1号機原子炉建屋オペレーティングフロア北側のガレキ撤去。下記参照。
変更2:平成31年度までの放射性固体廃棄物等の想定保管量と保管容量の反映、伐採木一時保管エリアIの廃止及び固体廃棄物貯蔵庫第9棟設置に伴う管理区域図への反映。
今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第46回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
【資料1】プラントの状況(3.13MB)
1-3号機の状況(圧力容器・格納容器内の温度推移)、たまり水処理水/廃スラッジ/使用済ベッセル/濃縮廃液の貯蔵状況、たまり水貯蔵状況の推移、エリア別タンク一覧(基数、容量、タンクのタイプ、貯留水の種別)、汚染水等構内たまり水の状況(リスク総点検より抜粋)。
【資料2】中長期ロードマップの進捗状況(概要版)(7.40MB)
建屋内RO装置の漏えい(5頁右)。現在、炉注水は既設RO(RO膜型淡水化装置のことと思われ)を運転して確保している。
要員管理(7頁右)。8月の1日あたり作業員数は平均で5,380人(実績)。10月の想定は約5,350人。
熱中症発生状況(8頁右)。29日までに作業に起因する熱中症は5人(2016年度は9月末時点で3人)。
【資料3-1】汚染水対策(15.5MB)
凍土遮水壁の状況(通しで2頁)。凍結開始箇所(西側③)では必要に応じて補助工法を実施継続(11頁)、地中温度の推移は12-14頁。維持管理運転の状況、対象ヘッダー管15のうち、9でブライン循環運転中(21頁)。降雨と建屋流入量・くみ上げ量の推移(23頁)。4m盤地下水収支(25頁)、4m盤への移動量は8月実績で130m3。10m盤地下水収支(28頁)、山側からの流入量は8月実績で640m3。
タンク建設進捗(33頁)。
水バランスシミュレーション(39頁)。
サブドレン他水処理施設の状況(42頁)。くみ上げ状況(44頁、至近1カ月の平均くみ上げ量約531m3/日)、稼働状況(45頁、8月3日よりL値T.P. 1800mm)、排水実績(46頁)、海側遮水壁のたわみ(47頁)、地下水ドレン稼働状況(48頁)、サブドレン稼働後の建屋流入量評価(50頁)。
H4・H6タンクエリアモニタリング(52頁)。H4エリア周辺(53頁)。地下水バイパス調査孔・揚水井(56頁)。排水路(58頁)。海水(59頁)。
フランジ型タンク解体作業者の内部取込み(61頁)。8日の件。装備、時系列(以上62頁)、作業エリアの状況(63頁)、汚染後の処置と聞き取り結果(64頁)。マスク装着法やフィルター自体に問題はなく、フィルター内は汚染なし。マスクを外す際に汚染した手で顔面を触り、これを吸い込んだものと推定(65頁)。再発防止対策として、入所時教育への反映、ポスター掲示を実施中。
建屋内RO装置からの漏えい(67頁)。19日の件。漏えい箇所の写真(71頁)。過去に漏えいのあった配管ジョイント(2016年12月22日参照)は、調査の結果、漏えい原因ではなかった(72頁)。RO膜ユニットの封水部からの漏えいを疑い、逆浸透膜装置(B)の系統隔離を解除したところRO膜ユニットのエンドプレート部からの漏えいを確認(73頁)。ただし、詳細な流出経路は不明。今後、当該のRO膜ユニットの分解点検を実施し、原因を特定する。
【資料3-2】使用済燃料プール対策(12.3MB)
