リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2017年10月30日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):作業床(9月28日参照)取付。作業時間は08:30-09:39。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:防風フェンス取付。

3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、設備信頼性向上を目的とした電源および制御系二重化の作業を行うため1次系を16日より停止中していたが、作業が終了したので12:15に冷却を再開。再開時のプール水温は36.0℃(停止時は24.6℃)。冷却停止状態でのプール水温の推移を観察する。12日参照。

サブドレン他水処理施設、09:54に一時貯水タンクFから排水を開始
(以下、31日の日報より)16:46に排水を停止。排水量は1027m3

10:08頃、5・6号機たまり水処理装置(増設RO装置)エリア内で水たまりがあることを発見。水たまりの大きさ(2カ所)は約0.2m×0.3m×深さ1mmおよび約0.05m×2m×深さ1mmでコンテナ内(堰内)にたまっており、外部への流出はなし。その後、水たまり2カ所でスミヤ測定を実施した結果、放射能はバックグラウンド(200cpm)相当であり、有意な汚染がないことを確認。また、増設RO設備を起動して漏えい確認を行ったが、異常はなし。このため、当該エリア内の水たまりについては雨水または結露水と判断
福島第一原子力発電所5,6号機滞留水処理装置(増設RO装置)から水の漏えいについて(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所5,6号機滞留水処理装置(増設RO装置)から水の漏えいについて(続報)(報道関係各位一斉メール)

15:48、6号機非常用ディーゼル発電機(D/G)Aを月1回の定例試験のため起動したところ、周波数の調整ができず。その結果、電源系統に接続できず、16:06に6号機ディーゼル発電機(D/G)Aを待機除外とした。今後、原因を調査する。
なお、5・6号機の非常用ディーゼル発電機は合計4台設置されており、6号機非常用ディーゼル発電機(D/G)A以外の3台(5号機非常用ディーゼル発電機(D/G)A、Bおよび6号機非常用ディーゼル発電機(D/G)B)が待機状態にあることから、実施計画Ⅲ第2編第61条の運転上の制限は満足している。
福島第一原子力発電所6号機非常用ディーゼル発電機Aの不具合について(報道関係各位一斉メール)


その他


サブドレンに関するLCO全事象の総点検
サブドレンに関するLCO全事象の総点検実施について(PDF 90.2KB)
サブドレンの水位計設定誤りによりLCOを満足しないと判断する事態が発生(9月28日参照)したことから、建屋たまり水の建屋外への漏えい防止に関する点検を実施中。
実施計画において監視対象である「建屋たまり水水位」「建屋たまり水と近傍サブドレンの水位差」「放射能濃度」について、監視に必要な機器・設備が適切に設置されているかどうか、ならびに、適切に運用・保守されているかどうかを調査した結果、LCO逸脱となるようなものは確認されず。
ただし、以下のようにサブドレンピットの一部で水位計基準点に誤りがあったので、27日までに修正をおこなった。
No.22:2014年測量値(現在の水位計基準点)が2016年測量値(照合測量記録)と誤差範囲を超えて一致しない。サブドレンピットの基準点は坑口とするべきところ、2014年の測量ではピット周辺の堰の天端を測量したものと推定(当時、当該箇所は線量が高かったこと、また、基準点をどこに置くかについてきちんとした指示が出されなかったことが原因と考える)。このため2016年測量値を正とした(+154mm訂正)。資料2頁に図および写真あり。
No.53:No.22と同様に2014年測量値が2016年測量値と一致しない。No.53では2014年測量当時、まだピット周辺工事が終了しておらず、コンクリート打設前の地面を測量したものと推定。このため2016年測量値を正とした(-116mm訂正)。
No.208:水位計基準点は3カ所の測量結果の平均をとるが、この計算において隣の数字(表の隣のカラム?)を使用したため誤った値となっていた(-59mm訂正)。
No.209:単純な転記ミス(-3mm訂正)。
1F構内の地面は、2011年の地震により約70cm沈降したのち、上昇を続けており(これは、他の東北地方沿岸も同様)、定期的に測量を実施しているらしい。2016年の測量はその一環なのかしら。

