リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2016年4月14日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.2KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):散水設備設置(ノズルユニット設置)。作業時間は07:56-10:49。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:散水設備設置(ノズルユニット設置)(作業予定時間:07:00-14:00)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
21:45に多核種除去設備ALPS B系で漏えい検知器が動作し、「吸着塔6B入口pH計ラック漏えい/異常」警報が発生。現場で、B系の吸着塔付近に約20cm×10cm×1mmの水たまりが2カ所あるのを確認。水たまり周辺に継続的な流入はなく、堰内に収まっており外部への流出はない。
23:16に水たまりの拭き取りを実施し、警報がクリアした。拭き取ったウエスの線量は、70μm線量当量率が0.6mSv/h、1cm線量当量率が0.003mSv/h。また、拭き取り後の雰囲気線量は、70μm線量当量率が0.005mSv/h、1cm線量当量率が0.003mSv/h。引き続き、漏えい検知器周辺の状況を監視する。
福島第一原子力発電所 多核種除去設備における漏えい検知器の動作について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 多核種除去設備における漏えい検知器の動作について(続報)(報道関係各位一斉メール、15日公開)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:06-14:55に一時貯水タンクCから排水を実施。排水量は701m3


その他


12日の焼却工作建屋1階の水たまりの件。水たまりが発生した原因を調査するため、キュリオンセシウム吸着装置で処理された水を送る配管が格納されている鋼製トラフを開放したところ、配管からの漏えいがないことを確認。また、焼却工作建屋の床をサーベイした結果、表面汚染密度が101-102Bq/cm2であることを確認。以上のことから、水たまりは雨水等が建屋外部から浸入したものと推定。

凍土遮水壁の状況
陸側遮水壁の状況(第一段階 フェーズ1)(PDF 1.70MB)
地中温度経時変化(1頁)。凍結を開始している箇所では順調に温度は下がっているが、まだ0℃以下のところはなく、凍土壁の形成には至っていないと考える。グラフの見方は7日参照。
地下水位・水頭状況(2-5頁)。6頁にサブドレン(SD: Sub Drain)、注水井(RW: Recharge Well)、水位観測井(C: 中流砂岩層、G: 互層部、S: 細粒・粗粒砂岩層、i: 遮水壁の内側、o: 遮水壁の外側)の位置を示す。サブドレンと注水井は遮水壁の内側にある。現在、1-4号機建屋地下のたまり水水位はT.P. 1500-1600mm程度であり、周辺地下水位の方が十分に高い。
中粒砂岩層① 海側(2頁)。地図の赤枠で囲ったサブドレン・注水井・観測井の水位を時系列で示した。各グラフ左上の表記、例えば「海1-①」は「1号機海側の①番」という意味。グラフ中の青点は降水量。サブドレンの水位は管理した結果。サブドレン以外の水位にはいくらか変動がみられるが、降雨の影響も考えられるので、観察を継続してく。
中粒砂岩層② 山側(3頁)。① 海側と同様。
互層、細粒・粗粒砂岩層水頭① 海側(4頁)。グラフの説明は中流砂岩層と同じ。互層、細粒・粗粒砂岩層の地下水は被圧地下水であり、水位は水頭の高さを示している。フェーズ1開始以降に水位が低下しているが、同様の現象は試験凍結でも見られた(原因としては、凍結による互層部の体積増加による圧力低下、冷却による互層部地下水の体積減少による圧力低下、 凍結管の外側に沿った中粒砂岩層との水みちによる連通、の可能性を想定している。これについては2015年7月1日の第36回特定原子力施設監視・評価検討会のPDF資料「試験凍結実施状況・建屋内外水位が逆転した場合の影響検討」40、41頁を参照)。試験凍結の際には、低下した水頭はその後は安定してそれ以上は下がらなくなった。
互層、細粒・粗粒砂岩層水頭② 山側(5頁)。②海側と同様。
サブドレンピットNo.1(SD1)の水位低下8日の規制庁との面談において、凍土遮水壁凍結開始後のSD1の水位低下について報告されている。これについて、質問に答える形で言及された。
規制庁のサイトにある面談資料(平成28年4月8日東京電力ホールディングス株式会社福島第一原子力発電所における陸側遮水壁の稼働状況に係る面談の資料【PDF : 4MB】)を参照。
SD1はまだ稼動していない。SD1水位は凍結開始前は比較的高かったが、凍結開始後は低下して周辺の中流砂岩層水位と漸近している(1頁)。SD1はサブドレンピットの下にディープウェル(下部透水層(互層部、細粒砂岩層)からくみ上げる井戸)があって、上のサブドレンと下のディープウェルをシール材・モルタル・フランジで分離している(5頁)。この分離構造が損傷したために、サブドレンが互層部の水頭の影響を受けている可能性がある(凍結開始にともない互層部の水頭が低下(上記参照)したため、サブドレンの水位も低下した)。資料によれば、サブドレンとディープウェルを分離する構造の損傷は地震の影響を想定しているらしい。また、SD1水位低下の原因として、SD1近傍で中粒砂岩層と互層部が連通している可能性もある、とのこと。SD1は中の水の放射能濃度が高いので運開当初は稼働していなかったが、その濃度が下がってきているので稼働開始するために実施計画の変更を申請している(2月4日参照)。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(9日採取)と集水タンクNo.3(5日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.8KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が800Bq/L、第三者機関が900Bq/L。明日15日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。13日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 325KB)

地下貯水槽からの漏えい(2013年4月6日、5月16日参照)に関連して、地下貯水槽周辺の観測孔で1日以降に採取した地下水の全β放射能濃度が上昇した件(3月2、3日参照)
地下貯水槽観測孔 分析結果(採取日:4月13日)(PDF)
13日に採取分析した地下貯水槽観測孔(A1からA19のうち偶数番)の全β放射能濃度は、前回と比べて有意な変動は見られない。
地下貯水槽 分析結果(採取日:4月13日)(PDF)
13日に採取分析した地下貯水槽No.1の南西側漏えい検知孔水の全β放射能濃度は25,000Bq/L(前回12日採取分は22,000Bq/L)、北東側の漏えい検知孔水は230,000Bq/L(前回12日採取分は240,000Bq/L)で、前回と比べて有意な変動は見られない。
引き続き、地下貯水槽観測孔について監視を強化するとともに、全ベータ放射能が上昇した原因を調査していく。

3号機R/Bオペフロ遮蔽体設置作業の動画を公開。
3号機オペレーティングフロアへの遮蔽体設置用架台設置の様子(01:52)(動画)
遮蔽体架台を設置した上に細長い遮蔽体(厚み20cm、幅40cm、長さは長いもので15mくらい)を1本ずつ載せていく。現在作業しているのはA工区。作業のペースは1日に4体程度。秋頃にかけて作業していく。
工区および設置する遮蔽体については3月31日のロードマップ進捗報告の3号機R/Bオペフロ線量低減の状況の項を参照。



ニコ生
【2016年4月14日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2016.4.14(月)17時30分 ~

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