2012年2月2日（木）

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況（記者会見資料）（PDF120KB）

プラント関連パラメータ（PDF）　午前６時時点　午後０時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について（PDF）9:00現在　18:00現在

今日の漏えい個所。昨夜の最低気温は浪江で05:00に-1.1℃、広野で01:00に-1.3℃（気象庁アメダスのデータ）
・ろ過水を純水化する水処理建屋内排水ライン配管フランジ部
・ろ過水を純水化する水処理建屋内排水ラインドレン弁
福島第一原子力発電所における水漏れについて（２月２日確認分）（7.54KB）
漏れたのはいずれもろ過水。


高台炉注水ポンプの注水ラインのうち、給水系配管に接続するラインのポリエチレン管への引替えが完了したので、10:35に給水系からの注水をT/B内炉注水ポンプから高台炉注水ポンプへ切替を実施。
1号機原子炉注水量、15:15に給水系を4.2m³/hから4.5m³/hへ、炉心スプレー系を1.5m³/hから2.0m³/hへ調整。

2号機原子炉注水量、10:55に給水系を3.9m³/hから3.0m³/hへ、炉心スプレー系を5.1m³/hから6.0m³/hへ変更。
注水量が低下したので、15:15に給水系を2.5m³/hから3.0m³/hへ、炉心スプレー系を5.2m³/hから5.5m³/hへ調整。
2号機T/B地下たまり水移送、継続中。

3号機原子炉注水量、11:10に給水系を3.8m³/hから3.0m³/hへ、炉心スプレー系を5.2m³/hから6.0m³/hへ変更。
注水量が低下したので、15:15に給水系を2.5m³/hから3.0m³/hへ、炉心スプレー系を5.2m³/hから5.5m³/hへ調整。
3号機T/B地下たまり水移送、継続中。

15:20頃、4号機R/B1階の原子炉ウェルへ水を補給するラインで漏えいを発見。鉛筆の芯1本分程度で漏えい量は約2l、漏れたのはろ過水。現在は止まっている。
福島第一原子力発電所４号機原子炉建屋１階における水漏れ状況（PDF68.9KB）
赤 いホースの接続部の周辺の床がぬれているところ。漏えいのあった個所につながっていたホースは外してあり、接続口が見えている。両側にある銀色のホースは 使用済燃料プールの循環冷却で使っているもの。当該のラインは原子炉ウェルとの間の弁が閉まっており、漏えいの状況、原因について調査中。
31日に計装ラックテストラインからの漏えいを止めた後、いったんスキマーサージタンク水位の低下は通常の状態に戻ったが、再び異常低下があったのでパトロールをしていて発見した。この漏えいは、スキマーサージタンクの水位低下とは関係ないのではないか。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、運転中。
水処理装置、SARRY、運転中。流量が低下傾向だったので、フィルタの逆洗を実施。08:36に装置を停止して逆洗、11:12に再起動、11:15に定常流量（約36m³/h）に到達。

トレンチ内のたまり水調査（1月6日参照）、今日もお休み。


その他

1日に実施した2号機格納容器ガス管理システムでのガスサンプリングの結果。
福島第一原子力発電所２号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について（PDF11.4KB）
¹³⁵Xeは検出限界未満、再臨界判定基準以下。なお、希ガスモニターの試運転を開始、2月中には本格運転開始の予定。

新しく追加したT/B周辺のダストサンプリング（1月25日参照）の結果。1月25日-28日に採取した分。
福島第一　建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果（PDF20.7KB）

12月4日の蒸発濃縮型淡水化装置からの漏えいの件で、海水のSrの分析結果が出た。
福島第一　蒸発濃縮装置からの漏えい（平成23年12月4日）に係る核種分析結果（PDF76.3KB）

主要3核種以外の分析結果。
福島第一原子力発電所 土壌中のガンマ線核種分析結果（PDF）
福島第一海底土中の U 分析結果（PDF）

負傷者1名発生。10:15頃、2号機海側ヤードで3号機R/B上部ガレキ撤去の準備をしていた作業者が指をはさんだ。作業が終わってから手袋を外したところ、出血があったので緊急医療室で診察。念のためJビレッジのメディカルセンターで検査の結果、骨折はなかった。



ニコ生
【2/2･11:00開始】東​京電力 記者会見
【2/2･18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/2/2・11：00開始　東京電力による「原発」に関する記者会見
2012/2/2・18：00開始　東京電力による「原発」に関する記者会見