今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF72.9KB)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前6時時点 午後0時時点
滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在
2号機原子炉圧力容器底部温度、11:00でH2が44.6℃、H3が40.9℃。H2の温度はほぼ静定した。
2号機T/B地下たまり水移送、昨日から継続中だったが13:41に停止、移送ポンプを切替えて14:00に再開。移送先はプロセス主建屋のまま。
3号機T/B地下たまり水移送、25日から継続中だったが13:45に停止、移送ポンプを切替えて13:56に再開。移送先は雑固体廃棄物減容処理建屋のまま。
水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、運転中。Hベッセル2塔交換、AGHベッセル1塔切替え。
水処理装置、SARRY、運転中。
3号機ポンプ室循環水ポンプ吐出弁ピットのたまり水を2号機T/B地下へ移送。昨日27日につづき、今日は08:51-15:45に実施。
その他
昨日27日実施のQuince2による2号機R/B5階オペレーティングフロア調査の結果。
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋5階オペレーティングフロアロボット(クインス2)による調査結果(PDF267KB)
福島第一原子力発電所2号機 原子炉建屋5階 ロボット(クインス2)調査状況(動画)
(1)(7分30秒)
(2)(7分30秒)
(3)(7分30秒)
(4)(7分30秒)
(5)(7分30秒)
(6)(7分30秒)
雰囲気線量は原子炉ウェルの近くで100mSv/h以上、高いところでは200mSv/h以上。温度は10℃くらいで湿度が70%くらい。湿度は使用済燃料プールから来ているのではないか。床に所々水たまりがあるが、湿度が高く結露しているせいかもしれない。
動画の画面で、左上の数字が線量計、右上が温度と湿度。3つ並んだカメラの映像は、左が上から自分自身を映しているもの、中央が前進方向、右が後方の映像。左の映像でくるくる回っているのは、通信用のケーブルを繰り出したり巻き取ったりする装置。今回の調査範囲は460m2、走行距離は700m。
24日実施の3号機格納容器ガス管理システムでのフィルターによるガスサンプリング結果。
福島第一原子力発電所3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について(PDF16.9KB)
R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果。
福島第一 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF91.5KB)
前回(2月2日参照)とほぼ同じ。
(夕方の会見で)今回の地震は貞観地震の再来ではないと考えている。現時点で貞観地震として想定される規模はM8クラス、震源域は宮城県沖なのに対して、今回の地震の規模はM9、震源域は福島県沖を含む広い領域の海溝寄りだった。したがって、今回の地震は貞観地震とは別物だと思う。
2F1号機で12月27日から行っていた格納容器内目視点検が完了。冷却剤の漏えい、設備配管等の変形・損傷はなく、冷温停止機能には問題なし。高温多湿になっていたのでサビや塗装の浮上がりが見られた。また、電動弁駆動部からグリース漏れ、アクリル板の変形あり。D/Wのそこに水たまりがあったが、4号機と同じく再循環系のシールキャビティのドレン水配管からの水漏れで、想定外のものではない。
福島原発事故独立検証委員会(民間事故調) の調査結果が公表された。
明日の予定:2号機格納容器ガス管理システムで生ガスサンプリング。SARRYでフィルターの逆洗。
おまけ
民間事故調からの聴取に応じなかったと言われていることについて、いただいた質問に対しては社内調査でまとまっている内容を紹介し、回答させていただいている。社員に対する個別のインタビューについては、民間からの要請は作業の障害となるので一切お断りしている。
昨年3月3日の文科省の地震調査研究推進本部での情報交換会では、貞観津波を引き起こした地震について波源モデルが確立されてはいないこと、この地震の繰り返し性についてまだ不明であることを東電が申上げたが、これらは当時の認識として一般的であり、これをもって圧力をかけたというようなことは当たらない。
ニコ生
【2/28・11:00開始】東京電力 記者会見
【録画放送 2/28・18:00開始】東京電力 記者会見
Togetter
2012/2/28・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2012/2/28・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
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