1号機R/Bオペフロガレキ調査結果(追加調査)(通しで4頁)。中間報告(7月27日)の続き。ズレが確認されたウェルプラグの処置方法を検討するため、ズレの状況、プラグの損傷状況、移動先候補のDSP(ドライヤー・セパレーター・ピット)内のガレキ堆積状況・損傷状況を調査した。また、今後、撤去が必要となるエレベータシャフト(EVS、オペフロ上に突き出ている部分。12頁に写真)の詳細な施工手順を検討するため、EVS表面付近の線量率測定を実施。小ガレキ吸引後にカメラと3Dスキャナーでウェルプラグのズレと損傷を確認。その結果、プラグの「上段・北」は西寄りに720mmズレており(8頁)、中央付近で下方に最大84mmたわんでいる(9頁)。裏面には複数のコンクリートクラックがすでに確認されている。「上段・中」は中央付近で下方に最大155mmたわんでおり(10頁)、同様にクラックが確認されている。DSP内にはガレキの堆積を確認(11頁)、見えた範囲では内壁面に損傷や変形はなかった。EVSの線量率測定結果は13頁。4-15mSv/hで、平均は約8mSv/h、最大は天井上面で約15mSv/h、ウェルプラグ上面よりも一桁低い。今後、準備が整い次第、ウェルプラグ内部の放射線測定等をおこなう。
1号機R/Bカバー解体工事(通しで18頁)。飛散抑制剤散布に加え、さらなるダスト飛散リスク低減のため、防風フェンス(材質:耐酸フッ素樹脂被覆鋼板(厚さ0.6mm)、高さ :オペフロ+約4m、30m/sの風速に耐える構造)を設置する(20頁)。また、オペフロ南側の崩落屋根の下のガレキにアクセスするため、東西南の建屋カバー梁の外側に作業床を設置する。作業床には、遠隔重機が使用できるように通信設備等を設置する(作業床で作業する際は、作業エリアの防風フェンスは取外す)。建屋カバー解体等は2017年末頃に完了予定、その後、北側からガレキ撤去を進める(21頁)。ガレキ撤去等は2021年度完了予定。
1号機R/Bガレキ撤去計画(22頁)。ガレキ撤去は、崩落屋根の調査が完了した北側からおこなう(22頁)。中央および南側の崩落屋根とその下の天井クレーン等の撤去については、継続して調査を進め、施工計画を策定次第、別途お知らせする。北側ガレキ撤去手順は23-28頁。崩落屋根は、ルーフブロック・崩落屋根スラブ・崩落屋根鉄骨などが重なっており(23頁左上図)、上から順に撤去する。使用機材は、大型クレーンで吊り下げた吸引装置、ペンチ、ニブラ、カッターを遠隔で操作する(23頁左下写真)。屋根スラブは崩落の影響でひび割れた状態で、ルーフブロックは屋根スラブから剥がれて重なり合っている(24頁左下写真)。屋根スラブの下にはデッキプレートある。ルーフブロックと屋根スラブは吸引装置で吸引、支障物とデッキプレートはペンチで撤去。3号機ではフォークで一度に大量のガレキを掴んで撤去したが、1号機ではダスト飛散量の少ない吸引器とペンチを使用する(オペフロ調査での小ガレキ撤去は同様の方法でおこない、ダスト飛散量は低い値で推移した)。屋根鉄骨は屋根スラブに覆われているので、屋根スラブ撤去後に調査をおこない、鉄骨切断で南側のガレキに影響しないことを確認する(調査結果により手順を変更)。鉄骨はカッターで切断し、オペフロ上で回収ボックスに集積した後に地上でコンテナに積替えて搬出(25頁右下図)。鉄骨には汚染が浸透しないので、ダスト発生の可能性は少ないと考えている。EVSは鉄筋コンクリート製で壁がひび割れた状態(26頁下中央写真)。クレーン吊りの散水装置で局所的な散水をしながらニブラやペンチで小さく圧砕しながら撤去、水を張った箱を脇に設置し圧砕したコンクリート片が落下する際のダスト飛散を抑制する(26頁右下図)。ダスト飛散抑制対策は27、28頁。飛散抑制剤の定期散布(月1回)、防風フェンス設置、警報発生時の緊急散水。作業時には、新たに露出した作業範囲に飛散抑制剤散布。撤去工法としてダスト発生量の少ない方法を採用。EVS撤去時には局所的な散水を実施する。今後も対策立案は継続。
2号機R/B屋根保護層撤去工事(29頁)。屋上の汚染物撤去のため、屋根保護層(ルーフブロックと敷砂)を撤去する(30頁)。あわせて、屋上外周の立ち上がり部材(笠木)も撤去し、屋根部材の落下リスクを軽減する。屋上の状況は31頁(写真あり)、雰囲気線量率は0.5-2.5mSv/h。作業は無人化に努めるが、外周部は機械化が困難なため一部有人で実施(32頁)。ルーフブロック撤去は遠隔重機、敷砂は遠隔吸引装置(スイーパー)、撤去したものは回収ベッセルに集積し、クレーンで吊り上げる(33頁)。ダスト飛散抑制(34頁)として、ルーフブロック・敷砂の撤去では作業前後の散水、笠木撤去では1個づつ有人で撤去する。また、ダスト測定をおこない、1、3号機と同様の警報設定値に基づき対応する。スケジュールは35頁(10月より笠木撤去、12月より屋根保護層撤去を実施、2018年5月末に終了の予定)。
