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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2015年6月22日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 22.6KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機R/Bカバー解体作業。5月末より実施を予定していた屋根カバー取外しは、機器ハッチ開口部バルーンのズレ(5月22日、6月11日参照)の対策が完了するまで延期。
本日の作業実績(PDF)
資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:資機材整備。
1号機T/B地下たまり水移送、13日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、昨日21日より継続中。

3号機使用済燃料プール代替冷却系、1次冷却系の弁点検作業のため昨日21日より停止中(停止時間は約223時間、30日までの予定)。
3号機T/B地下たまり水移送、昨日21日より停止中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、19日より停止していたが10:00-15:00に実施。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、19日より運転中。
水処理装置、SARRY、18日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。現在、5月24日より全系統で停止中(5月25日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。現在、13日より全系統で処理運転中(15日参照)
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。


その他


側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 10.9KB)
21日採取分。全βが増えているが、20日夜の降雨の影響と考える。

20日の雨水処理設備(淡水化処理RO膜装置)からの漏えいの件。
福島第一原子力発電所における雨水処理設備(淡水化処理RO膜装置)配管からの水の漏えいについて(PDF 165KB)
下記参照。

多核種除去設備(既設/増設/高性能)のホット試験終了の見通しについて、質問に答えて)既設ALPSでは、現在、腐食の点検や増塔工事(取り残しのあった4核種の除去性能向上対策。汚染水全量処理を優先するために延期になっていた)などを実施中。終了後に使用前検査を受検して本格運転へ移行する。増設と高性能は実施計画の認可を待って、使用前検査の後に本格運転へ移行する。時期については未定。

