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2011年10月6日(木)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF20.1KB)

1号機原子炉注水量、09:28に給水系からの注水量を約3.5m3/hから約3.8m3/hに調整。
1号機R/Bカバー設置工事、雨のため作業中止。
1号機の原子炉注水ラインの多様化を図るために、炉心スプレー系とヘッドスプレーライン(定検時に原子炉を開くために炉内上部の機器を冷却するもの。ECCSではない)の調査を今日から実施。今日は電動弁の絶縁抵抗を測定して異常がないか確認した。14:30-15:20に社員3名で実施。計画線量5mSv、最大被曝線量1.21mSv。炉心スプレー系の電動弁は主回路・制御回路ともに問題なし。ヘッドスプレーラインは主回路問題なし、制御回路は絶縁抵抗がないので今後評価する。


2号機原子炉注水量、17:38に給水系からの注水量を3.8m3/hに調整。炉心スプレー系からは7.0m3/hを継続。
2号機格納容器への窒素封入量が増加(約17m3/h)していることが確認されたため、12:30に元の封入量(約13.5m3/h)へ調整。
2号機のたまり水移送元をトレンチ立坑からT/B地下へ変更する工事で、移送ラインのリークチェックが完了、13:48から雑固体廃棄物減容処理建屋へ移送再開。
局部出力領域モニター(炉心の中性子の量を測る)の導通確認を今日明日で2号機で実施。9月16日、21日の制御棒位置検出器の導通確認と同様に、炉心の損傷具合を評価できないかどうかやってみる。3号機は来週実施予定。1号機は未定。

3号機R/B上部開口部ダストサンプリングを14:13-14:47に実施。
福島第一 3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(11.3KB)(10月7日公開)
【参考資料】福島第一原子力発電所3号原子炉建屋上部の状況(PDF25.5KB)(10月8日公開)
福島第一原子力発電所3号原子炉建屋上部(動画61.9MB)(10月8日公開)

4号機使用済燃料プール、22:32に塩分除去装置自動停止。詳細は明日7日を参照。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、20m3/hで運転中、Hベッセル2塔交換。
水処理装置、SARRY、AB2系列40m3/hで運転中。
水処理装置、RO膜型淡水化装置、廃液RO供給ポンプ出口逆止弁の配管継ぎ手部から水のにじみを確認したため、09:58頃2と3を手動停止。その後、にじみ個所を修理し、13:01に再起動。
水処理装置、蒸発濃縮型淡水化装置、全台停止中。

遠隔操作重機によるガレキ撤去、今日もお休み。


その他

明日1号機で再度ダストサンプリング実施の予定。カバー設置が進んできたので、建屋内部(R/B3階機器ハッチ付近)で測定をおこなう。

10:45-11:05にふくいちライブカメラがダウン。LANケーブル接触不良のため。

海底土の核種分析でプルトニウムの分析結果。
福島第一原子力発電所 海底土中のPu分析結果(PDF 8.67KB)
1F構内の土壌の核種分析でプルトニウム、ストロンチウム、γ核種の分析結果。
福島第一原子力発電所 土壌中のPu分析結果(PDF 9.07KB)
福島第一原子力発電所 土壌中のSr分析結果(PDF 8.47KB)
福島第一原子力発電所 土壌中のガンマ線核種分析結果(PDF 10.5KB)


13:41-14:07に6号機補助冷却海水系ポンプ(使用済燃料プール冷却に使用)のヘッダ圧力に緩やかな低下傾向がみられたため、ポンプを一旦停止。再起動後、圧力が復帰したことを確認。

協力企業の作業員が昨日07:10ころ朝礼時に体調不良。Jビレッジに搬送、磐城共立病院で治療中、今朝05:00ころ死亡。50歳代男性、積算外部被曝線量2.02mSv。


ニコ生
【10/06・11:00開始】東京電力 記者会見
政府・東京電力統合対策室 合同記者会見

Togetter
2011/10/6・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/10/6・16:30開始 政府・東京電力統合対策室合同記者会見

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