3号機燃料取出し用カバー等設置工事進捗(38頁)。ドーム屋根2の設置が15日に完了(39頁)。燃料取扱機・クレーン設置(ステップVII)に向けて、燃料取扱機・クレーンの動作確認を工場で実施中(40頁)。ドーム屋根設置(ステップVI・VIII)の作業概要(42頁。7月22日開始、計画線量0.42人Sv、実績(15日時点)0.05人Sv、個人最大実績0.54mSv/日(8月26日))。スケジュールは43頁。燃料取扱機・クレーン関連設備の設置を9月11日から開始。11-12月にて燃料取扱機およびクレーンをガーダ上へ吊り込み、その後、設置作業を実施する。ドーム屋根3の設置は10月上旬に開始予定。燃料取出し開始は2018年度中頃の見通し。
乾式キャスクへの回収ウラン燃料の装填(48頁)。8月31日参照。事象の概要(49頁)。回収ウラン燃料の概要(50頁)。回収ウラン燃料の取出し工程(52頁)、コンクリートモジュールを取外してキャスクをトレーラーに搭載し共用プールへ移動、キャスク2基から燃料138体(うち、回収ウラン燃料は4体)を取出して共用プールに保管(ここまでを10月中に実施)、共用プール設備の定期点検があるのでその点検後に通常の使用済み燃料をキャスクに装填し乾式キャスク仮保管設備に移送して保管(スケジュールは53頁。作業完了予定は2018年2月予定)。これまでの監視・巡視点検において、当該のキャスク2基に異常は確認されていない。
1号機飛散防止剤散布実績と予定(57頁)。
3号機オペフロ連続ダストモニター計測値(60頁)。
1号機R/Bカバー解体工事(61頁)。梁改造の写真あり。
3号機燃料取出し用カバー設置工事(62頁)。
使用済燃料等の保管状況(63頁)。
【資料3-3】燃料デブリ取り出し準備(3.51MB)
3号機ミュオン測定による炉内燃料位置把握(通しで3頁)。5-9月に透過法で測定を実施(8日に測定終了)。圧力容器内の物質量を評価した結果(10-12頁)、炉心域には燃料デブリの大きな塊は存在していない、底部には一部の燃料デブリが残っている可能性がある(これまでの解析結果と整合的)。
【資料3-4】放射性廃棄物処理・処分(862KB)
ガレキ・伐採木・使用済保護衣の管理状況(通しで3頁)。
水処理2次廃棄物の管理状況(3頁)。
ガレキ・伐採木・使用済保護衣・水処理2次廃棄物の保管量推移(4頁)。【資料3-5】循環注水冷却(2.80MB)
2号機使用済燃料プール冷却停止試験の結果(3頁)。8月21日-9月29日に実施(7月13日参照)。試験開始後にプール水温は上昇したが、その後は約47℃で安定し、運転状の制限値(60℃)を超えないことを確認した。実測値は事前の評価値(6頁)よりも5度以上低くなった(5頁)が、これは1次系配管等からの放熱の影響が主要因であった(6-10頁。評価値と実測値が比較的よく一致した1号機と比べて、2号機は1次系を構成する配管長が大きい。1号機:約50m、2号機:約400m)。この結果から、自然放熱でも制限温度に達しなこと、崩壊熱が大きい2、3号機でのプール水温評価式が妥当であることが確認できた。なお、試験期間中に湯気の発生は確認されなかった。
