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2019年9月12日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)のため、格納容器ガス管理システム排気流量を増やして格納容器圧力を下げている(4月25日、6月27日、7月25日参照)。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は21.0m3、格納容器圧力は0.67kPa(gage)。お盆期間に入るので、8月9日から排気流量を下げて元の格納容器圧力に戻していると思われ。
1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、計装品他点検にともない、9日より運転を停止中。運転再開は20日21:00の予定。停止時のプール水温は33.3℃。6日参照。

3号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(10月4日公開)
3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、一次系ポンプ(B)の点検にともない8月28日より運転を停止中。運転再開は9月13日21:00の予定。停止時のプール水温は32.0℃。8月27日、9月9日参照。

地下水バイパス、10:06に一時貯留タンクGr3から排水を開始
(以下、13日の日報より)16:20に排水を停止。排水量は1741m3

サブドレン他水処理施設、10:48-13:20に一時貯水タンクEから排水を実施。排水量は377m3


その他


1/2号機排気筒解体作業、1ブロック目の作業の振り返りを実施し(11日参照)、昨日11日に規制庁に報告。今日より作業を再開したが、通信の不具合で中断した。
今日、早朝より作業を開始。12:30頃に、遠隔操作室と解体装置の間の通信ができていないことを確認。原因については現在調査中だが、これまでにあったトラブル(一時的な通信不良、レーダーによる無線干渉など)とは別種の不具合であることが判明している。遠隔操作室からクレーン先端まで(有線で通信)は問題ない。クレーン先端から解体装置までは無線通信であり、ここに問題があると考えている。クレーン先端の無線装置の状況を確認するために、クレーンのアームを伏せる、もしくは、アームを折る、等の作業が必要となり、復旧までには最低でも7-10日間を要する見込み。

サブドレン他水処理施設、排水の確認結果(2019年度第1四半期分)。
サブドレン・地下水ドレン浄化水の排水に関する確認結果(2019年度第1四半期分)(PDF)
実測値あるいは実測値を元に評価した3か月平均濃度の評価値(48核種)。2019年度第1四半期分のサブドレン他水処理施設からの排水(浄化水)について、告示濃度限度に対する比の和が実施計画に定める値(0.21)を下回ることを確認した。
全データ公開で公開しているデータのうち、この報告に使用する分析値の一部(106Ru、127Te、127mTe)で誤りがあり、昨日11日に訂正した。分析値を電子的に登録する際のミスが原因。この報告書を作成する際のチェックで誤りが判明した。
前回は5月11日(2018年度第4四半期分)。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その1) (77.6KB)(PDF)
2015年11月12-16日と2019年8月1日-9月5日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2) (77.6KB)(PDF)
9日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(8日採取)と集水タンクNo.4(6日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が930Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.1Bq/L)、第三者機関が0.51Bq/L。明日13日に排水の予定。



動画


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年9月12日 - Twilog
09/12のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)





木曜日の1Fからの会見で説明を担当している大山さん。時々、言ってることが理解できなくなるんだけど、プレゼン技術の問題かと思ってた。だけれど、今日は明らかに説明の内容が間違っていた。昨日11日公表の1/2号機排気筒解体作業の振り返りの資料の説明で、ドリルシャックリングの起動不能の件と、筒身の歪みでチップソーの歯に荷重がかかって磨耗が激しかった件。それから、地下水バイパスの一時貯留タンクの評価の件(この資料の説明については、前から、なんか変だなぁと思ってた)。
チップソーの磨耗の件については質問が出て、それへの返答の中でサブの斎藤さんが「補足説明」として正しい説明をしていたけれど、大山さんの説明が間違っていてそれを訂正する、という形は取らなかった。
大山さんの説明が間違っていたのも、もちろん問題なんだけれど、それを会見の中できちんと訂正できなかった会見担当チームの在り方が、ヤバイと思った。こんなんで、良いわけないじゃん。一緒に仕事してるんだから、もっと腹割ってなんでも指摘し合えるようになろうよ。東京電力は、あの事故ですっかり失ってしまった信頼を、毎日の作業を通じて取り戻していかなきゃいけないんじゃないの?中の人同士が信頼し合えなくて、どうやって外の人に信頼してもらえるの?もっと自信持とうよ。これより下はないってところまで行ってきたんじゃないのかな。
台風15号の復旧作業、ツイッターで進捗について頻繁に報告してるけど、それについてるリプを見ると、ほとんどが感謝とか励ましの内容だよ?マスメディアとか政治家は「復旧に時間がかかってるのは東電が悪い」ってことにしたいみたいだけど、そうは思っていない人達はたくさんいるよ。彼らの信頼に応えたいとは思いませんか?




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