今日、廃炉・汚染水対策現地調整会議(第22回)があった。その際の資料。
【資料1-1】発電所内のモニタリング状況等について(9.85MB)
護岸エリア地下水モニタリングまとめ(5頁)
地盤改良壁の地表処理、ウェルポイント設備変更(9頁)。地盤改良壁の地表処理は1-2号機間・2-3号機間・3-4号機間で完了。ウェルポイント設備変更は1-2号機間で4月に完了、2-3号機間と3-4号機間は6月完了予定。
放水路たまり水モニタリングまとめ(11頁)
港湾内外海水モニタリングまとめ(15頁)
地下水バイパス揚水井モニタリングまとめ(20頁)
H4、H6タンクエリアモニタリングまとめ(21頁)
排水路モニタリングまとめ(25頁)
排水/散水している水の核種分析(27頁)。地下水バイパス(排水)、堰内雨水(排水基準未満、排水)、雨水処理設備処理水(散水)、5・6号機たまり水処理水(散水)については、通常、134Cs、137Cs、90Sr、トリチウムの分析をおこなっているが、念のため詳細な核種分析を実施し、主要核種以外に線量評価上有意な核種が存在しないことを確認する。7-12月に実施。結果は2016年4月26日を参照。
地下水バイパス運用状況(31頁)。18日までに69回の排水を実施。排水量の合計は110,354m3。揚水井、観測孔水位グラフ(32、33頁)。10m盤観測孔単回帰分析結果(34頁)、観測孔A-Cで稼動前に対して5-20cm程度の水位低下。サブドレン水位評価結果(35頁)、稼動前に対してSD9で25cm低下、SD20で変わらず、SD45で20cmの上昇。建屋流入量評価結果(36頁)、至近の地下水流入量は326m3/日(対策前に対して80m3/日程度の抑制)。抑制量が少し減っているが、揚水井の清掃を順次おこなっているために揚水量が減っているためと考える。抑制量は前回比10m3減。
地下水バイパス揚水井/清掃状況(37頁)。現在、すべての揚水井で鉄酸化細菌等の発生が認められており、順次清掃を実施している。No.5(5月22日より)、7(6月10日より)、12(2回目、5月25日より)で清掃中。
地下水バイパス揚水井/清掃方法の改善(38頁)。当初の揚水ポンプ清掃・交換内壁のブラシ清掃に、薬剤攪拌清掃、底部土砂排出(井戸底部に堆積した土砂に細菌が含まれる懸念があるため)を順次追加してきた。ブラシ等の写真あり。今後はファイバースコープで揚水井の中を定期的に点検していく(39頁)。
地下水バイパス揚水井/設備の改善(39頁)。地下水循環時に循環させた水が井戸上部より降り注ぐ構造となっており、この際に酸素を巻き込んで地下水中の溶存酸素量が増えて、鉄酸化細菌が増殖している可能性がある。これを防ぐために、循環水を地下水面下へ導くパイプを設置する(今後、点検の際にこの循環水ラインを追設していく)。いつ循環させるんだろう。
【資料1-2】福島第一原子力発電所1号機バルーンずれ状況及び今後のスケジュールについて(886KB)
推定原因(3頁)。雨カバーにガレキが落下しくぼみが発生。雨カバー上に落ちた飛散抑制剤がそのくぼみにたまり、重みにより南東側からズレが発生したと推定(北側は固縛されていたため。3頁図参照)。南東区画にたまった飛散抑制剤と落下ガレキの推定重量は合計で約70kgで、1区画あたりの設計荷重30kgを超えていた。
放出量評価(4頁)。バルーン設置の際に評価した機器ハッチ経由の放出量は、R/Bカバー設置前のダスト濃度を使用していた(データがそれしかなかった)。今回、2014年11月のデータ(建屋内のガレキや大物搬入口の撤去、オペフロでの飛散抑制剤の撒布などで、前回評価に使ったダスト濃度のデータより2桁低くなっている)を使って改めて評価をおこなったところ、バルーンを設置しない状態でも前回評価より放出量が下がり、放出管理の目標値107Bq/hを下回った。また、バルーンを設置したとしても放出量はほとんど変わらず。
被曝評価(5頁)。バルーンを設置しない状態でカバー解体後の敷地境界での被曝線量を評価すると0.00002 - 0.00008mSv/yearとなり、バルーン設置の際の評価値の1/100以下だった。したがって、バルーンを設置しなくても放出量・被曝線量に大きな変動を与えない。
今後の対応(5頁)。バルーン設置は、R/Bカバー解体に先立ち、ダスト飛散抑制のために可能な限りの手立てを講じたうちの一つだが、その後、状況の改善、新しいデータの取得等でバルーンを設置しなくても放出量が十分低いことが確認できた。今回、バルーンのズレを発生させた事象(ガレキの落下、飛散抑制剤の滞留)は今後も起きる恐れがあり、有効な対策がない。以上のことから、ダスト飛散抑制対策としてのバルーン設置は今後はおこなわないこととする。ただし、建屋内を吹き上げる風量を減らすための対策として、大物搬入口横扉からの風の流入を減らす対策を講じる。以上のように実施計画を変更する申請を今日提出した。これの認可が下りてからカバー解体作業を再開することになる。
