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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2013年5月16日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 18.9KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機S/Cへ窒素ガス封入(13日参照)を14日より実施中。17日までの各日中6時間を予定。
2号機T/B地下たまり水移送、13日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。フィルター洗浄のため08:24-11:08に停止。起動後、12:08に定常流量に到達。

地下貯水槽からの漏えいの件。
漏えい検知孔水のくみ上げをNo.1、No.2、No.3で実施(No.1とNo.2はノッチタンクへ移送、No.3は貯水槽に還流)。
No.2のドレン孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
地下貯水槽水位データ(PDF 56.1KB)
地下貯水槽水位データ(至近24時間データ)(PDF 12.3KB)
地下貯水槽 水位グラフ(5/16 16:00現在)(PDF 22.7KB)
地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:5月16日)(PDF 16.1KB)(5月17日公開)
地下貯水槽トリチウム分析結果(採取日:5月8日)(PDF 11.0KB)
ドレン孔水と漏えい検知孔水のトリチウム分析結果(8日採取分)。1日採取分(9日に結果が出ている)と変わらず。


その他


今日、福島復興本社で「福島第一信頼度向上緊急対策本部の活動状況」他について、本部長の社長から報告があった。
そのなかで(本家の動画02:40過ぎ)、「13日に福島県漁連で地下水バイパスの説明をした際に、地下水バイパスの必要性や汚染水と地下水との区別についての理解が組合員や世間に行き届いていないのではないか、これにより新たな風評被害が出るのではないか、等の意見をたまわった。これらの意見を重く受止め、しっかりと説明して参りたい。また、その上でエネ庁、規制庁にこれを報告し了解をいただいた上で実施して参りたい」とのこと。
資料の説明は本店でも17:00から会見があった。
社長会見配布資料(PDF 4.70MB)
福島第一信頼度向上緊急対策本部の活動状況(1頁)。4月7日に設置、これまで本部会議を9回開催。現場の問題点を抽出し、対策実施を検討している。抽出された問題点について6頁以降で解説。引き続き活動を継続していく。
地下貯水槽No.3、6からのG6タンクへの移送について(23頁)。No.1、2からの移送はすでに終了。No.3からは18日に、No.6からは21日に開始の予定。
地下貯水槽からの漏えい量の推定(27頁)。当初はNo.2からの漏えい量を120m3と評価していたが、調査を進めた結果、漏えい個所は特定できなかったがベントナイトシートの外側への漏えい量は極めて少量と推定される(30-35頁)。
漏えい量を再評価した結果(36-37頁)、HDPEシート(ポリエチレンシート)とベントナイトシートの間に漏えいした量はNo.1で約70L、No.2で約300L、No.3で約20L。ベントナイトシートの外に漏えいした量はNo.1で約10L、No.2で約10L、No.3では有意な漏えいは確認されなかった。地下貯水槽の保水はポリエチレンシートでおこなっており(ベントナイトシートは地上タンクで言えば堰のようなもの)、ポリエチレンシートから外に出たものが漏えいであると考えている。
当初の漏えい量評価の元となったNo.2の貯水槽の水位計を取り出して校正した(39頁)ところ、実測値と指示値の差は-0.6%となり、竣工時の差分-0.06%より大きくなっていた。これは水位計指示値のドリフトによるものと考える。水位計指示値は湛水開始後満水時から漏えいを確認した4月6日にかけて徐々に低下しているが(38頁)、これは水位計のドリフトによるもので実際の水位低下ではないと考える。
No.2の北東側漏えい検知孔の水位計のデータは湛水開始時からあり(44、49頁)、ここから漏えいの状況がわかる。ポリエチレンシートと違ってベントナイトシートはわずかに透水性があり、漏えい検知孔の水位はおおむね周辺の地下水位と同じレベルにある。湛水を開始すると、ポリエチレンシートとベントナイトシートの間の不織布が水位の上昇に従って水圧により圧縮されるため、漏えい検知孔の水位が地下水位よりも高くなっていく。その後、満水になって槽内の水位が増えなくなると、不織布に含まれる水がベントナイトシートを通じて外側に流れ、漏えい検知孔の水位はゆっくりと周辺の地下水位と同じ所まで下がっていく。ところが、3月17日からふたたび漏えい検知孔の水位が上昇し始めている。これが、ポリエチレンシートを通じて槽内の汚染水が漏えいし始めたところだと思われる。この上昇分から漏えい量を算出した(42-44頁)。
もうひとつの算出法は、槽内の汚染水の濃度と回収した漏えい検知孔水の濃度の比、および、槽内の汚染水の濃度とドレン孔水の濃度の比からもとめたもの(45-47頁)。
観測孔の水位から、地下貯水槽周辺では地下水は北東の方向に流れており、海岸に近づくと真東に流れを変えることが分かる(31頁)。地下貯水槽周辺の地下水面の動水勾配
は2m/200m=0.01程度であり、周辺の地盤の透水係数が5×10-4cm/sec(透水試験速報値)とすると、地下水面付近の流速は約1cm/日である(32頁)。
漏えい原因の調査と環境モニタリングは今後も継続していく。

今日、廃炉対策推進会議の汚染水処理対策委員会の第2回会合があった。
資料1 地下水流入抑制のための抜本策に係る検討の方向性(案)(PDF形式:222KB)
資料2-1 地下貯水槽からの漏えい量の推定(PDF形式:661KB)
資料2-2 2~4号機海水配管トレンチについて(PDF形式:235KB)
資料2-3 循環注水冷却の小ループ化について(PDF形式:380KB)(これは3月28日のロードマップ進捗の資料と同じ)
資料2-4 汚染水貯留タンクの保全について(PDF形式:534KB)
資料2-5 各委員からの指摘事項回答(PDF形式:100KB)


ニコ生
【5/16 17:00開始】東京電力 臨時記者会見

文字起こし、実況など
ドラえもん(@jaikoman)/2013年05月16日 - Twilog
平成25年 5月16日(木)17時00分~ 東電臨時会見 質疑 : H25

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