2、3号機原子炉注水ラインのPE管化工事に伴う給水系単独注水の影響確認試験(14頁)。1号機の結果は8月31日参照。2号機で8月22-29日、3号機で9月5-12日に実施(8月21日参照)。2号機(16頁)では、圧力容器底部温度の一部で2.8度の温度上昇があったが、注水温度も1.8度上昇していること、2014年2月に給水系単独注水した際にも同様の温度挙動が確認できていることから、想定の範囲内。3号機(20頁)では、圧力容器底部温度に給水系単独注水に切替えたことによる影響はなかった。また、2、3号機ともに、格納容器温度、格納容器ガス管理設備ダストモニターの指示値に注水切替えにともなう有意な変化はなく、原子炉の冷却状態に異常がないことを確認できた。したがって、PE管化工事では給水系単独注水で対応する。
T/B東側地下水および海水のモニタリング(通しで2頁)。地下水(6-15頁)、排水路(16-19頁)、海水(21-31頁)、港湾口海水モニター(海水放射線モニター)(32頁)。
敷地境界連続ダストモニター警報発生(55頁)。1日にMP3近傍のモニターで警報発生。測定値のグラフ(58頁)。60、61頁に2016年1月以降の警報発生事象まとめ。
管理対象区域の運用区分(通しで2頁)。
労働環境改善のアンケート(3頁)。今年の「労働環境の改善に向けたアンケート」用紙。今回で8回目。今日より配布を開始。結果は12月の予定。
(以下、資料が見当たらない)構内の水道水の水質検査を実施し問題ないことを確認、10月1日より新事務棟と協力企業棟の執務室および休憩所で水道水が飲用に利用できるようになる(事故以降、これまでペットボトルで飲用水をまかなってきた)。
【資料3-8】5・6号機の現状(628KB)
たまり水の状況(通しで3頁)。
たまり水量の推移(4頁)。
浄化ユニット他設置工事(5頁)。現状の淡水化装置(RO膜)による水処理では塩分濃度が高い濃縮水が発生し、再濃縮にともなって主に塩分の影響でRO膜が詰まりやすくなり、設備稼働率が低下する。今後の継続的な安定運転に資するために、濃縮水の発生量を抑制することが可能な浄化ユニット他を新規に設置し、あわせて干渉機器等の撤去をおこなう。6頁にスケジュール。浄化ユニットはRO装置の前処理(脱塩)をするということかしら?
【資料4-1】3号機タービン建屋内における小型コンプトンカメラによる放射線分布測定試験結果報告(10.0MB)
JAEAの報告。高線量環境でも測定可能な小型軽量コンプトンカメラと、これを用いた放射性物質の分布の可視化技術を開発した。3号機T/Bオペフロで測定試験を実施し、表面線量率が数mSv/hの局所的な汚染を迅速に可視化し、それを3次元的に表示・確認することができた。今後は本システムをドローンやロボットに搭載し、遠隔で建屋内の詳細な汚染分布を把握できるよう研究を進めていく。
【資料4-2】中長期ロードマップ改訂について(2.22MB)
放射線データの概要9月分(8月31日~9月27日)(PDF 1.59MB)
凍土遮水壁設置工事における被曝低減対策。2014年1月に準備工事、6月に本工事を開始。2016年2月に凍結に必要な設備の設置を完了。作業は1-4号機周辺の高線量エリアで実施。除染(ガレキ撤去、側溝掃除、地山開削)と遮蔽(砕石・鉄板敷設、鉛板・RC板・L型擁壁・構台の設置)を実施、作業時は遮蔽ベストを着用。凍結プラントは線量の低い35m盤に設置。トレンチは構外でプレキャスト化。高線量エリアと程線量エリアで作業ローテーションを組む、待機時は遮蔽ボックスで待機、作業毎に様々な効率化(コア削孔機による施工、凍結管ボーリング継手治具使用、凍結管自動溶接)を図り構内作業時間を短縮することで、作業員の被曝を低減。作業場所の平均雰囲気線量は対策前の0.84mSv/hから0.21mSv/hに低減(計画では0.6mSv/h)。全作業者の被曝総量は2014年1月-2017年7月の実績で約44Sv。
ニコ生
【2017年9月28日】東京電力 記者会見
文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2017年09月28日 - Twilog
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