リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2020年4月30日(木)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1/2号機排気筒解体作業、昨日29日に最後の23ブロック目の解体を完了している。今後、頂部にフタを設置して全体の作業が完了する。早ければ明日実施の予定。
23日に歩廊に落下した電線管は、昨日29日に23ブロック目解体完了後に6軸アームを使って回収した。

17:07、建設中のJAEA大熊分析・研究センター第1棟から出火しているとの連絡が緊急時対策本部に入った。
 状況は以下のとおり。
  ・発見時刻   16:45
  ・発生場所   発電所構外 JAEA大熊分析・研究センター第1棟1階
  ・発見者    協力企業作業員
  ・発生状況   大熊分析・研究センターから出火していることを確認。
          燃えていたブルーシート1枚の初期消火を実施。
  ・けが人の有無 なし
  ・周囲状況   可燃物、危険物なし
  ・モニタリングポスト指示値  有意な変動なし
  ・発電所敷地境界・構内ダストモニタ指示値  有意な変動なし
  ・構内線量表示器指示値  有意な変動なし
  ・プラント設備への影響  なし
  ・双葉消防本部への連絡時刻 17:07(119番通報)
 富岡消防署による現場確認の結果、火災と判断され、鎮火を確認。
  ・判断時刻  17:26
福島第一原子力発電所 発電所構外で建設中のJAEA(日本原子力研究開発機構)大熊・分析センター第1棟からの火災発生について(報道関係各位一斉メール)



その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(26日採取)と集水タンクNo.4(24日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が370Bq/L、第三者機関が390Bq/L。明日1日に排水の予定。