【資料1-3】1,000tノッチタンクから3号タービン建屋への移送ホースからの漏えい事象について(3.16MB)側溝に敷設された耐圧ホースからの漏えいの件)
現在までのモニタリングまとめ(5-8頁)。1-4号機取水口付近、港湾内、港湾外、港湾口海水モニターのグラフ。港湾外、港湾口海水モニターには影響は見られない。
漏えい対応状況(9頁)。排水路水の回収、側溝の土壌回収・土嚢設置などの実績。
原因/漏えいしたホースの履歴(12頁)。漏えいした耐圧ホースは、H4北エリアタンクの漏えいによりそのまま排水できなくなった堰内雨水の移送先を確保するために、ノッチタンクからT/Bへの移送ラインとして緊急で敷設したもの(2013年秋の台風対策で、他工事との干渉が少なくホースを引きやすい側溝内に敷設)。耐圧ホースの漏えいリスクは認識しており、2014年3月よりPE管化工事を実施していたが、他工事との干渉で一部が未施工となっていた(23頁)。このため、一時的に使用するつもりだった耐圧ホースを長期間使用することとなったが、2013年10月の設置以降、点検を行っていなかった。当該の移送ラインを使った移送の手順書はあったが、移送開始後の漏えいチェックなど具体的なチェック項目の記載がなかった。3月の雨水移送ラインの耐圧ホースの漏えい(3月20日参照)を受けて、移送開始後全ラインのチェックを行う旨を記載した個別手順書を順次作成、運用しており、35m盤内の雨水移送ラインはチェックを行っていたが、35m盤から10m盤に移送する唯一のラインである当該ホースのみ個別手順書が未完成であり、ラインチェックが行われていなかった。
原因/漏えい部位調査(15頁)。当該の耐圧ホースは、塩化ビニルの外管にゴムの内管を接着している。調査の結果、漏えい部位では内管と外管が剥離し、内管の長さ方向と周方向のそれぞれに亀裂があった。ホース外側が強く曲げられた(6月8日参照)ことで、内管と外管の接着強度が低下し剥離、その状態で使用を継続したことで、内管に亀裂が生じ、外管に直接水圧がかかるようになった。また移送の繰り返しにより剥離が拡大し、外管の曲げで伸ばされた部位に水圧が繰り返しかかることで、外管に亀裂が入り孔に進展したものと考える。
原因/まとめ(16頁)。1.比較的高い放射性物質を含む水の移送に際して特段の配慮を行わなかった。2.耐圧ホースを点検せず、劣化に気づかず使用した。3.耐圧ホースを側溝内に設置したまま使用を継続した。4.耐圧ホースでの移送中に巡視を行わなかったため、発見が遅れた。
対策(17頁)。比較的に放射能濃度の高い堰内雨水移送(11頁の赤色実線)には耐圧ホースを使わない(1000tノッチタンク群→T/Bラインは20日にPE管化が完了、雨水処理設備→1000tノッチタンク群の移送はパワープロベスターで対応)。それ以外の堰内雨水の移送もPE管化を進めるが、完了するまでは耐圧ホースを使用し、定期点検・手順書の整備・巡視・受けの設置などの対策を講じる。また、1000tノッチタンク群→T/B移送は将来的には廃止して35m盤上で処理が完結するように検討する(25頁)。
耐圧ホースの点検(16頁)。所内全体で使用中の耐圧ホースの点検を実施した。高濃度汚染水(106Bq/Lオーダー以上)を扱うものは、十分管理して使用されていることを確認(19頁)。高濃度汚染水以外を扱うものは、159ラインのうち139ラインで改善点(曲げ半径が小さいなど)があり、計画的に改善していく(20頁)。いずれのものも、今後使用しないものは計画的に撤去を進める。
【資料1-4-1】福島第一原子力発電所の敷地境界外に影響を与えるリスク総点検を踏まえた今後の計画(81.3KB)
【資料1-4-2】サブドレンNo.16ピットの水質改善について(249KB)
【資料1-5】労働環境改善の進捗状況について(924KB)
雨水処理設備(淡水化処理RO膜装置内)における漏えいについて(182KB)
漏えいの原因となった弁は、他作業のための隔離操作で閉じられていた。漏えい箇所の写真と系統概略図あり(3頁)。
【資料2】廃炉・汚染水対策現地調整会議 汚染水対策の進捗管理表(10.1MB)
汚染水貯蔵タンクエリア別対策実施状況(通しで4頁)
4000m3ノッチタンク群と地下貯水槽No.4、7貯蔵の雨水の処理状況(通しで4頁)。15日現在。
Sr処理水・ALPS処理水の推移(2頁)
Sr処理水とタンク残水(RO濃縮水)の貯蔵状況(3頁)。各エリアの貯蔵状況と多核種除去設備への配管構成。
各多核種除去設備のSr処理水の処理実績・計画(4頁)
既設多核種除去設備の点検スケジュール(5頁)。B系統は、点検にともない発生する排水などを処理するために待機、AC系の点検を先行して実施中。8月にはAC系でSr処理水の処理を開始予定。既設多核種除去設備の長期点検については5月28日を参照。
増設多核種除去設備の循環待機運転停止(6頁)。11日の件。多核種除去設備と受払タンク水位計の制御についての図あり(8頁)。
2、3、4号機海水配管トレンチ閉塞工事進捗(27頁)。18日現在の各号機の進捗状況(充填量、残留たまり水量)まとめ(17頁)。
