リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2018年8月23日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

2号機R/Bオペフロ内の残置物移動・片付け作業を開始した。
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋 オペレーティングフロア内残置物移動・片付作業の状況について(PDF 43.9KB)
今日の作業は09:40-14:00に実施。Brokk400D(7月19日参照)(長さ4.5m、幅1.6m、高さ2.5m、重さ6800kg)でオペフロ内にコンテナを持ち込み、ガレキをコンテナに収容する作業をおこなった。
7月19日に紹介した動画ではBrokk400Dは黄色だったが、その後、除染しやすいようにコーティングしたため今日の資料では青くなっている。

地下水バイパス、10:02に一時貯留タンクGr1から排水を開始
(以下、24日の日報より)17:21に排水を停止。排水量は1853m3

サブドレン他水処理施設、11:09に一時貯水タンクLから排水を開始
(以下、24日の日報より)17:02に排水を停止。排水量は878m3


その他


地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。10日採取(12日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 8.75KB)

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 77.1KB)
2015年11月12-16日と2018年7月2日-8月10日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 77.2KB)
13日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その3)(PDF 77.9KB)
16日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その4)(PDF 77.9KB)
20日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(19日採取)と集水タンクNo.1(17日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が870Bq/L、第三者機関が930Bq/L。全β濃度は東電がND(<0.71Bq/L)、第三者機関が0.44Bq/L。明日24日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。22日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.5KB)

実施計画の変更認可申請(3月16日提出)の一部補正を昨日22日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正:中低濃度タンク(Eエリアフランジタンク)及びRO濃縮水移送ポンプの一部撤去。

(「ALPS処理水に含まれる129Iの濃度が告示濃度限度を超えているのが2017年度に約60回あったという報道は本当か」という質問に答えて)既設および増設の多核種除去設備で処理後の分析をしているが、この分析結果のうち129Iが告示濃度限度を超えていたのが65回あった。各タンクの貯留水については分析はおこなっていない。告示濃度限度超過は129Iと90Srであった。
2014年3月18日のB系出口水濃度上昇と下流の汚染を受けて、多核種除去設備ALPSで処理した水は、一旦サンプルタンクで受けて、放射能濃度を測ったのちに貯留タンクへと移送する、という話だった。2014年3月26日参照。増設ALPSも同じなんじゃなかろうか。
(以下、ニコ生1:12:30過ぎ)現在、多核種除去設備の処理水の処分については議論する段階にない。したがって、東電としては、この処理水を敷地内のタンクできちんと貯留していくというのがやるべき作業である。この際に、敷地境界における被曝線量が1mSv/年を超えないように、貯留水に含まれる放射性物質を多核種除去設備を使って除去している。現状では、この敷地境界1mSv/年は守られており、処理水からこれ以上の放射性物質の除去をおこなうことは考えていない。
処分については考えていないので、処分のための処理はおこなっていない。現在おこなっているのはタンクへ貯留するための処理である。なので、敷地境界1mSv/年が守れるレベルで処理をしている。告示濃度限度云々は処分のための議論であり、我々はそれには関与しない。というロジック。敷地境界1mSv/年を守るために稼働率を上げる必要があって吸着塔の交換ペースを落としている結果として告示濃度限度を超過する(20日参照)のではなくて、告示濃度限度にかかわらず敷地境界1mSv/年を守れる濃度まで処理をするという運用をやっている、ということ。
東電がALPS処理水の処分について一歩引いて自主的な関与をやめたのは、東電の出すプラン(あるいは、東電がプランを出すこと自体)がどうしても関係者に受け入れられなかったという過去があるからなんだろう。その結果がこういうことになってるのかな。先週末にこの件についての報道が出て以来、東電が公式に見解を出さないのは、この理路によるんだな。

今日、廃炉・汚染水対策現地調整会議(第45回)があった。その際の資料。
【資料1-1】汚染水対策に関わる対応状況について(21.0MB)
サブドレンNo.206ピット水位計位置ずれにともなう水位監視不能の件(通しで33頁)。34頁に時系列(12日10:08に水位計偏差大警報、10:14にNo.206ピットくみ上げ停止、11:15に当直長がLCO逸脱と判断、12:03に全ピットのくみ上げ停止、23:23に水位計を復旧。翌13日、14:00にLCO逸脱宣言を取り下げ、16:01-16:56に全ピットのくみ上げを再開)。推定原因(37頁):水位計固定金具の内側にある緩衝材が接着力低下によりケーブルおよび検出部の自重ではがれ落ちために締付け力が低下し、水位計の検出部が下にずれた(当該箇所の写真あり)。今後の対応(40頁):全ピット水位計について応急措置として結束バンドによる固縛を13日に実施済み、恒久対策として固定箇所(治具)をこれまでの垂直方向1カ所に水平方向2カ所を加え3カ所に強化、固定も2系統別にする(1-4号機周辺42カ所は10月までに実施)、今後は1回/24カ月以内に実施している点検時に緩衝材も交換する。12日以前から水位計が2系統のうち片側だけ下にずれる事象が発生しており、2系統の独立性を確保するために系統ごとに固定する金具に変更しようとしていたところだった。
【資料1-2】使用済燃料プールからの燃料取り出しに関わる対応状況について(7.27MB)
3号機燃料取出し用カバーの燃料取扱機の不具合の調査結果(通しで33頁)。9日の件。制御ケーブルに不具合を確認、このケーブルの接続部を分解し内部を確認した結果、片側(オス側)の接続部内部に断線と異物を確認した(47頁右下写真。右上写真の異常なかったメス側と比べると、オス側には、被覆で覆われている電線の間に、無いはずのものが何やらあるのがわかる)。異物が何かはまだわからない。今後、破面の調査をおこない、破断したのか、異物による腐食なのか、などを調べる。
3号機燃料取出し用カバーのクレーンにおける定格荷重超過(38頁)。15日の件。20日の会見で「模擬燃料の重さは0.4t」と報告していたが、「約0.3t(310kg)」に訂正(模擬燃料自体の重さは290kg、固縛材などが20kgで合計310kg。固縛材の重さを多く見積もりすぎていた)。
【資料1-3】燃料デブリ取り出しに関わる対応状況について(2.67MB)
【資料1-4】廃棄物対策に関わる対応状況について(1.68MB)
【資料2】福島第一原子力発電所の敷地境界外に影響を与えるリスク総点検に関わる対応状況(1.20MB)





ニコ生
【2018年8月23日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年08月23日 - Twilog
08/23のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



0 件のコメント:

コメントを投稿