リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2016年3月31日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 132KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点
12:00での1号機T/B地下たまり水水位はT.P. 1140mm。T/B地下階の床レベルがT.P. 442mm(2月25日の資料より)。

(10月1日追記)炉注水循環ループ短縮工事のため、炉注水の水源を高台のバッファタンクに切り替えていた(2月18日参照)のを、この日にCSTに戻したらしい。

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):ガレキ状況調査(調査用装置適用性の確認。24日参照)。作業時間は07:59-14:10。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:ガレキ状況調査(調査用装置適用性の確認)(作業予定時間:07:00-14:00)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

凍土遮水壁、11:20に冷凍機の1台目を起動し、凍結運転を開始
福島第一原子力発電所 陸側遮水壁の凍結運転開始について(PDF 544KB)
陸側遮水壁運転開始(1:07)(動画)
完成した陸側遮水壁の状況 ~設備の外観~(6:15)(動画)ニコ動での解説は13:09以降
凍結を開始したのは、第一段階のうちフェーズ1の凍結範囲(海側と山側の一部(北側・先行凍結箇所))。詳細は下記を参照。
凍土遮水壁の運用にあたっては、建屋内たまり水と建屋周辺の地下水位が逆転し、建屋内たまり水が漏えいすることがないように、安全第一にしっかりと水位管理をおこなっていく。また、運用状況を確認するため、第二段階・第三段階への移行に必要なデータを収集し、評価していく。
凍結運転開始にともない、これまで毎週木曜日に報告していた試験凍結の資料は先週で終了。今後は、運用の状況についての資料を用意する予定。
福島第一原子力発電所 陸側遮水壁の凍結運転開始について(報道関係各位一斉メール)


その他


月末なので、作業者の被ばく線量評価を厚労省に提出。
福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について(プレスリリース)
2月の外部被曝線量の最大値は12.02mSv、平均値は0.51mSv(APD値)。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(25日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 14.2KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が920Bq/L、第三者機関が930Bq/L。集水タンクの分析結果が付いていない。

側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(2015年5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 13.0KB)
29日19:00採取分(自動採水器による採取)
これまでの分析結果において、有意な変動が確認されていないこと(降雨の影響による数値の上昇を除く)、および、28日のK排水路の流路変更にともない当該排水路から直接港湾外に排水されなくなったことから、本事象に対する監視強化については、31日の採取分を以て終了し、今後、定例分析による監視を行っていく。28日参照。

地下貯水槽からの漏えい
(2013年4月6日、5月16日参照)に関連して、地下貯水槽周辺の観測孔で1日以降に採取した地下水の全β放射能濃度が上昇した件(2、3日参照)
地下貯水槽観測孔分析結果(採取日:3月30日)(PDF)
30日に採取分析した地下貯水槽観測孔(A1からA19のうち偶数番)の全β放射能濃度は、前回と比べて有意な変動は見られない。引き続き、観測孔について監視を強化するとともに、全ベータ放射能が上昇した原因を調査していく。
観測孔などの位置は2014年3月31日の規制委の第19回特定原子力施設監視・評価検討会の資料「地下貯水槽からの漏えい監視に関わる モニタリングについて(PDF)」7頁を参照。

実施計画の変更認可申請(2月4日提出)が規制委に認可された。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の認可について(プレスリリース)
認可:モバイル型Sr除去装置、第2モバイル型Sr除去装置の運用停止及び付属機器の廃止/蒸発濃縮装置の付属機器の廃止/中低濃度タンク(J8・K3エリア)の新設/敷地境界線量評価の見直し/使用済Cs吸着塔一時保管施設(第3施設)漏えい検知器の設置。