凍土遮水壁工事進捗(30頁)
建屋内たまり水移送装置増設工事(32頁)。工事はほぼ終了(34頁)。実施計画変更の認可、使用前検査受検後に運用開始の予定。作業者の線量実績(35、36頁)。孤立エリア(他区画とたまり水の連通性がないエリア)の排水を開始(42頁)。孤立エリアにはポンプを設置して移送を開始している(3月26日参照)が、2号機増設廃棄物地下貯蔵建屋(増設FSTR建屋)(廃樹脂貯蔵タンクエリアと廃スラッジ貯蔵タンクエリア)と3号機廃棄物地下貯蔵建屋(FSTR建屋)(CUW廃樹脂貯蔵タンクエリア、廃スラッジ貯蔵タンクエリア、床ドレンサンプエリア)で、移送後に水位の回復を確認。2号機増設FSTRでは地下水の流入も確認している(38頁)。いずれの建屋でも、地下水の流入があり(移送による水位低下が回復する)、たまり水は廃棄物処理建屋側へ流出しているもの(流入がある一方で、移送前の水位はほぼ一定)と推定。今後、建屋内側から止水工事を実施する。2号機増設FSTR建屋と3号機FSTR建屋では過去にたまり水が確認されており(2012年6月6日と2012年5月24日)、止水工事も終わっていた(2013年1月8日(1月9日参照)と2013年3月1日(3月4日参照))。
構内排水路の対策の進捗(42頁)。2号機R/B大物搬入口屋上の2階部分(5月28日。46頁)と1階部分(5月30日。47頁)の汚染源撤去・塗装が終了した。その効果を確認するために屋上と竪樋の水の分析を実施(48頁)。竪樋の水では十分に汚染低減したが、屋上では一桁程度下がったがまだ低減が十分でないので、再度清掃の上、分析を実施する。また、屋上の汚染源流入経路について詳細調査をおこなう。大物搬入口2階屋上竪樋(東)の90SrはNDだった(全βは9700Bq/L)。K排水路付替(5月22日に工事開始)、新排水路設置の工事の状況(51頁、写真あり)。対策実施のスケジュールは52頁。
タンク建設進捗(58頁)
タンク新設/リプレースの実施計画変更申請(58頁)
Jエリア、H1エリアの現況写真(60頁)
水バランスシミュレーション(64頁)
H1東・H2エリアのフランジタンク解体状況(62頁)
1-3号機放水路たまり水調査および対策/1号機放水路の状況(66頁)。2014年10月22日、2015年3月18日、4月29日と濃度上昇が見られている。
2号機放水路の全β濃度上昇(68頁)。5月15日採取分(全βが63000Bq/L)の90Srの分析結果は33000Bq/Lであり、全β濃度の上昇は90Srによるものと考える。
2号機放水路の全β濃度上昇/追加調査結果(放水管。69頁)。T/Bから放水路へ接続する放水管3本のうち2本でたまり水を5月29日に採取・分析。同日採取した放水路上流立坑のたまり水より低濃度で流入経路とは考え難い。放水管はT/Bたまり水水位よりも高いので、T/Bたまり水の流入もない。2号機逆洗弁ピットのたまり水濃度も低い。
2号機放水路の全β濃度上昇/追加調査結果(周辺地下水。70頁)。4m盤の2-3号機取水口管から排水路が接続しているため、地下水観測孔No.2-5で6月10日に採取・分析を実施。水質は5月13日の2号機放水路上流側立坑たまり水と近かったが、全β濃度は16000Bq/Lで数分の1の濃度であった。
2号機放水路の全β濃度上昇/外部への影響(71頁)。1号機放水路と同様に放水口は堆砂で閉塞、放水口出口は海側遮水壁の内側で、たまり水が直接外洋へ流出する状況ではない。5月13日前後に港湾内外の全β濃度に影響は見られず、外部への影響はないものと考える。
2号機放水路の全β濃度上昇/今後の調査計画(72頁)。モニタリングの継続、流入源の調査(排水路からの流入水の調査など)。
1-3号機放水路たまり水調査および対策/繊維状Cs吸着材による浄化(74頁)。吸着材の濃度上昇が小さくなったことから、6月5日に吸着材を交換。137Csで概ね1.08Bq/kg程度を吸着。
1-3号機放水路たまり水調査および対策/モバイル式処理装置による浄化(75頁)。1号機放水路で7月下旬開始に向けて準備工事中。
海底土被覆工事の進捗(77頁)。4月23日に港湾内全域の被覆が完了。耐久性向上のため2層目の追加被覆の試験施工を6月1-18日に実施。この結果を踏まえて23日から2層目の追加被覆を開始予定。2015年度末に完了予定。


実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請について(プレスリリース)
1号機原子炉建屋カバー解体後の放射性物質の放出量評価見直し(上の【資料1-2】を参照)。

ニコ生
【6月22日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2015.6.22(月)17時30分 ~






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