今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.0KB)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点
滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点
1号機ジェットポンプ計装ラックラインを用いた窒素ガス封入試験(5月25日参照)を6月6日より実施中。実施期間は7月下旬までの予定。
1号機R/Bカバー解体作業。
本日の作業実績(PDF):オペフロ調査。作業時間は07:49-13:18。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:オペフロ調査(作業予定時間:07:00-14:00)。
多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。
サブドレン他水処理施設、09:49-13:18に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は505m3。
港湾口ブロックフェンスの補修が今日13日に完了した。
福島第一原子力発電所 港湾口ブロックフェンスの補修完了について(PDF 1.22MB)
3月1日に港湾口のブロックフェンスが一部、転倒・移動しているのを確認していたもの(去年2016年11月の地震・津波の影響と考える。3月2日参照)。4-13日に補修工事を実施した。設置してあったブロックフェンス(3頁下図)6ブロックのうち、北側の3ブロックを補修した。
その他
3号機格納容器内部調査ステップ2を19日より実施する。
3号PCV内部調査(水中ROVによる調査)(PDF 170KB)
福島第一原子力発電所3号機原子炉格納容器内部調査に向けて(02:22)(動画)
ステップ1(常設監視計器の取外し)は12日に完了している。
当初、ステップ2(水中ROVによる調査)は1日で実施する予定だったが、2号機での調査の経験からペデスタル内のプラットフォームが損傷している可能性があるので、まず1日目に水中ROVをCRD交換レールの開口部の入り口(4頁)まで進めて、そこから見える範囲でプラットフォームの状況を撮影する(1回目調査)。次の日に、撮影した映像をもとに調査計画の変更要否について検討(ペデスタル地下へは、CRD交換機のスロット開口部ではなくてグレーチングに開いた穴から行くことになるかもしれない)し、その次の日にペデスタル内の調査を実施する(2回目調査)。2日目の検討日には水中ROVはX53ペネ直下の水中に係留する。
1回目調査は19日に実施、20日に計画について検討し、21日に2回目調査を実施する。ガイドパイプの設置は19日におこなう(作業開始は04:00頃、水中ROV投入は06:00頃の予定)。調査結果については、19日は20:00頃より、21日は21:00頃より会見を開いて報告する予定(定例の会見は、これらの会見で代わりとするため実施しない)。
3号機格納容器内たまり水の水深は約6.4m、X53ペネからたまり水の水面までは約60cm(以前は水深6.3mと報告したことがあったが、端数の処理の影響で、6.4mに訂正する)。ガイドパイプからは水中ROVと一緒に俯瞰カメラを水中に下ろす(1頁右図)。俯瞰カメラの耐放射線性は190Gy、画角は水平方向が120度、垂直方向が110度、水中ROVの状況を監視する。
X53ペネ周辺の雰囲気線量率は約1Sv/h(2015年10月20日参照。前回調査でX53ペネからエントリーした際に、気相部の最大線量は1Sv/hだった)。水中ROVの耐放射線性は200Gyで、水面下に3日間置くのに問題はないと考える。水中ROVは事前の訓練等で使用した予備機が1機あり、1機目が使用不能となった場合にはこれを投入する可能性がある。
水中ROVの遠隔操作は免震重要棟からおこなう。また、3号機北西エリアに現地本部を置いて、必要があれば有人作業を実施できる体制をとる。
1号機使用済燃料プールで冷却停止試験を17日より実施する。
福島第一原子力発電所1号機使用済燃料プール循環冷却設備の冷却停止試験の実施について(PDF 296KB)
1次系と2次系の間の熱交換器をバイパスして1次系を運転した状態で、プール水温の変化を見る。4月にも同様の試験を実施し(4月5-26日。3月30日参照)、使用済燃料の崩壊熱とプールからの放熱がバランスしてプール水温が安定することが確認された(4月27日参照)。今回は、外気温の高い夏季においても使用済燃料プールを自然冷却で十分冷却できること(平年並みの気温の場合、約38℃付近で安定する見込み。運転上の制限値は60℃)を確認する。実施は17日より8月下旬の予定。
プール水温が49℃(気温が最も厳しい想定でのプール水温評価結果)を超えた場合や、湯気の発生により作業に支障を来す場合は、冷却を再開する。
魚介類のサンプリング結果。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所港湾内>(PDF 90.3KB)
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(同所港湾内を除く)(PDF 139KB)
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域> 2016年度 第4四半期採取分(PDF 756KB)
1月28日に木戸川沖合2km付近で採取されたクロダイについて、90Srの分析をした(四半期ごとにCs濃度上位5検体について90Sr分析を実施しているが、クロダイが分析対象となったのは今回が初めて)ところ、27Bq/Kgの結果を得た(他の検体と比べて大きい値であり、2回目の分析を実施した結果は30Bq/Kgで過去最高値となった。1頁)。このクロダイは全長50.6cm、重量2.24kgであることから、震災前より生息していた可能性が高いと推察される(海水中のSr濃度は低下しており、今後成長する魚類のストロンチウム濃度がこのクロダイのように高くなるとは考えにくい)。今後、20km圏内で採取されたクロダイは、当面、Cs濃度に関わらず全て測定対象とする。
なお、クロダイは現在、福島県沖においては出荷制限魚種に指定されており、市場に出回ることはない。
地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 75.9KB)
2015年11月12-16日と2017年6月1日-7月6日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 75.9KB)
10日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。
サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(9日採取)と集水タンクNo.1(7日採取)の分析結果。
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が730Bq/L、第三者機関が730Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.4Bq/L)、第三者機関が0.41Bq/L。明日14日に排水の予定。このところ、トリチウム濃度がそう高くない割に全βが検出されることがある。以前は、全βが出るときのトリチウムは900Bq/Lくらいはあったと思う。
構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。12日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 94.0KB)
凍土遮水壁の状況。
陸側遮水壁の状況(第二段階)(PDF 3.28MB)
最後に残っている未凍結箇所1カ所の凍結について、規制庁に申請中。
ニコ生
【2017年7月13日】東京電力 記者会見
文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2017年07月13日 - Twilog
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