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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2012年4月4日(水)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 93.1KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

昨日今日の強風の影響:1-3号機窒素ガス封入停止、4号機使用済燃料プール冷却を停止してストレーナのフラッシング、95m高の風向風速計が欠測、けが人1名。

1-3号機の格納容器ガス管理システム希ガスモニターで135Xeが再臨界判定基準1Bq/cc以下であることを確認(1号機 1.6-2.5×10-3Bq/cm3、2号機 <1.1×10-1Bq/cm3、3号機 <3.5×10-1Bq/cm3)。

10:55頃、1-3号機へ窒素ガスを供給しているラインの流量が0であることを重要免震棟で確認。その後の現場調査で、圧縮機故障警報で窒素供給装置(窒素ガス分離装置B)が停止していることを確認。12:16に待機中の窒素供給装置(窒素ガス分離装置A)を起動、12:29に窒素供給を再開。警報ログを確認したところ警報は09:51に出ており、約2時間40分窒素ガス封入が停止していた。圧縮機故障は、昨夕からの強風で砂塵・ゴミ等がフィルターの目詰りを起こしたためと考えている(3月12日にも圧縮機停止で窒素ガス封入がストップしたが、この時もフィルターの目詰まりが原因)。1-3号機の格納容器圧力、水素ガス濃度に有意な変動は見られないが、1号機格納容器温度は温度上昇の前例があり今後監視していく。
当該のライン流量はウェブカメラで監視しているが、警報はモニターしていない。流量は6時間ごとのパラメータ採取で1日4回チェックしている。この他に現場パトロールを1日1回実施。窒素ガス封入が停止してから中の水素ガス濃度が可燃限界4%を超えるまで30時間(施設運営計画策定当時、現在は50-60時間程度)あり、この程度の確認頻度で十分対応できると考えている。

2号機T/B地下たまり水移送、3月20日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日3日から継続中。

4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置で、1次系循環ポンプの吸込み圧力が低下傾向となり、昨夕に循環流量を73m3/hから60m3/hへ調整。今日、13:50-15:01に循環ポンプを停止して吸込み側ストレーナのフラッシングを実施。その後、吸込み圧力の回復を確認。循環停止の間、プール水温は約26℃で変化なし。昨夕からの強風でプールにゴミ・ホコリなどが入り、スキマーサージタンクを経由してポンプ入口を詰まらせたと考ええている。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、運転中。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

1、2号機主排気筒の風向風速計(95m高、ドップラーソーダー式)が、風が安定しなかったため昨日16:30-今日07:50まで欠測。10m高の超音波風高風速計は測れていた。

昨日3日実施の2号機格納容器ガス管理システムでの生ガスサンプリングの結果。
福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について(PDF 11.0KB)

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第41報)(プレスリリース)
濃縮塩水タンク容量(予定)が4月上旬に少し減っているが、角形タンクのリプレース(2月27日の「処理水受タンクのリプレース・増設計画」を参照)をするために角形タンク3000m3分を除外したため。

5、6号機取水路の清掃を始める。明日からは6号機A系。その後、6号機B系、5号機A系、5号機B系と続けていく。

主要3核種以外の分析結果
福島第一原子力発電所 空気中のSr分析結果(PDF)
福島第一 1~4号機取水口内 海水核種分析結果(PDF、Sr、トリチウム、全α、全β)
タービン建屋付近のサブドレン水(PDF、Sr、トリチウム、全α、全β)
サブドレン水分析のうち構内深井戸でトリチウムを初めて検出した。雪解けが始まって地下水量が増えており、その影響かもしれない。構内深井戸と5号機サブドレンでトリチウムが検出されたのは誤りで訂正する。正しくは検出限界未満。分析時に試料がコンタミしたのが原因(4月23日会見で訂正)

(昨日質問があった海水の核種分析の検出限界値が上昇している理由について)
3月27日に発生した2Fでの放射能汚染事故のため、28日以降、分析のための2Fへの試料持ち込みを必要最小限のものに制限している。このため、海水の核種分析は現在1Fで実施しており、1Fは2Fよりもバックグラウンドレベルが高いため、検出限界値が若干上昇している。

11:55頃、野鳥の森のタンクの上部に雨養生のシートをかぶせていたのが風にあおられていたので、これを直そうとタンクの上に上がった50歳代作業者が、突風にあおられて足場材のボルト部分に右足太ももをぶつけて切った。5、6号機側緊急医療室で治療、その後Jビレッジで治療後帰宅。傷は6cmで、12針縫った。

明日の予定:3号機格納容器ガス管理システムでガスサンプリング、R/B上部でダストサンプリング。


ニコ生
【4/4・18:00開始】東京電力 記者会見 【1~3号機の窒素封入一時停止=予備機起動で再開】

Togetter
2012/4/4・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

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