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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2015年2月25日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 19.3KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、1月6日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、23日より継続していたが09:49に停止。移送先を3号機T/B地下に切り替えて10:32に再開。

3号機使用済燃料プール代替冷却系を06:16に停止(16:00に起動予定)。2014年12月17日より再開している使用済燃料プール内大型ガレキ撤去(燃料交換器本体撤去作業)で、撤去対象機器に残存している油が冷却系に混入するのを防ぐための処置。機器に残存している油が使用済燃料プール内に滞留した場合には、吸着マット等で油を回収する。また、この代替冷却系の停止にあわせて、当該系統に設置されている弁の動作確認を実施する。冷却停止時のプール水温は21.6℃。停止時のプール水温上昇率評価値は0.107度/h、停止中のプール水温上昇は最大で約1度の見込み(運転上の制限値は65℃)。
(以下、26日の会見資料より)作業が終了したので15:34に代替冷却系を起動。冷却再開後のプール水温は22.0℃。なお、撤去を予定していた機器の周辺ガレキの除去が終了しなかったため、3月3日に改めて今日撤去予定だった機器の撤去作業をおこなう。これにともない、3日に06:00-16:00の予定で代替冷却系を停止する。冷却停止時のプール水温上昇は最大約1度の見込み(運転上の制限値は65℃)。
3号機T/B地下たまり水移送、23日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、昨日に続き10:00-15:00に実施。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、1月26日より運転中。吸着塔交換のため、08:54-15:41に停止。起動後、15:46に定常流量に到達。
水処理装置、SARRY、19日より停止中。
多核種除去設備ALPSのホット試験
A系:2013年3月30日に開始。現在、2014年12月14日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、2014年12月14日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、2014年12月14日より運転中。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。23日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
No.12のトリチウムは570Bq/L。また、No.10のトリチウムは890Bq/Lで過去最高。

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日参照)。23日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機放水路サンプリング結果(PDF 119KB)

雨水処理設備の処理水排水に関する測定結果
雨水処理設備を用いたタンクエリア堰内雨水の処理水分析結果(PDF 16.7KB)

福島県漁連組合長会議説明資料(PDF 4.91MB)
1F周辺海域における魚のトリチウム濃度分析結果(33頁)。地下水バイパス開始(2014年5月21日)前後で採取した魚6試料について、トリチウム濃度を測定。組織自由型トリチウムは0.078 - 0.12Bq/Lで1F周辺海域の海水と同程度以下であり、地下水バイパスの影響は見られなかった。有機結合型トリチウムはすべての試料でND(<0.29Bq/L)。採取地点は34頁、分析結果は35頁(可食部(筋肉)に含まれる水分中のトリチウムを測定。35頁脚注を参照)。
(以下、12月14日の会見より)魚のトリチウム分析はこれが初めて。漁連の要望により、地下水バイパスの運用開始前後に採取した魚について分析を実施。試料は採取後に冷凍保存していたものを使用した。これ以降、3ヶ月に1回のペースでトリチウムの分析をおこなっている。


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)



おまけ


この日の県漁連の会議で、やっぱりサブドレンの稼働は難しくなったみたい。24日に公表したK排水路の件について「情報隠しであり、信頼関係は崩れた」とのこと(毎日新聞魚拓))。
周辺海域にどのくらいの影響が出ているか、という話ではないんだよな、きっと。前に、南相馬のコメの基準値越えにからんで3号機R/B上部ガレキ撤去作業でのダスト飛散について東電は周辺住民にどう対応すべきだったかについて2014年7月24日に書いたけれど、あれと同じ話なのではないか。お隣さん同士、まず最初にあいさつがないと話が始まらない、というようなこと。
福島県沖の海は、県の漁業者にとってみればいわば自分の庭のようなものだ。そこへ頼みもしないのに放射性物質が流れ込んでいる。そのことについて、東電は知っていたのにもかかわらず当事者である自分たちに一言もなかった。そのことが漁業者は不満なのではないか。重要なのは、事実関係について、まず直接に説明があること。対策云々はその後の話だ。なぜなら、対策をとると言っても、それが本当に実現するかどうか、それを判断するのに必要なのは、実績ではなくて信頼関係だからだ(まぁ、東電の実績とは、今の1Fの状況ということだよな)。
だから、ダスト飛散の時に書いたのと同じように、東電と漁業関係者は「二人称の関係」を築くべきだ。というか、漁業関係者とは県漁連の組合長会議などを通じてそういう関係を築いていたはずなのに、それがそうではなかった、ということが露呈したわけだ。
こういう交渉ごとは、実際に相手と顔を合わせる担当者が作業内容にも通じている必要があるってことなのではないか。実際に交渉相手と知り合いであることが、何を相手に知らせるべきなのかを判断する上で重要なのではないか。そこらへんの組織立てはどうなっていたんだろう。
それとも、そういう組織になっていて、交渉担当者はK排水路のこと知っていて、その上で今回の事態になっているとしたら、そしたら、もう、どうすればいいんだろう。

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