2017年10月4日（水）

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況について（日報）

プラント関連パラメータ（PDF）　午前５時時点　午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況（PDF）12時時点

1号機原子炉注水、炉心スプレー系配管をPE管へ取替える工事（6月29日参照）にともない、2日より給水系からの単独注水を実施中（2日参照）。
1号機R/Bカバー解体作業。
本日の作業実績（PDF）：梁・構台線量測定を実施する予定だったが、750tクレーンをR/B近傍に移動する際、R/B北側にある防火壁にクレーンのウエイトが接触したため、本日のオペフロ作業を中止した。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定：梁・構台線量測定。

4号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
４号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果（PDF 11.5KB）（10月26日公開）

その他

8月2日に4号機R/B南西側のサブドレンピットNo.51の水位が一時的に低下した件（8月3日参照）。8月3日以降、4号機R/Bおよび廃棄物処理建屋近傍のサブドレン水の分析を実施している。2日（トリチウム）、3日（Cs、全β）採取分について、前回の分析結果と比較して有意な変動はない。分析結果は日報に記載。

地下水バイパス揚水井（偶数番）のサンプリング結果。2日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果（PDF 121KB）
No.10のトリチウムは1800Bq/L。

地下水バイパス一時貯留タンクGr2のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果（PDF 8.95KB）
9月28日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日5日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD（9月30日採取）と集水タンクNo.1（9月27日採取）の分析結果。
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果（PDF 11.7KB）
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電、第三者機関ともに1000Bq/L。明日5日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果（2015年3月4日参照）。3日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて（PDF 89.3KB）
A排水路で1、2日採取分の全β分析が高濃度のためできなかったので、3日採取分より2015年1月14日以前の採取点に変更して分析を実施した。結果はND。10日に追記。資料1頁に採取点の地図あり。何が起きてるのかしら。

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件（2014年10月23日）および2号機放水路上流側立坑で全β放射能（⁹⁰Sr）濃度が上昇した件（2015年5月14、15日、6月22日参照）。2日採取分。
福島第一原子力発電所構内１号機、２号機放水路サンプリング結果（PDF 716KB）

実施計画の変更認可申請（2月28日提出）が昨日3日に規制委に認可された。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の認可について（プレスリリース）
認可：3号機使用済燃料プールへの注水配管設置。3月1日、6月9日参照。

実施計画の変更認可申請（6月15日提出）の一部補正を昨日3日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について（プレスリリース）
補正：福島第一廃炉推進カンパニーの組織体制見直し及び東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則の改正に伴う変更。


東京電力ホールディングス株式会社お知らせ（コメント）柏崎刈羽原子力発電所６,７号機の原子炉設置変更許可申請書に関する審査書案について（お知らせ）
今日の規制委員会でKK5、6号機の新規制基準に沿った設置変更許可申請書に対する審査書案が認められ、規制委による認可の見通しとなった（この後、パブコメの後に正式に認可）、ということらしい。
この認可のために、東電は規制委から「1Fの廃炉をやり遂げる覚悟」なるものを要求され、8月25日の文書回答となった。この文書にある「覚悟」を確実なものにするために、KKの保安規定にそのための内容が盛り込まれるらしい。このところの規制委員会は見てないので、もうまったくどういう話なのかわからない。保安規定で定められる「覚悟」って、一体なんなんだ？
この「覚悟」の件、ここまでの経緯については7月14日、8月25日、8月30日、9月13日を参照。