今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF115KB)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前6時時点 午後0時時点
滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在
今日の漏えい個所。昨夜の最低気温は浪江で05:00に-7.7℃、広野で05:00に-5.0℃(気象庁アメダスのデータ)
・碍子洗浄配管(純水供給系)純水供給用碍洗ヘッダ出口ボール弁とエルボの取り合いフランジ
福島第一原子力発電所における凍結が原因と思われる水漏れについて(2月3日確認分)(PDF7.60KB)
漏れたのはろ過水。
1号機原子炉注水量、19:20に給水系を4.7m3/hから4.5m3/hへ調整(炉心スプレー系は2.0m3/hで継続)。
1号機R/Bカバーに附属している排気系のダストサンプリング用フィルター用紙の紙切れでサンプリングポンプが停止。04:54に出口側、06:12に入口側のポンプが停止。08:30-09:10にフィルターを補充、ポンプを再起動した。フィルター用紙はロール式で通常の使用量は1.3m/day、残り4mで用紙切れの警報が出るが、今回は用紙切れと同時に警報があった。設定が誤っていた模様。
1月26日に高台炉注水ポンプのホース引替え作業を実施後、0だった炉心スプレー系からの注水量を給水系から振替えて増やしていく作業を2日までおこなっていたが、2日以降、原子炉圧力容器底部の温度が上昇傾向なので、下記のように1日の注水状況に戻して様子を見る。
プラントの温度データ2号機
2号機原子炉注水量、19:20に給水系を2.9m3/hから4.9m3/hへ、炉心スプレー系を5.8m3/hから3.8m3/hへ変更。
2号機T/B地下たまり水移送、10:20に停止。16:07に再開、雑固体廃棄物減容処理建屋へ。
3号機原子炉注水量、19:20に炉心スプレー系を5.5m3/hから6.0m3/hへ調整(給水系は3.0m3/hで継続)。
3号機使用済燃料プール、13:24-15:07にヒドラジンを2m3注入。
3号機T/B地下たまり水移送、10:12に停止。
3号機R/B上部と機器ハッチ開口部でダストサンプリングを実施。
福島第一 原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF18.5KB)(2月8日公開)
4号機使用済燃料プールのスキマーサージタンク水位が異常低下している件。06:28-06:53に5.18m3の水を補給、スキマーサージタンクの水位は補給前の2052mmから3230mmへ上昇。水位低下率は05:00-11:00で約30mm/h、11:00-17:00で約10mm/h。通常の水位低下率は、1月1日のプールのゲートがずれた時は16mm/h、最近は数mm/h。プール表面からの蒸発率によって決まるので、気温、プール水温などに影響される。スキマーサージタンクの水位は通常2000mm-5000mmの間で管理している。吸出し側のポンプはポンプから2.5mの水頭があれば正常に稼働できる。
水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、運転中。
水処理装置、SARRY、運転中。
12:30頃、RO膜型淡水化装置の濃縮水貯槽でタンクの継手部ににじみを確認。ボルトを増締めして14:22ににじみの停止を確認。
淡水化装置(逆浸透膜)濃縮水貯槽からの漏えいについて(PDF137KB)
漏 えい個所の表面線量はγ線0.9mSv、β線50mSv。漏えい個所直下のコンクリート基礎部でγ線22mSv、β線2000mSvなので、滴下はあったと考えているが、水たまりはなく環境への流出はないと判断。アクリル板と足場板で遮蔽。念のため周辺に土のうを積んだ。凍結が原因ではないと思う。同様の漏えいが1月10日にも発生している。
トレンチ内のたまり水調査(1月6日参照)、今日もお休み。
その他
免震重要棟前の駐車場のお掃除が終了。
福島第一原子力発電所免震重要棟前面駐車場におけるダスト・小ガレキ集塵による線量低減について(PDF348KB)
1月20日にも写真を出したが、環境の線量低減のための作業が終了。作業の様子、除染の実績等について。
水処理設備の放射能濃度測定結果(PDF10.2KB)
明日、キュリオンセシウム吸着装置のHベッセル2塔、AGHベッセルを交換予定。
3月11日前に、発電所内の公開を検討している。
ニコ生
【2/3・11:00開始】東京電力 記者会見
【2/3・18:00開始】東京電力 記者会見
Togetter
2012/2/3・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
ドラえもん(@jaikoman)/2012年02月04日 - Twilog
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