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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2020年2月17日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

3号機燃料デブリ冷却状況の確認試験(23、28日参照)、10:40に以下のように3号機の注水量を変更:
・3号機炉心スプレー系:3.0 m3/h → 1.5 m3/h
・3号機給水系    : 0 m3/h → 1.5 m3/h
これで、3号機の注水量は試験前の状態に戻った。

サブドレン他水処理施設、10:02に一時貯水タンクJから排水を開始
(以下、18日の日報より)15:14に排水を停止。排水量は776m3


その他


2、3号機の原子炉注水設備で炉心スプレー系注水ラインの流量計点検にともない、以下のとおり2号機および3号機の原子炉注水量の変更をおこなう:
18日
・2号機炉心スプレー系: 1.5 m3/h → 0 m3/h
・2号機給水系    : 1.5 m3/h → 3.0 m3/h
・3号機炉心スプレー系: 1.5 m3/h → 0 m3/h
・3号機給水系    : 1.5 m3/h → 3.0 m3/h
20日
・2号機炉心スプレー系: 0 m3/h → 1.5 m3/h
・2号機給水系    : 3.0 m3/h → 1.5 m3/h
21日
・3号機炉心スプレー系: 0 m3/h → 1.5 m3/h
・3号機給水系    : 3.0 m3/h → 1.5 m3/h

3号機燃料取出し作業、15日に輸送用キャスクから共用プールへ燃料集合体を移す作業中に、燃料集合体1体が収納缶と一緒に吊上がって収納缶から外れない状況となった。
福島第一原子力発電所 3号機燃料取出作業共用プールにおける収納缶の引っ掛かりについて(44.9KB)(PDF)
収納缶は、ハンドルが変形した燃料などを扱うために燃料集合体1体を収められる容器で、キャスクにセットしてある。収納缶をポールで押さえる等を試みたが、燃料から外れなかった。なお、他の6体の燃料は、15日中に共用プールのラックへの取出しを完了している。
燃料と収納缶のスキマは最小6mm程度(資料右下に寸法の図)であり、キャスクの輸送中に小ガレキがスキマにはさまったのが原因と推定している。現在、当該の燃料は輸送用キャスク内に装填された状態であり、キャスクは転倒防止台座(共用プール脇にあるらしい)に固定している。
今後、当該燃料は収納缶ごと共用プールに保管する。収納缶ごとの保管はあらかじめ想定しており、手順に基づき収納缶用の治具で吊上げて専用ラック(2019年7月11日参照)に収納する予定。

1F構内で使用する各装備品(防護装備)の取扱いを変更する。
福島第一原子力発電所 構内の作業等で使用する各装備品(防護装備)の取扱いについて(169KB)(PDF)
新型コロナウイルスの影響で、国内外でマスクや防護装備の需要が高まっている。1Fの廃炉作業で使用している防護装備などの物資については、現時点で必要量を確保しているが、今後、製造業全般における「サプライチェーン」の課題長期化が想定される。1F廃炉作業に万全を期すべく、防護装備の安定的な確保に向けて、調達先の拡大などの必要な対応を随時実施しており、加えて、作業員の安全性確保を大前提に、各装備品(防護装備)の柔軟な取扱いなどの対応を実施する。この対応により作業者の被曝線量が増えることはない。今日17日に協力企業に周知、明日18日より運用開始。
変更になるのは、透湿性防水スーツ・構内専用副・チョッキの3種類。
透湿性防水スーツ(2頁):Yゾーンで少量の水(放射性物質を含むがβ環境(Sr処理水のようにSr等のβ核種を多く含む水を扱う現場)ではない場合)を扱う際に使用しているが、なくなり次第、ポリ塩化ビニル製レインスーツに切替える。
構内専用服(G服)(3頁):YゾーンやRゾーンで使用するカバーオール(Y服)と同じ物(同じ素材)だが、着用時にY服と区別するために青色になっている。Gゾーンでは原則、一般作業服を着用するが構内専用服の使用も可となっていた。これを、明日以降はGゾーンでの使用を取り止め、3月以降はYゾーンで使用する。
チョッキ(4頁):胸ポケットの付いたクールベストを所持している場合は、チョッキの代わりにそれの使用を依頼する。また、これまでチョッキは使用後廃棄していたが、可能なものは再使用することにする。
カバーオールの調達状況については5頁。YゾーンおよびRゾーンで使用するカバーオールについては継続して確保できる見通し。4月以降は、APDを目視確認するための透明の窓が胸にないカバーオールを使用することもある(胸に透明な窓のあるカバーオールは1Fの特注品で、Y服およびG服にはこの窓が付いている)。その場合、線量計着用チェックは、APD読取り装置(非接触でAPDの数値を読み取ることができるハンディの装置)を使っておこなう。
カバーオールの1日の使用量は作業内容等により変わるが、ざっくり言うとY服が2500着程度、G服が3000着程度。いずれも使い捨て(G服は、初期は2Fに運んで洗濯して再利用していたが、現在は使い捨て)。

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の 貯蔵及び処理の状況について(第 439 報)(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクK(13日採取)と集水タンクNo.3(11日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が750Bq/L、第三者機関が810Bq/L。明日18日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。6-12日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF)

今日、規制委の第78回特定原子力施設監視・評価検討会があった。その際の資料。
【資料3】福島第一原子力発電所の要員強化策について(PDF)
【資料4】福島第一原子力発電所 1号機燃料取り出し工法及びガレキ落下防止・緩和対策(PDF)
【資料5-1】建屋滞留水処理の進捗状況について(PDF)
【資料5-2】3号機サプレッションチェンバの地震による損傷を仮定した際の対応について(PDF)
S/C内包水が損傷により流出した場合について69回検討会と同じ手法で評価。建屋たまり水水位やサブドレン設定水位が69回当時とは変化しており、評価結果では、建屋たまり水水位は1階床面を超えないがサブドレン設定水位との逆転は起きうる。地震発生時に建屋たまり水移送・サブドレンポンプを停止、S/C破断箇所を最も低い位置の軽装配管と仮定して水位逆転までに要する時間は3週間。地震発生時の対応として3週間以内のたまり水移送再開は実施可能と想定している。
【資料5-3】3号機燃料取り出しの状況について(PDF)
【資料5-4】福島第一原子力発電所 1/2号機排気筒解体工事進捗状況(PDF)
【資料5-5】協力企業作業員の顔面汚染について(PDF)
【参考1】福島第一原子力発電所 中期的リスクの低減目標マップを踏まえた検討指示事項に対する工程表(PDF)




動画


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2020年02月13日 - Twilog
02/13のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



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