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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2013年5月10日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(PDF 20.2KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機S/Cへの窒素ガス連続封入を8日から再開しているので、格納容器ガス管理システム排気中の水素ガス濃度が上昇している。

2号機T/B地下たまり水移送、7日から継続中。

(以下、11日の1Fプレスリリースより)3号機R/B上部ガレキ撤去作業で4日に確認された高線量ガレキの件。21:45に高線量ガレキコンテナに収納し高線量ガレキコンテナ運搬用トラック(無線式)で運搬、免震重要棟北側にある個体廃棄物貯蔵庫で保管した。
3号機格納容器ガス管理システム希ガスモニターA系が10:00に欠測
3号機T/B地下たまり水移送、4月24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
漏えい検知孔水のくみ上げをNo.1、No.2、No.3で実施。
追加調査(2日参照)の結果。
地下貯水槽No.2周辺の観測孔 位置図・分析結果(PDF 31.3KB)
地下貯水槽ii観測孔分析結果(採取日:5月10日)(PDF 10.4KB)
地下貯水槽No.2観測孔2-1と2-2(斜めボーリング、場所はPDF資料を参照)で今日採水・分析した結果、全β核種濃度はND。さらに2-5、2-6、2-7で斜めボーリング中(12日以降にサンプリングの予定)。鉛直ボーリング(緑の①)は現在、孔内洗浄作業の準備中で、12日にサンプリングの予定。
ドレン孔、漏えい検知孔で全β核種の濃度上昇が見られたNo.2貯水槽北東側の角の斜めボーリング(No.2観測孔2-1)で全β核種がNDなので、漏えいの影響は槽のごく近傍に限られると考える(斜めボーリングは槽の遮水シートから約1.5mのところを掘っている。2日のPDF資料参照)。
地下貯水槽No.2ドレン孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送する処置を実施。
地下貯水槽水位データ(PDF 48.0KB)
地下貯水槽水位データ(至近24時間データ)(PDF 12.2KB)
地下貯水槽 水位グラフ(5/10 16:00現在)(PDF 23.5KB)
地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:5月10日)(PDF 19.1KB)(5月11日公開)
No.1とNo.2のドレン孔水の全ベータ核種分析の結果が、北東側と南西側で今までの傾向と逆になっていたため資料の取り違えの可能性があると判断、すべてのドレン孔で午後の採水分の分析を実施し、11日分の結果とした。漏えい検知孔は午前の分のまま。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報135)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報136)【報道関係各位一斉メール】(*) (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報137)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)

08:01頃、正門の火災警報装置に「多核種移送」の「火災試験不良」の警報が発報されたので、08:06に消防へ通報。08:07に現着し確認を行ったところ、発火や発煙などの異常がないことを確認。また、当該火災警報装置には、他にも「多核種電気品」、「体育館」、「環境管理棟」の「火災試験不良」の警報も発生していたのでそれぞれ現場を確認したが、異常は確認されなかった(「多核種移送」、「多核種電気品」、 「体育館」、「環境管理棟」とは感知エリア(建屋)の名称であり、「火災試験不良」は火災警報装置から送られる感知器の試験信号が正常に受信されない時などに発信される警報)。いずれも発火や発煙などの異常がないことから、火災ではないと当社として判断した。

09:25頃、6号機北側屋外に設置してある移動用仮設トイレのエンジン発電機より発煙していることを、作業者が発見。このため、当該エンジン発電機を停止し、09:35に消防へ通報。現場調査の結果、エンジン発電機のオイル上がり(エンジンオイルがシリンダー側からエンジンの燃焼室へ入り、燃焼してしまうこと)により排気ガスが黒くなったものであると確認したことから、火災ではないと当社として判断した。
福島第一原子力発電所6号機北側付近における発煙の発生について 【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


その他


1号機R/Bカバーを解体する。
福島第一原子力発電所1号機燃料取り出しに向けた原子炉建屋カバーの解体について(PDF 496KB)(5月9日公開)
1号機のR/Bカバーは放射性物質の飛散抑制のために2011年10月に設置した。これにより建屋からの放射性物質放出量が約1/4に減少した。その後、格納容器ガス管理システムの導入でさらに約1/30に減少。現在は燃料の冷却も進み検出限界未満(検出限界値としてカバー設置前の約1/100)が続いている。1号機からの放出による敷地境界での被ばく線量率はH24年度平均で約0.0006mSv/year、これがカバーを解体すると約0.001mSv/yearになると推定(ただし、カバーのない3号機での実績から、一桁程度は変動する可能性あり)。また、1Fから5kmの地点での被ばく線量率は約0.0001mSv/year、10kmの地点では約0.00005mSv/yearと評価。これらの評価から、R/Bカバーを解体しても県内各地の線量率に影響はないと考える。
1号機R/Bオペフロには爆発の際のガレキが散乱したままになっており、使用済燃料プールからの燃料取出しにはこのガレキの撤去が必要である。このためにいくつかの工法を検討したが、R/Bカバーを解体後にガレキ撤去をおこなう工法が放射能の飛散抑制効果では劣るが技術的に問題なく一番早い工法であるという結論となった。
以上のことから、1号機のR/Bカバーを解体してオペフロのガレキ撤去をおこなうこととする。
カバー解体後の放出抑制対策として、格納容器ガス管理システムによる放出抑制を継続し、機器ハッチをふさぐなどして建屋開口部の面積を縮小する。また、R/Bカバーのモニタリング装置を一部移設してモニタリングを継続する。ガレキ撤去作業中は、先行号機と同様に飛散防止剤などの散布をおこなう。
今後の手順としては、2013年度中頃にカバーの排気設備を停止、排気設備を移設してカバー解体用の大型重機が走行するための敷地造成をしてから解体に着手する(これが排気設備停止後3-5ヶ月後の見通し)。解体後はオペフロ上のガレキ撤去・除染、使用済燃料プールの燃料取出し設備の設置の後にカバーの改造・復旧(これが約4年後の見通し)、プールの燃料取出し、と進む。これらの作業の前に、まず実施計画を規制委に提出し、これが承認されて実際の作業に着手することになる。

