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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2012年5月25日(金)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 77.3KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機原子炉注水量、09:40に給水系を2.6m3/hから3.0m3/hへ、炉心スプレー系を5.9m3/hから6.0m3/hへ調整。
2号機使用済燃料プールへヒドラジンを注入。
2号機T/B地下たまり水移送、23日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、19日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、4月27日から停止中。15日から信頼性向上工事を実施中。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

夏に向けて原子炉注水量を変更していく。
福島第一原子力発電所における夏期に向けた注水量変更について(PDF 43.7KB)
外気温の上昇に従って炉注水温も上昇しており、圧力容器・格納容器温度がゆるやかに上昇している。夏に向けてさらに温度上昇が見込まれるが、現在、3号機が1、2号機より高い温度になっているので、1、2号機の注水量を減らして3号機に振替える(ただし、合計の注水量は汚染水量の抑制のため変えない)。28日から作業の予定。

4号機R/B健全性確認のための点検結果。
福島第一原子力発電所4号機原子炉建屋の健全性確認のための点検結果について(PDF 853KB)
17-23日に4項目を点検。1.水位測定。使用済燃料プールと原子炉ウェルの水位を床から測って、床面が水平であることを確認。2.外壁面の測定。南側は施行誤差(許容値±20mm)以内。西側の1ヵ所で1階に対して3階が33mm外に膨らんでいるが、壁の内側はエレベータシャフトやハッチが吹き抜けになっていて建屋爆発の際に局所的に膨らんだものと思われる(西側の3階高さを4ヵ所追加測定したが、膨らみは局所的であることを確認。なお、この変形については耐震評価を改めて実施する。また、この件について下記のように保安院から指示が出た)。3.目視点検。専門家が壁・床のひびについて実施。ガレキのため点検ができない場所を除いて、1mm以上のひび割れ、鉄筋腐食の可能性のあるひび割れは確認されなかった。4.コンクリートの強度確認。シュミットハンマーを使ってコンクリートの設計基準強度(22.1N/mm2)の1.5倍以上であることを確認。せん断変形(平行四辺形の形に変形する)もない(直交する2面の壁に傾きがない、せん断ひび割れが確認されない)。
R/Bについては、去年の5月と6月に爆発の影響を考慮してSsと東北地方太平洋沖地震の地震動による耐震評価を実施しており、健全性に問題ないと考えているが、4号機については心配する声が聞かれるのでこのような調査を実施している。外観を見て「これだけ壊れていて本当に大丈夫なのか」という疑問があるのだと思う。説明の仕方ももう少し工夫ができないか考えていきたい。
(第三者による調査をしないと納得が得られないのではという質問に答えて)評価や調査の結果は保安院がレビューをしているが、第三者の調査実施については少し検討したい。
(4号機R/Bが崩壊して燃料がばらまかれるという事態のイベントツリーはあるかという質問に答えて)それはない。仮にそうなれば、コンクリートポンプ車で水をかけたりスラリーで固める対処策もあるが、どのようなシナリオで建屋崩壊が起きるのか、その状況によって対応も異なってくる。実施済みの耐震評価ではM9の地震を想定しており、それ以上の大きさの地震の発生については現実的な可能性として考慮していない。
(以下28日の会見より、いただいてあった質問に答えて)シュミットハンマーの点検、定検での結果はだいたい30-40N/mm<sup>2</sup>で、地震の前後でほぼ同じ。プールの重さは、燃料(現在1535体)、水、燃料ラックあわせて1670t。使用済燃料の表面線量はおよそ1000Sv/h。プールの構造は、直方体で140-180cm程度の厚さのコンクリートでできており、内側は3mm厚のステンレス内張りで水が抜けないようになっている。冷却水はプールの上から配管を入れてプール底部近くで供給(冷えた水を低いところに入れ、暖まると上昇してスキマ—サージタンクへあふれていく)、スキマーサージタンクへあふれた分を集めてポンプで供給側へ送っており、プールの底面や側面に配管が貫通しているところはない(写真)。供給側の配管には逆止弁が付いているので、冷却水が逆流することはない。

上記の4号機R/B西側壁の膨らみを考慮に入れて耐震評価を実施するように保安院から指示。
福島第一原子力発電所4号機における耐震安全性評価の実施に関する指示文書の受領について(プレスリリース)

建屋内の遠隔除染技術の開発で、1号機R/B1階をガンマカメラ搭載PackBotで調査した結果。
「建屋内の遠隔除染技術の開発」 ロボットによる1号機原子炉建屋 調査結果について(PDF 229KB)
線量計とガンマカメラで線量率調査を実施。床面から50mm高の線量率データとガンマカメラのデータから、3次元の空間線量率マップを作成する。来週からは2号機で実施。
「建屋内の遠隔除染技術の開発」 ロボットによる1号機原子炉建屋 調査結果について(1:32)(動画、11.1MB)
調査時の様子の動画。PackBotには録画機能がないので、コントロール用モニターをハンディカメラで撮影したもの。

魚介類のサンプリング結果。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 244KB)
5月9日の刺し網漁、10日の底引き網漁で採取したもの。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(5月16日訂正版)(PDF 13.6KB)
2日採取分(16日公開)の訂正。クロメバルだと思っていたのは、実はシロメバルだった。

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.9KB)

「■お知らせ■昨日(5/24付)の日本経済新聞に掲載された「大津波は想定外だったのか」との記事につきまして、事実関係をホームページに掲載いたしました。」http://www.tepco.co.jp/cc/kanren/1204759_2005.html TEPCO_Nuclearさんのtweet

明日の予定:3号機T/B地下たまり水移送を停止。


ニコ生
【5/25・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/5/25・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

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