リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2021年4月27日(火)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。

サブドレン他水処理施設、10:03-14:16に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は628m3

09:14、6号機T/B地下1階ヒータールーム内にあるCO2消火設備の配管の下部等に油らしきものがあるのを当社社員が確認、双葉消防本部へ119番通報。
現場を確認した結果、結露水と判断し、10:30に消防により「その他誤報」と判断された。
その後の現場確認において、10:55に同ヒータールーム内にあるITV用端子箱内に油がたまっているのを発見。たまりの大きさは約20cm×約15cm×深さ約3mmで、漏えいは継続していない。油は拭き取り回収をおこない、油の流入がないことを確認。
その後、消防による現場確認の結果、13:00に両事象について「油漏えい事象」と判断された。両事象の発生場所は2-3mの距離にある。
今後、油が漏れた原因について場確認等を行い、原因が分かり次第、適切に再発防止対策を講じる。


その他


1Fにおける新型コロナウイルス対策
24日までに、1F関係の感染者は15名(社員1名、協力企業作業員13名、取引先企業従業員1名)。5日にまん延防止等重点措置が適用されたのを踏まえた対策の見直し(前回は3月25日)。

月末なので、作業者の被曝線量評価を厚労省へ提出。
3月の最大被曝線量は9.47mSv、平均値は0.39mSv(APD値)。四半期ごとの集計あり。

東京電力パワーグリッドの社員1名(神奈川県内事業所勤務)が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。


今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第89回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
多核種除去設備等処理⽔の定義⾒直し及びタンクに保管されているトリチウム量について(通しで78頁)ALPS処理水の定義(79頁):ALPS処理で告示濃度比総和1未満(出口7核種推定)がALPS処理水。1回以上ALPS処理をおこない告示濃度比総和1以上(出口7核種推定、汚染されたタンクの再利用で汚染度が上昇したしたもの(2020年7月30日ロードマップ会見参照)を含む)および告示比未評価が処理途上水。ALPS処理水と処理途上水を合わせてALPS処理水等。汚染水-(セシウム吸着装置、淡水化装置)→Sr処理水-(ALPS)→処理途上水-(二次処理設備)→ALPS処理水(80頁)。タンク内トリチウム総量評価(82頁):4月1日時点でタンクに貯留しているALPS処理水等に含まれるトリチウムは約780兆Bq(貯留水量は約125万m3。2019年11月18日ALPS処理水小委に提出した資料の評価(約856兆Bq)より減っているのは、Sr処理水の処理が進んで貯留水の実測が進んだ結果、貯留水量推定が減ったこと、推定に用いたトリチウム濃度が実際の濃度より低かったことが原因)。なお、現在R/B内に存在するトリチウムの推定総量は約1150兆Bq。今後、汚染水の発生量に比例して建屋外に持ち出されるが、移行係数にも依存するので持ち出し量の予想は難しい。
【資料1】プラントの状況(2.96MB)(PDF)
【資料3-1】汚染水対策(6.25MB)(PDF)
プロセス主建屋・高温焼却炉建屋における地下階環境調査の実施について(通しで3頁)
1号機R/Bカバー(残置部)解体の状況について(通しで3頁)。大型カバー設置のため、干渉する建屋カバー(残置部)の解体を2020年12月19日より開始。4月下旬時点で梁・柱(上段部)を解体中(4頁右下写真)。また、大型カバー設置に向けた仮設構台の組み立て作業を構外ヤードで実施中。スケジュールは5頁。9月より大型カバー設置工事に着手予定。
1号機格納容器内部調査アクセスルート構築 ⼲渉物切断作業の状況(通しで3頁)。23-26日の予定で干渉物調査を開始した(22日参照)が、23⽇のカメラ装置インストールに時間を要したこと、また、24⽇に監視⽤カメラの視界不良が発⽣し予備品と交換したことから、日程を23-29⽇の7⽇間に変更。取得した映像データをもとに、干渉物の位置評価を実施中(8頁)。
2号機試験的取出しの準備状況(12頁)。現在、ロボットアームをエンクロージャーに組込み、動作確認を実施中(14頁)。今後、最終動作確認、梱包の後、日本へ輸送予定。年度当初に日本への輸送および性能確認試験等の実施を予定していたが、英国および日本における新型コロナウィルスの感染状況や入国制限、動作確認の対応状況を考慮し、一部の性能確認試験等を英国で実施することとした(英国の状況が改善したので)。輸送時期については精査中(スケジュールは15頁)。
1号機格納容器水位低減計画(16頁)4月19日と同じ資料。
【資料3-5】循環注水冷却(1.98MB)(PDF)
3号機原子炉注水停止試験結果(速報)(通しで4頁)。7-16日(7日間)に注水を停止(試験は23日に終了)。格納容器水位の挙動(6頁):13日までは低下幅が大きかったが、以降は緩やか(水位の低下は全部で約50cm)。水位変化と大気圧変化(7頁):大気圧が大きいと水位が若干低くなる。格納容器温度の推移(8頁):注水停止後、緩やかに温度上昇。圧力容器底部温度の推移(10頁):温度上昇は格納容器温度よりも小さい。ダスト・希ガス(X135)の推移(13頁):有意な上昇なし。格納容器ガス管理システムの試料採取(16頁):試験前および試験中に、ガス管理システムのフィルターを通る前のダストおよび凝縮水を採取(17頁)・分析を実施(17頁にダスト、18頁に凝縮水の結果)。まとめ(19頁):13日以降、水位低下が緩やかになったあたりは主蒸気配管伸縮継手部下端の高さに相当しており、主要な漏えいは当該箇所と推定。注水停止中の水位低下状況を踏まえて、今後の注水のあり方(格納容器(MSIV室)からの漏えいを長期にわたって抑制していく。短期的には現在の注水量3m3/hから減らしていく。並行して、より長い注水停止について、温度やダストへの影響を踏まえつつ計画していく)を検討していく。
3号機原子炉注水停止試験時のMSIV室内の状況(25頁)19日参照。注水再開後(26日)の調査で、主蒸気配管A伸縮継手部下側の水面に漏えいによると考えられる揺れ・波を確認(試験開始前(6日)に同様の事象が確認されたが、注水停止中(14日)には見られなかったもの)。また、主蒸気配管B、C、D(前回2014年調査で漏えいが確認された場所)、主蒸気系ドレン配管については漏えいはなかった(29頁)。現状の調査装置では確認できる範囲が限られていることから、漏えい個所の特定にむけて、対応を検討する。
【資料3-7】労働環境改善(2.65MB)(PDF)
2020年度の災害発生状況と2021年度の安全活動計画(通しで11頁)
【資料4】その他(1.12MB)(PDF)
以下、経産省のサイトから。
言及された話題:ALPS処理水処分方針決定/プロセス主建屋・高温焼却炉建屋地下のゼオライト土のう調査/1号機R/Bカバー残置部解体/1号機格納容器内部調査アクセスルート構築作業/2号機燃料デブリ試験的取出し/1号機格納容器水位低減/3号機注水停止試験速報/3号機MSIV室内調査結果/2020年度災害発生状況




動画

文字起こし、実況など




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