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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2012年11月2日(金)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 100KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

所内共通電源工事のため、10月30日より以下の装置が停止していたが17:21に運転再開
・窒素ガス分離装置(A)
・2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置(停止期間は11月1日までの予定で、停止時プール水温は21.4℃、プール水温上昇率は0.22度/hで停止中のプール水温は11度上昇の見込みだった。冷却再開時プール水温は30.6℃)。
また、この間の2、3号機の格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度A系が欠測。

所内の電源切替え工事にともない、1号機格納容器とS/Cへの窒素ガス封入を一時停止。格納容器へは09:18-09:46、S/Cへは09:02-09:52に停止。圧力容器への封入は継続した。10月24日に仮設電源に切替えたのを元に戻した。

1-3号機の原子炉注水量が変動したので調整
1号機 16:35に給水系2.8m3/h→3.0m3/h、炉心スプレー系1.7m3/h→2.0m3/h。
2号機 06:40に給水系1.6m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系4.2m3/h→4.8m3/h。
3号機 06:40に給水系1.6m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系4.7m3/h→4.5m3/h。
16:35に給水系1.7m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系4.6m3/h→4.5m3/h。

2号機T/B地下たまり水移送、10月30日から継続していたが09:23に停止。

3号機T/B地下たまり水移送、10月26日から継続していたが09:33に停止、14:17に再開。雑固体廃棄物減容処理建屋へ。何で中断したのかしらん。

4号機T/B地下たまり水移送、10月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、10月3日から停止中。
水処理装置、SARRY、10月4日から運転中。

09:25頃、所内の電源系統の異常を知らせる「所内共通M/C 1A母線地絡」および「所内共通M/C 2A母線地絡」警報が発生。現場を確認したところ、作業中に所内共通M/C1Aと所内共通M/C2Aをつなぐ電源ケーブルに傷を付けたことを10:00頃に確認。また、ケーブル損傷部より発煙が確認されたことから、10:25に消防署に連絡。その後、当該ケーブルの通電を停止するために所内共通M/C1Aへ別の系統から受電する準備を進め、10:49に当該ケーブルの通電を停止、これにより所内共通M/C1Aは受電停止。10:51に発煙の停止を確認。11:00に所内共通M/C1Aへ別系統から再受電し、11:23にかけて所内共通M/C1Aから受電している設備(窒素ガス分離装置(A)、1号機原子炉格納容器および1号機サプレッションチェンバへの窒素封入)の再起動を順次実施。再起動後の各設備の運転状態に異常はないことを確認。また、11:38に1-4号機各プラント設備、滞留水移送設備、水処理設備、共用プール設備、5・6号機各プラント設備の運転状態に異常のないことを確認。その後、消防署による現場確認により、13:37に「火災ではない」と判断された。 なお、これによるけが人はなし。現時点でモニタリングポストの値に有意な変動はなく、プラントへの影響も確認されていない。
(お知らせ)福島第一原子力発電所所内電源ケーブルの損傷による発煙について(プレスリリース)
(お知らせ)福島第一原子力発電所所内電源ケーブルの損傷による発煙について(続報)(プレスリリース)
福島第一原子力発電所 所内電源ケーブルの損傷による発煙について(PDF 295KB)
今日は、所内共通M/C1Bと2Bの間に連携線のケーブルを敷設する作業を行っていた。PDF資料写真のジャバラの管(エフレックス管)の中には電源ケーブルが通っている。本来は空の管を切ってケーブル敷設の入口を作る予定だったのが、誤ってケーブルの通っている管を切ってしまったため、中のケーブルが損傷して地絡が発生した。原因については、現在調査中。
(以下27日の会見より)調査結果報告。
福島第一原子力発電所所内電源ケーブルの損傷による発煙の原因と対策について(PDF 96.1KB)(11月27日公開)
事前の安全評価などが十分でなかった。対策として、TBM-KY(ツールボックスミーティング)を被ばくを避けるために現場以外の場所で行う場合は、写真を使う等する。当該のエフレックス管に電源ケーブルが通っているという表示は30m毎にあり現場近くにはなかったので、これを改善する。山切り(ジャバラの山のところを少し切って中を確認してから切断する)を実施する。などなど。


その他

魚介類のサンプリング結果。10月13、14、15日採取分。また、10月9、10日採取のアイナメ追加調査分(太田川沖合1km付近(T-S1)と港湾内物揚場付近。アイナメの追加調査については8月21日と9月28日参照)および10月16日採取のアイナメのエサとなる生物(資料7頁)の分析結果。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 96.2KB)
予定していたアイナメの追加調査は終了し分析結果はすべて出たが、8月21日に報告されたような高濃度のものは見つからなかった。港湾内の物揚場付近で採取されたもの(アイナメは採取されず)は比較的高濃度で、最高はマアナゴのCs合計15500Bq/kg。エサとなる生物は特に高濃度のものはない。
海底土(太田川沖合1kmのおよそ2km四方の海域)(PDF 47.6KB)
太田川沖合1km付近(T-S1)地点の周辺の海底土は最高で640Bq/kg(乾土)。
まだデータが出た段階で、高濃度のアイナメが採取された原因は分からない。専門家とも相談して、魚が港湾から出ない措置など必要なことがあればやっていく。調査を今後どうするかは未定。

2F復旧作業の進捗
福島第二原子力発電所復旧計画の進捗状況について(平成24年10月)(PDF、プレスリリース)
福島第二原子力発電所4号機燃料移動作業(8:19)(動画)
4号機で炉内の燃料を使用済燃料プールへ移動する作業は10月24日に終了した。動画は上から撮影しているので縦方向が短く見えるが、燃料集合体の長さは約4.5mある。原子炉内点検は11月下旬開始にむけて準備中。

来週の予定:5日に、原子炉冷却設備が故障した際に消防車を使って注水をおこなう訓練を実施する。


ニコ生
【11/2・17:30開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/11/2・17:30開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

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