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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2014年11月13日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 156KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機R/Bカバー解体工事
本日の作業実績(PDF)
昨日のクレーンの不具合のため、解体工事はお休み。資機材整備を実施。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無い。
明日の作業予定:資機材整備。解体工事の再開は来週の予定。
取り外した屋根パネルを点検した結果、飛散防止剤がパネル裏面にも付着していることを目視で確認した。
1号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

2号機海水配管トレンチ凍結止水工事間詰め充填工事の効果の確認(10日参照)。11-13日に2号機T/B地下たまり水移送を停止しており、その間、T/B側の水位が上昇したが、トレンチ側の水位もほぼ同じように上昇している(2号機T/Bおよびトレンチ立坑の水位は、毎日の「滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)」に掲載している。10日11日12日13日)。トレンチへの水の流入はT/B側からの汚染水流入の他にトレンチ周辺からの地下水流入も考えられるので、このトレンチ側水位の上昇が、間詰め充填がうまくいっていないためかどうかはまだ分からない。今日13日より2号機T/B地下たまり水移送を再開しており、今度はT/B側の水位を下げてトレンチ水位の変化を観察し、間詰め充填の効果をさらに確認していく。
充填によるトレンチ閉塞に先立ってトレンチ内たまり水を抜いておくことは、必須の要件ではなくなっている。たまり水がある状態で流動性の高いグラウト材を充填する方法が開発されている(9月22日の廃炉・汚染水対策現地調整会議の「トレンチ閉塞施行方法(案)」を参照)。
2号機T/B地下たまり水移送、11日より停止していたが15:07に再開。移送先は3号機T/B地下。

3号機T/B地下たまり水移送、5日より継続中。14:15に移送ポンプを1台から2代に切替え。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

5号機原子炉冷却材浄化系(CUW)ポンプ(A)、原子炉水の浄化及び原子炉水位の調整のため6日13:47頃より運転していたが、今日13日15:19に過負荷トリップが発生。その後、現場を確認したが、漏えい等の異常は確認されていない。今後、トリップの原因について調査する。なお、原子炉の冷却は残留熱除去系 (原子炉停止時冷却モード)で行っており、原子炉冷却への影響はない。

6号機T/B地下たまり水移送、11日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、9月4日より停止中。
水処理装置、SARRY、10月31日より運転中。ベッセル交換のため、07:33-17:10に停止。起動後17:36に定常流量に到達。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。現在、10月30日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、10月30日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、10月30日より運転中。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で9月17日より、B系で9月27日より、C系で10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。10月18日より実施中。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 629KB)
1、2号機ウェウポイントくみ上げ水で放射能濃度が上昇している件(昨日12日参照)。13日採取分の放射能濃度[Bq/L]は54Mnが110(前回10日採取分は54)、134Csが920(前回は<4.2)、137Csが3,000(前回は9)で、上昇しておりいずれも過去最高。その他の核種と周辺の観測孔については分析中。当該のウェルポイントでは現在工事を行っており、くみ上げ量がそれまでは数十m3/dayだったのが、この1週間ほどは数m3/dayに低下しており、その影響かもしれない。ウェルポイントでの強制的なくみ上げをやめて、水中ポンプでのくみ上げに変更する、というようなことを言っていたけれど、それじゃあウェルポイントじゃなくなっちゃうじゃん。
(以下、14日追記)
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(その2)(PDF 220KB)(11月13日公開)
(以下、14日の会見資料より)13日採取分の1、2号機ウェルポイントくみ上げ水の全βは3,200,000Bq/L(前回10日採取で2,100,000Bq/L)で過去最高。
1、2号機ウェルポイントの上流側(山側)にある観測孔No.1-16とNo.1-17を見ると、No.1-17の全βが前回と比べて10倍以上の上昇は見られるものの、過去の変動範囲内であり、その他の核種においては前回と比べて有意な変動はないことから、T/B側から1、2号機ウェルポイントへの流入はないと判断。また、1、2号機ウェルポイントの下流側(海側)にあるNo.1-9の全ベータは前回と比較して有意な変動はないことから、海域への流出もないと判断。なお、1、2号機ウェルポイントくみ上げ水の放射能濃度が上昇した原因としては、先月から実施しているウェルポイント改修工事の影響によるものと考えているが、引き続き原因調査を行うとともに、今後も監視を継続していく。