1号機の過渡現象記録装置のデータから非常用ディーゼル発電機の稼働状況とICの弁の開閉状況について新たな情報を得た。
福島第一原子力発電所1号機における電源喪失及び非常用復水器の調査・検討状況について(PDF 70.5KB)
過渡現象記録装置は本来、異常事象の発生を契機にプラントの挙動に関するデータを30分間にわたりミリ秒間隔で収集するもの(この分はすでに公開している)だが、今回報告するデータはこのようにして採取されたものではなく、指定した期間に1分間隔で採取されたもの。期間は2011年3月3日11時から11日15時36分59秒まで(時刻は過渡現象記録装置の時計のもので、毎分59秒のデータが採録されている)。津波到達は地震発生より30分以上あとなので、本来の過渡現象記録装置のデータには津波到達時の記録はない。今回公表するデータが存在することは分かっていたが、ここからプラントの挙動に関して情報が得られることが新たに分かったので今回報告する。
1号機の他には3号機と5号機でも同様のデータ(サンプリング間隔と期間はそれぞれ違う)が確認されたので、これも公開する(地震発生当時の福島第一原子力発電所プラントデータ集に掲載)。
今回のデータで確認できたのは以下の2点:
1.非常用ディーゼル発電機(DG) 1Aと1Bの電流と電圧のデータ、および、これらがつながる6.9kV 1C母線と1D母線の電圧データから、非常用DG 1Aと1Bは地震後津波到達まで動作していたことを確認(PDF資料3頁、6.9kV 1A母線と1B母線は常用系(外部電源につながる)、1C母線が非常用DG 1Aに、1D母線が非常用DG 1Bにつながる)。
2.6.9kV 1C母線の電圧データ、および、ICの弁の開閉データから、IC(B系統)の格納容器内側の弁1Bと4Bは、津波到達時に隔離(閉)信号が出る前に駆動電源(交流電源、6.9kV 1C母線から供給されていた)を喪失して開のままである可能性が高い。
非常用DGの停止のタイミングについてはすでに、証言や運転日誌から津波到達時であると判断していたが、このデータにより改めて確認できた。
(以下、13日の会見より)今回のデータは、たまたま、過渡現象記録装置の本来の用途とは別の用途でデータを採取していたものであり、データを取っていた担当者はこの存在を知っていたが、その他はこのようなデータが存在するとは考えていなかった。
(以下、15日の会見より)今回のデータは2011年5月に回収されたもので、回収作業は本店が(協力企業に?)委託しておこなわれた。この時点で本店ではこのデータの存在を把握していなかった。その後、2011年のうちに気付いた者がいたが、その際には今回のような分析にはいたらなかった。事故調査については継続しておこなっており、担当者がこのような分析が可能であることに気付いて今回の報告となった。

地下貯水槽の漏えいに関する作業でリングバッジとγ・βAPDの未装着があった件で、富岡労基署へ今日、報告した。
地下貯水槽対策作業におけるリングバッジ、γ・βAPD未装着の原因について(PDF 22.9KB)
概要、原因、対策など。

地下水バイパスの運用開始に向けて13日に福島県漁連の会議での報告を控えて、最近、質問が多くなっているので、改めて地下水バイパスについて説明する。資料は4月26日に公開したもの。
地下水バイパスの進捗状況および稼働に向けた準備について(PDF 754KB)(4月26日公開)

地下貯水槽の着工と竣工の時期について質問に答えて)着工、竣工の順に、No.1がH24年5月、11月、No.2がH24年5月、12月、No.3がH24年5月、12月、No.4がH24年4月、8月、No.5がH24年8月、H25年1月、No.6がH24年7月、12月、No.7がH24年9月、H25年1月。

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果。
福島第一原子力発電所 建屋開口部等における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 135KB)

水処理設備内の処理水分析結果。採取個所は2011年11月18日の資料を参照。
水処理設備の放射能濃度測定結果(PDF 10.2KB)

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置で13-30日の間にバルブの交換を実施する。H1スキッドで4台、H4スキッドで2台、操作性の悪いバルブがあるのでこれを交換し操作性の改善を図る。たまり水の処理はSARRYで継続しており、この工事による影響はない。

HOT試験中のALPSで、ソフトウェアの変更と一部機械の部品交換のため12日に停止する予定。交換等の作業は13-15日を予定。


ニコ生
《6号機付近の仮設トイレで発煙》東京電力会見

文字起こし、実況など
ドラえもん(@jaikoman)/2013年05月11日 - Twilog
平成25年 5月10日(金)17時30分~ 東電会見 質疑: H25

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