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第77回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
1/2号機SGTS配管撤去に向けた現場調査の実施状況(通しで3頁)
タンク建設進捗(19頁)
水バランスシミュレーション(20頁)
サブドレン他水処理施設の運用状況(27頁)
建屋周辺の地下⽔位、汚染⽔発⽣の状況(33頁)
凍土遮⽔壁ブライン漏えい要因調査結果および液位変動要因調査結果(38頁)
凍土遮水壁の状況(43頁)
H4・H6タンクエリアモニタリング(57頁)
1号機使用済燃料プール養生設置(通しで4頁)
2号機使用済燃料プール内調査の計画(11頁)。2号機R/Bオペフロは線量が高くアクセスが困難なため、これまで使用済燃料プール内の調査ができていない。燃料取出しに当たって、燃料上部やキャスクピット内の干渉物の有無、プールゲートやスキマーサージタンクの状態を確認するために、6月上旬に使用済燃料プール内調査を実施する。調査は水中ROV(長さ35cm×幅20cm×高さ20cm、重さ5kg。稼働範囲は約17m。過去に使用したことがあるもの)を使用。西側構台の前室から機材(水中ROVを運搬する装置、水中照明。14頁)を搬入し、水中ROVを遠隔操作して調査する。機材搬入はBROKK、Kobra、PackBot(オペフロ残置物撤去移動・片付けで使用した無人遠隔重機、小型ロボット)でおこなう。調査対象は13頁。スケジュールは15頁。5月中旬にモックアップ訓練(水中ROVの訓練は南相馬市の福島ロボットテストフィールドで実施)、準備完了後、6月中旬に調査を実施する予定。2号機の燃料取出しはロードマップで2024-2026年に開始となっている。2019年12月27日参照。
3号機燃料取出しの状況(16頁)。3月末までに119体の燃料取出しを完了している。3月30日よりクレーンの年次法令点検を実施中。この間に燃料取扱機(FHM)の点検や共用プール燃料取扱設備の点検、ハンドル変形燃料保管のための燃料ラック取替を実施している。点検終了後、燃料取出しの体制を強化して取出しの頻度を上げるため、増員のための追加訓練等を実施中。取出し再開は5月下旬-6月上旬の予定。
ガレキ撤去状況(18頁):マニピュレーターで把持する大きなガレキの撤去は概ね完了。ガレキ撤去ツール(熊手)によるかき出しおよび吸引装置での吸引を中心に実施中。ハンドル変形の目視確認は全燃料で完了した。目視確認が難しい軽微な変形の有無は治具により最終判断するため、ガレキを撤去し、治具での判断後にガレキ撤去完了となる。これまでに変形が確認された燃料は15体(35頁参照)。
予備品の調達(20頁)、調達管理の改善(21頁)。
ハンドル変形燃料の取扱い(22頁):ハンドルの変形がチャンネルボックス外径の範囲内なら小変形燃料、範囲外なら大変形燃料として扱う。小変形燃料は既存のFHM掴み具で使用済燃料プールから取出し、キャスク内の収納缶(小、通常のもの)に装填して共用プールへ移送、収納缶ごと収納缶(小)掴み具で取出して共用プールに入れる。大変形燃料は、既存のFHM掴み具で把持可能ならそれで取出し、できなければ大変形用FHM掴み具で取出す。キャスク内では収納缶(大)に装填し、共用プールへ移送後、収納缶(大)掴み具で取出す。大変形用FHM掴み具、収納缶(大)、収納缶(大)掴み具は現在制作中。
ハンドル変形燃料の吊上げ試験(23頁):ハンドル変形燃料がFHM掴み具で吊上げ可能であることを早期に確認するためにおこなう。チャンネルファスナが燃料ラック上端から抜けきると、固着や燃料ラックとの⼲渉がなくなるため、当該⾼さまで燃料を吊上げて荷重を確認後に燃料ラックへ戻す。なお、ハンドル変形燃料の吊上げは、これまでに実施した吊上げに係る試験、解析評価結果から問題なく吊り上げられる荷重(700kg程度、36頁参照)に制限して⾏う。対象は、変形が確認された15体の燃料(うち4体は大変形燃料の可能性があり(35頁参照)、これらについては大変形用FHM掴み具に準備ができ次第実施する)。
スケジュール(24頁)。2020年度末に燃料取出し完了の見込み。ハンドル変形燃料吊上げ試験は5月下旬および12月頃に実施予定。
1/2号機排気筒解体作業進捗(39頁)
1号機飛散防止剤散布実績と予定(59頁)
3号機オペフロ連続ダストモニター計測値(62頁)
使用済燃料等の保管状況(63頁)
1号機格納容器内部調査アクセスルート構築(通しで3頁)
ガレキ・伐採木・使用済保護衣の管理状況(通しで3頁)
水処理2次廃棄物の管理状況(3頁)
ガレキ・伐採木・使用済保護衣・水処理2次廃棄物の保管量推移(4頁)
【資料3-5】循環注水冷却(2.05MB)(PDF)
窒素ガス分離装置(B)指示不良にともなう運転上の制限逸脱および復帰(通しで3頁)24日参照。現場操作盤には21日02:14に「FX3U-4AD電源異常」警報が出ていた(24日に確認。この警報は免震棟集中監視室ではモニターできない)。現場調査の結果、窒素ガス分離装置(B)本体のパッケージ内部に黒色の粉が広範囲に飛散し堆積しているのが判明(6頁に写真)。装置内の流路を構成する配管・機器の継手部に漏えい痕跡がなかったことから、サイレンサ(7頁図。空気を取り込んで活性炭を充填した吸着槽で酸素等を吸着し、残った窒素を系統へ供給する。吸着槽で吸着した酸素を排出するラインの終端にサイレンサーが付いている)からの排気と同時に、吸着槽の活性炭が細粒化したものが外部に流出したものと考える。この飛散した活性炭がパッケージ内部のコントローラーに流入し、コントローラーが故障して「電源異常」の発報に至った可能性があるが、詳細は今後調査する。実際には、電源ではなくコントローラーの異常により免震棟への信号伝送ができなくなったものと考えている。
今後の対応:監視の強化(現場運転状況および免震棟集中監視室でのパラメータ確認)。窒素ガス分離装置Bは構外に搬出して調査・点検をおこなう。窒素ガス分離装置AはB号機と同一商品であり、同様の事象が発生する可能性があるので応急対策(サイレンサ出口の屋外化など)を検討中。また、C号機のみでも1-3号機へ供給する窒素ガスを十分にまかなえる(10頁)ので、A号機は現状で異常は確認されていないが、待機号機とする。また、現場警報が免震棟でもモニターできるように見直しを検討中。
窒素ガス分離装置のメカニズムについては例えばクラレのサイトを参照。PSA(Pressure Swing Adsorption)法のしくみ:分子篩炭(活性炭に空いている穴の大きさを窒素分子と酸素分子の中間くらいにそろえると酸素分子だけを吸着する。これもクラレのサイトに簡単な解説あり)で大気から酸素だけを吸着して窒素ガスを生成する。吸着時に加圧すると酸素が吸着され、減圧すると放出される。分子篩炭を充填した吸着槽を2つ用意して吸着-脱着を交互に繰り返せば、連続して窒素を分離することができる。
【資料3-6】環境線量低減対策(9.59MB)(PDF)
福島第⼀原⼦⼒発電所構内の線量状況(通しで2頁)
T/B東側地下水および海水のモニタリング(8頁)。
【資料3-7】労働環境改善(4.36KB)(PDF)
管理対象区域の運用区分(通しで2頁)
2019年度の災害発⽣状況と2020年度の安全活動計画(通しで3頁)
1Fにおける新型コロナウイルス対策(32頁)。17日に第三対策体制に移行。現在、1Fで感染者は発生していない。4/21-5/10は対策強化期間。緊急事態宣言を受けた追加対策など。
1Fにおける作業員の健康管理(41頁)。厚労省ガイドラインへの対応状況。
【資料4】その他(PDF)
多核種除去設備等処理水の取扱いに係る「関係者の御意見を伺う場」について(通しで1頁)。資源エネルギー庁原子力発電所事故収束対応室の資料。
福島第⼀原⼦⼒発電所構内設備等の⻑期保守管理計画の策定(3頁)
1Fにおける⾃動運転EVバスの取り組み状況(24頁)。2018年4月に導入した自動運転EVバスARMA(愛称「はまかぜe」)は、2年間にわたり知⾒を蓄積して2020年3月末で運用を終了。今後は、更なる⾃動運転の技術開発を進めるため新たなパートナーを選定中。
楢葉沿革技術開発センターの取組状況(26頁)。JAEAの資料。
「廃炉・汚染水対策事業補助金」に係る採択結果(35頁)。廃炉・汚染水対策事業事務局の資料。
以下、経産省のサイトから。


川村会長が退任、新会長は槍田 松瑩 三井物産株式会社顧問。株主総会で正式決定。

今日の会見で、小野さんは東京会場から参加(新型コロナ感染症対策として、東京と福島の間の往来を禁止しているため)。




動画

文字起こし、実況など





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