ホウ酸水タンクの移設(10月14、15日参照)。新設の堰の内側へホウ酸水タンクAを移設する作業が完了し、11:24よりタンクBからタンクAへホウ酸水を戻す作業を開始(10月15日にタンクAからタンクBへホウ酸水を移送している)。
(以下、14日の会見資料より)タンクBからタンクAへホウ酸水を戻す作業は13:12に終了。


その他


サブドレン他水処理施設の安定稼働試験(8月25日参照)が終了。
サブドレン他水処理施設の安定稼働試験結果について(PDF 205KB)
5日までに延べ4,000m3の浄化が終了し、安定稼働試験(STEP1から3)が完了。浄化設備が安定に稼働することを確認した。5回の浄化試験(STEP2で1回、STEP3-2で4回)で、浄化後の水質が地下水バイパスの運用目標を下回ることを確認した。下記の汚染水処理対策委員会の項を参照。
11月19日に臨時の福島県魚連組合長会議が予定されているので、この結果を含めサブドレン他水処理施設についてそこで説明をする予定。

凍土遮水壁工事進捗(4週間工程表)。
福島第一原子力発電所 凍土遮水壁 凍結管設置作業の進捗状況について(PDF 89.5KB)
11日までに、一般部の凍結管削孔631/1,545本、測温管削孔121/
315316本、凍結管建て込み192/1,545本、貫通部の凍結管削孔7/165本(先週と数字は変わらないが、作業は順調)が完了。12月5日訂正

今日、第14回汚染水処理対策委員会があった。
【資料1】汚染水処理対策の進捗状況及びリスクマップ(4.63MB)
サブドレンほか水処理施設の浄化性能確認試験(29頁)。STEP3-2(その3、10月26-27日に浄化)およびSTEP3-2(その4、11月4-5日に浄化)の浄化後の水の分析結果は34頁。(その3)の結果について前回10月27日の報告では10月22-23日に浄化を実施し、浄化後の水から137Csが検出されていたが(1.9Bq/L、サブドレンピットNo.18、19でCs濃度が上昇したため(10月24、30日参照)ということだった)、改めて10月26-27日に浄化をして新しい結果が出ている。
【資料2】福島第一原発の最近の状況(2.03MB)
【資料3】各タスクフォースの開催状況(104KB)
【資料3-1】陸側遮水壁タスクフォースにおける検討状況(4.27MB)
海側の凍結間間隔は1.2mピッチとする(6頁)。1.0mピッチと比べて、凍土閉合に要する日数は約10日間延びるが、施工日数は約30日間短縮される。
凍土遮水壁の閉合手順として、海側よりも山側を先行させ、山側では凍結しにくい個所を先行して凍結開始してから凍結しやすい個所と同時閉合させる(12頁)。地下水流の場所による違い、凍土成立による地下水流の変化を勘案した(山側より海側の方が地下水流が緩慢なため、同時に凍結を開始すると海側の方が早期に凍結する。これによりダムアップが生じ、建屋内への地下水流入量が増加することが予想される)。
【資料3-2】高性能多核種除去設備の検討状況(1.11MB)
検証試験(8月20日より実施中。8月18日参照)の結果、Srに対するCs・Sr吸着材の性能持続時間が短い、Cs・Sr吸着材の2塔目以降のDFが低い、という二つの課題を確認(13頁)。追加ラボ試験の結果(16、17頁)を受けて、実証試験(10月18日より実施中)を実施、検証試験で確認された二つの課題を同様に確認した(21頁)。ただし、出口水は検出限界以下を持続している。今後、要因を絞り込んでいく。
【資料3-3】トリチウム水タスクフォースの検討状況(210KB)
【資料3-3参考】トリチウム水の浅地中処分に係る検討(1.28MB)
【資料4】「汚染水処理対策技術検証事業」の進捗状況(3.71MB)
【資料5】IAEA/UNESCO技術会合(314KB)


ニコ生
【11月13日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.11.13(木)17時30分 ~

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