今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 21.0KB)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点
滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点
1号機T/B地下たまり水移送、6月22日より停止中。
2号機T/B地下たまり水移送、昨日6日より停止中。
3号機T/B地下たまり水移送、6月16日より継続中。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。
6号機T/B地下たまり水移送、3日より停止中。
水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月12日より停止中。
水処理装置、SARRY、6月9日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、6月22日より運転中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。C系は、クロスフローフィルターの交換および追加腐食対策(6月17日参照)を講じて6月22日に運転再開。今後、A、B系でも同様の追加腐食対策を実施する計画。
T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)。
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)。
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 177KB)
10:43頃、固体廃棄物貯蔵庫第3棟付近で仮置きされている可搬式の発電機から油が漏えいしているのを作業者が発見。その後、漏えいは停止しており、床面に約50cm×約50cmの範囲で漏えい跡があることを確認。11:06に双葉消防本部へ連絡。12:29に双葉消防本部より「危険物の漏えい事象である」との判断。漏えいした油の拭き取りを実施した。
その他
昨日6日に発見された5号機補機冷却海水系配管の弁付近からの漏えいの件。
福島第一原子力発電所5号機 補機冷却海水系停止に伴う使用済燃料プールの冷却停止について(PDF 339KB)
詳細は6日を参照。
地下水バイパス一時貯留タンクGr2の分析結果。6月27日採取分。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク詳細分析結果(PDF 8.85KB)
東電、第三者機関のいずれの分析も運用目標を超えない事を確認した。これにより、明日午前中に準備でき次第、排水を実施する。
多核種除去設備ALPS A系で追加の腐食対策(C系で確認されたすきま腐食の対策として、一部のフランジ部にガスケット型犠牲陽極を設置する。6月17日参照)を実施するため、8日から1週間程度停止する。B系でも同じ対策をおこなうために7月下旬から1週間程度の停止を予定している。
6号機では、炉内の燃料はすべて使用済燃料プールへの移動が完了している。現在、原子炉ウェルと使用済燃料プールはつながっており一体として冷却しているが、両者を隔てるプールゲートを閉鎖して使用済燃料プールだけを冷却するようにする。ゲート閉鎖後には原子炉ウェルの水抜きをおこなうが、この際に使用済燃料プールの冷却浄化系を停止する必要があり、明日8日の09:00-23:00、11日の09:00-16:00にプールの冷却を停止する。
今日、規制委の第24回特定原子力施設監視・評価検討会があって、2、3号機海水配管トレンチ凍結止水工事の状況について説明した。
2,3号機海水配管トレンチ建屋接続部止水工事の進捗状況について(PDF 3.67MB)
海水配管トレンチ凍結止水工事 2号機立坑A(T15孔:パッカー未設置部・トレンチ底盤付近)(00:52)(動画)
2号機の立坑Aでは4月28日、開削ダクトでは6月13日に凍結運転を開始しているが、立坑Aでは当初予定(6月頃)を過ぎても一部未凍結のため、止水に至っていない。凍結していないのは、ケーブルトレイ周辺と配管周辺(資料21頁。この配管は非常用海水系の配管で、海側でポンプと接続している。現在は使用していない)。特に、南側でケーブルトレイが障害となりパッカーを設置できなかった所で凍結が進んでいない。6月4日に測温管を2本凍結管に変更している(6月16日参照)が、凍結の進展はわずかである。測温管によるトレンチ内部の温度状況の経時変化は9、10頁。凍結範囲は移動しながら若干広がってはいるが、全面凍結には至っていない。凍結状況を確認するために、凍結管挿入口のスキマからトレンチ内部にカメラを入れて観察した。結果は16-20頁写真および動画。動画は19頁の場所を撮影したもの。初めに見える黄色っぽいコンクリートがトレンチの底版。16秒すぎから凍結管の周りにできた氷が見える。ここはパッカーを設置していない。氷は透明度が高く、ゆっくりと成長した事がうかがえる。
流向・流速計をトレンチ内に下ろして、内部の水流を測定した(22、23頁)。計器を下ろしながら1回、引き上げながらもう1回、計2回、深さ方向に7ヵ所で測定。流速は0.1-1mm/min程度、流向は主に南西。計測時には2号機T/Bたまり水移送を実施中でトレンチからT/Bへ流れが生じていたと想定され、観測された流向はこの想定される流れと概ね整合的である。
凍結が進まないのは、T/Bたまり水水位の変動によりトレンチ内に水流が発生している事、施工精度が不十分でパッカー同士の密着が足りない事、が原因と考える。追加の対策として、トレンチ南側でケーブルトレイの下にパッカーを追加設置する(方法を検討中)、グラウト等によるスキマの間詰め、トレンチの外側に冷却管を設置して外側から冷却する、T/Bたまり水移送による水流発生の抑制(T/Bたまり水移送をコントロールして建屋の水位変動を抑制する。これはすでに試験的に実施している(6月16日参照)が、まだ効果は確認されていない)。これらの追加対策の検討・施行を9月までに実施して10月からトレンチ内たまり水の抜き取り・トレンチ内充填を実施し、1月末までに止水を完了する計画(25頁)。
検討会での発言より、ブライン(凍結管に循環させている冷媒)の温度は-40℃、これが戻ってくる時の温度は-38℃。凍結管周辺の水流があるので計算が難しく、入熱と除熱のバランス計算はしていない。測温管では、鋼管の中に温度素子を入れて管の中の温度を測っており、トレンチ内の水の温度を直接測っている訳ではない。などなど。
その他の資料は以下。
2号機立坑A及び開削ダクト温度推移状況【PDF:1.6MB】
7月2日の面談資料。
福島第一原子力発電所における放射線管理に関する検討課題【PDF:394KB】
廃炉関係の研究開発拠点の整備について [資源エネルギー庁]【PDF:335KB】
放射性物質の分析・研究施設の立地場所に関する候補地の評価結果について(報告)[(独)日本原子力研究開発機構]【PDF:818KB】
放射性物質の分析・研究施設(概要)[(独)日本原子力研究開発機構]【PDF:329KB】
分析・研究施設における分析対象について [東京電力]【PDF:120KB】
福島第一原子力発電所 施設定期検査の概要について【PDF:610KB】
第22回特定原子力施設監視・評価検討会(平成26年5月26日)資料の差し替えについての新旧対照表 [東京電力]【PDF:165KB】
「地下水位データについては、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による沈下量(70cm) を加えて、当該地震前の旧標高に補正して取り扱う。」とのこと。
実施計画の変更認可申請の審査状況【PDF:157KB】
検討会におけるこれまでの審議状況等について【PDF:173KB】
実施計画の変更認可申請の一部補正を規制委に提出。凍土遮水壁関係について、審査の進捗に伴う変更。
HPに資料が見当たらない。規制委のサイトにはある。これ。
ニコ生
【7月7日】東京電力 記者会見
文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.7.7(月)17時30分 ~
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