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2018年8月15日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

3号機燃料取出し用カバーのクレーンで制御系の異常を示す警報が発生
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋 オペレーティングフロアに設置してあるクレーンにおける試運転中の警報発生について(PDF 33.3KB)
09:10頃、R/B1階(大物搬入口付近)に置いてある資機材をクレーンで吊り上げたところ、制御系の異常を示す警報が発生。警報をリセット後、無負荷ではクレーンが正常に動作することを確認できたため、13:35に吊り上げかけた資機材を元の位置に着座し、14:30に無負荷状態でクレーンを巻き上げ、オペフロ上の大物搬入口ハッチを閉止した。クレーンはオペフロ上の元の位置に移動している。
警報発生の設定を見直す等の作業も含め、原因を調査していく。
「大物搬入口」とあるのは、取出し予定の使用済燃料を詰めたキャスクをオペフロから1階まで下ろすためのシャフトのことみたい。7月26日の資料を参照。このシャフトはR/B東側に隣接する構台の中に構築されている。
(以下、20日の会見より)資機材を床から20mmほど吊り上げたところでインバーターの異常を示す警報が発生して自動停止した。警報をリセットした後に吊っていた荷をそのまま下に降ろし、無負荷の状態でクレーンが正常に動作することを確認。フックを巻き上げて元の状態に戻した。警報の発生原因については調査中。
吊ろうとしていた資機材は、テスト・ウェイト(48.8t)とウェイトを置く台座(1.4t)、模擬燃料(0.4t)。これらをワイヤーロープ(0.5t)で吊ろうとしていた。このうち、テスト・ウェイトと台座は荷重試験のために用意されたもので、ワイヤーロープで吊り上げること(総重量50.7t)は事前に予定され、実績もあったが、これに模擬燃料を合わせて吊り上げること(総重量51.1t)は想定されていなかった。
このクレーンの定格荷重は50tで、定格125%(62.5t)までは吊り上げることができるのを確認しており、資機材+ワイヤーロープの重さ(51.1t)が定格荷重より大きかったこと自体は警報の原因ではないと考える。ただし、本来、一緒に吊り上げることを想定していなかった模擬燃料を加えた吊り荷の重量が定格荷重を超えており、クレーンを使った揚重を規制する労働安全衛生法に抵触すると判断して労基署へ報告をおこなっている。この点についても、調査および対策を検討中。
このクレーンで吊り上げる予定の貯蔵・輸送用キャスクの重量は、燃料を入れた状態で46.3t。
(「インバーターとは何か」という質問に答えて)直流電流を交流電流に変換する機械。変換した交流の周波数を調整することができる。これにより、モーターの回転数を制御するのに使う。へ〜〜、そうなんだ。

サブドレン他水処理施設、10:14-13:59に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は557m3


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。13日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.2KB)
No.10のトリチウムは1700Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(11日採取)と集水タンクNo.5(9日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が770Bq/L、第三者機関が830Bq/L。明日16日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。14日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.6KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。13日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.46KB)




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