2、3号機原子炉注水で、炉心スプレー系での単独注水試験をおこなう(26日参照)。給水系ラインで信頼性向上のための工事を予定しており、その際に炉心スプレー系からの全量注水が必要となるため、事前に試験をするもの。2号機で31日-11月7日、3号機で11月14-20日に、給水系を1.5m3/hを0m3/hへ、炉心スプレー系を1.5m3/hから3.0m3/hへ注水量を変更して炉心の冷却状態を確認する。2、3号機で給水系の配管取替などをおこなう。9月25日参照。7-10月に1-3号機で炉心スプレー系配管の取替工事を実施したのとは別の工事。7-10月に1-3号機で炉心スプレー系ラインの工事のために給水系単独注水試験をやった(6月29日参照)のとは別の件(12月1日訂正)。

8月2日に4号機R/B南西側のサブドレンピットNo.51の水位が一時的に低下した件(8月3日参照)。8月3日以降、4号機R/Bおよび廃棄物処理建屋近傍のサブドレン水の分析を実施している。28日(トリチウム)、29日(Cs、全β)採取分について、前回の分析結果と比較して有意な変動はない。分析結果は日報に記載。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(26日採取)と集水タンクNo.1(24日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が980Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日31日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。29日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 74.0KB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。19-25日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 52.6KB)
台風21号の影響でこの週は降水量が増えており(273mm/週)、そのため建屋への地下水・雨水流入量が大幅に増えた(866m3/日)。

今日、規制委の第56回特定原子力施設監視・評価検討会があった。その際の資料。
(第56回特定原子力施設監視・評価検討会)建屋滞留水処理の進捗状況について(PDF 5.24MB)
(第56回特定原子力施設監視・評価検討会)地下水流入対策の現状(PDF 814KB)
(第56回特定原子力施設監視・評価検討会)新設サブドレン水位計設定誤りに伴う運転上の制限逸脱について(PDF 1.27MB)
(第56回特定原子力施設監視・評価検討会)サブドレンNo.51の水位低下について(原因と対策)(PDF 1.79MB)
(第56回特定原子力施設監視・評価検討会)燃料デブリ取り出し作業における安全確保の考え方(PDF 1.33MB)
各号機の状況(1頁)。これまでに判明している状況について、各号機のまとめ。
格納容器内部調査実績(1号機)(2頁)
格納容器内部調査実績(2号機)(4頁)
格納容器内部調査実績(3号機)(6頁)
燃料デブリ取出し方針(8頁)。今後も原子炉格納容器内部調査を行い、原子炉格納容器内部の状態をより詳細に調査し、燃料デブリ取出しの準備を進める。燃料デブリ取り出しの初期段階においては、小石状・砂状の燃料デブリの「把持」や「吸引」等、取出し作業に伴う臨界リスクや放射性物質の拡散リスクが低いと考えられる小規模の取出し作業をおこなう。
燃料デブリ取り出し作業時に安全を確保する上での留意事項(9頁)。建屋の構造健全性の確保、臨界管理、冷却機能の維持、閉じ込め機能の構築、作業時の被曝低減について対策する。
初期段階の燃料デブリ取り出し方法(10頁)。アクセス装置をR/B1階の格納容器貫通孔から格納容器内に挿入し(横アクセス)、納容器底部(ペデスタル地下)に把持・吸引治具を下ろして燃料デブリを取り出す。
安全を確保する上での留意事項:ステップ1(干渉物撤去・装置搬入)(11頁)。R/Bに新規開口は設けないことを想定。
安全を確保する上での留意事項:ステップ2(格納容器貫通口開放・装置接続)(12頁)。気密セル内で格納容器内雰囲気を閉じ込めた状態で実施。既存格納容器貫通孔を使用しアクセスする。
安全を確保する上での留意事項:ステップ3(燃料デブリ取出し)(13頁)。燃料デブリを容器に収納したのちに、セル内に設置された作業用アームを用いて遠隔操作で構内輸送容器に収める。
安全を確保する上での留意事項:ステップ4(運搬・一時保管)(14頁)。取り出した燃料デブリを収めた構内輸送容器を一時保管エリアへ運搬。
まとめ(15頁)
(第56回特定原子力施設監視・評価検討会)フランジ型タンクに関するリスク低減策の進捗(PDF 536KB)
(第56回特定原子力施設監視・評価検討会)福島第一原子力発電所のサンプル分析について(PDF 362KB)
1号機格納容器内部調査で格納容器底部から採取した試料と2号機TIP安内管内の閉塞物について、JAEA大洗研究開発センターおよび日本核燃料開発株式会社で分析をおこなう。分析の内容、目的など。事故後の原子炉の状態推定に資する。9月21日参照。これまで担当していた更田委員が規制委員長になったので、この回から田中知委員が担当になっている。




ニコ生
【2017年10月30日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2017年10月30日 - Twilog





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