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第28回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
【資料1】プラントの状況(3.25MB)
1-3号機の状況(原子炉・格納容器内の温度推移)、たまり水処理水/廃スラッジ/使用済ベッセル/濃縮廃液の貯蔵状況、たまり水貯蔵状況の推移、エリア別タンク一覧(基数、容量、タンクのタイプ、貯留水の種別)、汚染水等構内たまり水の状況(リスク総点検より抜粋)。
【資料2】中長期ロードマップの進捗状況(概要版)(7.80MB)
要員管理(8頁左)。2月の1日あたり作業員数は平均で6,720人(実績)。4月の想定は約6,390人。
インフルエンザ・ノロウィルスの発生状況(8頁右)。今シーズン27日までのインフルエンザ感染者数は331人、ノロウィルスは13人。
【資料3-1】汚染水対策(18.6MB)
凍土遮水壁閉合(第一段階)の開始(通しで19頁)。設備の全体概要(20頁)。施工の経緯(21頁)。閉合の進め方(22頁)。第一段階の実施工程(23頁)。第一段階フェーズ1とフェーズ2の閉合範囲(24、25頁)。
設備の施工に従事した作業者は延人数で約27万4000人、実人数で約2200人。作業者の被曝線量は合計で33900mSv、平均で15.3mSv/人。法定の被曝線量限度が50mSv/年の所、元請けの鹿島建設では8掛けで40mSv/年とし、これを超えないように38mSvを超過したら作業から外すという形で線量管理を実施。被曝線量がこの制限を超えて現場作業から外れた人はH26年度で18人、H27年度で3人(うち1人は、鹿島と下請けとの情報共有が不十分だったことから40mSv/年を超過してしまった。2月29日参照)。線量の高い1-4号機周辺で長期間の作業となるため、除染・フェーシング・遮蔽板の設置・遮蔽ベスト着用などの線量低減対策を実施した(例えば、2014年7月14日参照)4日に追加情報あり。
高温焼却炉建屋で工事中の配管から漏えい(35頁)。23日の件。詳細は4月25日を参照。漏えい発生当時に実施していた高温焼却炉建屋/プロセス主建屋のバイパス/地下浄化工事の概要(41、42頁)あり。
H4、H6エリアタンク漏えいのモニタリングまとめ(58頁)。追加ボーリング(Eシリーズ、Gシリーズ、59頁)、地下水バイパス調査孔(63頁)、地下水バイパス揚水井(64頁)、排水路(65頁)、海水(66頁)。
【資料3-2】使用済燃料プール対策(7.52MB)
3号機R/Bオペフロ線量低減の状況(通しで14頁)。オペフロ除染は、新燃料貯蔵庫エリア(フタの撤去を計画)以外で3月7日までに完了。3月8-11日に線量率測定を実施(18頁に5m高さ、20頁に5m高さ(コリメートしたもの)の測定結果)。5m高さの最大値はシールドプラグ近くの136mSv(2015年7月時点では約220mSvだった)。この結果をもとに、有人作業エリアの線量率を評価中。今後、γカメラ撮影および個人線量計による6方位線量測定(24頁)を実施する。2015年10月に実施したγ線スペクトル測定でもオペフロ上の線源はオペフロ表面以外にあると推定しており(2015年11月26日参照)、今後は除染から遮蔽に移行する。遮蔽体は3種類(大型遮蔽体、補完遮蔽体、構台間遮蔽体。25頁)で、ほとんどはクレーンで遠隔操作で設置する。今後のスケジュールは16頁。
乾式キャスク仮保管設備で蓋間圧力異常警報(26頁)。7日の件。キャスク配置図と監視装置概要(28頁)。蓋間圧力の監視(29頁)。故障と判断された圧力増幅器(7日参照)を17日に交換、ループ試験を実施し指示に異常のないことを確認。「蓋間圧力異常」警報がクリアしたことを確認。
1・3号機飛散防止剤散布実績および予定(31頁)
1号機R/Bカバー解体工事(36頁)
3号機R/B上部除染・遮へい工事(37頁)
使用済燃料等の保管状況(38頁)
【資料3-3】燃料デブリ取り出し準備(1.83MB)
2号機X6ペネ周辺除染の状況(A2調査)(通しで3頁)。化学除染・表面検索を実施したが、目標(100mSv/h)まで到達せず、研削でダスト濃度上昇が発生したため、線量低減計画の再検討をしていた(1月28日参照)。床面汚染は50mm程度の深さまで浸透していると想定、床を50mm程度除去(この際に粉塵発生を抑制する)した後に、必要に応じて遮蔽の設置・床面のコンクリート埋めもどしを実施することとする。床面除去の方法として、コア抜き機および切断機について検討する。治具制作、トレーニング、ダスト対策効果確認の後に実施。スケジュールは10頁、8月中に完了の予定。A2調査はその数ヶ月後になる見込み。
【資料3-4】放射性廃棄物処理・処分(4.51MB)
ガレキ・伐採木の管理状況(通しで3頁)
水処理2次廃棄物の管理状況(3頁)
ガレキ・伐採木・水処理二次廃棄物・濃縮廃液の保管量推移(4頁)
固体廃棄物の保管管理計画(5頁)。1F構内で発生する固体廃棄物の保管管理計画を策定した(全体イメージについては2015年11月26日参照)。中長期ロードマップの「当面10年程度に発生する固体廃棄物の物量予測を行い(中略)保管管理計画を2015年度内に策定する」に沿ったもの。
汚染水処理二次廃棄物の放射能評価のための水処理設備出入口水の分析(JAEA)(39頁)。セシウム吸着装置(キュリオン/SARRY)の吸着等の入口水と出口水(H26年度採取分)、および、アレバ除染装置(H23年採取分)と多核種除去設備ALPS(H25-26年採取分)の試料の核種分析結果。分析はγ核種、β核種、α核種について実施(42頁)。
【資料3-5】循環注水冷却(135KB)
【資料3-6】環境線量低減対策(24.2MB)
敷地内線量低減対策(通しで1頁)
T/B東側のモニタリングまとめ(3頁)。地下水のくみ上げは、1号機北側の観測孔No.0-3-2、1-2号機取水口間の改修ウェルとウェルポイント、2-3号機取水口間の改修ウェル、3-4号機取水口間の改修ウェルで実施中。地下水(9頁)、排水路(18頁)、海水(23頁)、港湾口海水モニター(海水放射線モニター)(33頁)。
2号機周辺の路盤整備(55頁)。2号機西側エリアは燃料取り出し作業で使用する大型クレーンが走行できるように路盤整備を実施する予定(2月26日、6月25日参照)だが、これにあわせて地表面の汚染低減対策を進める。当該エリアはこれまで干渉する既存建屋等の撤去をおこなってきた(56頁。コンクリート土間などは建物撤去の跡)。地表に露出している土壌およびアスファルト舗装を採取して線量率を調査した。土壌では10-20cm深さで10-20μSv/h、アスファルトの地表面で6μSv/hの線量率を確認(57、58頁)。この結果をもとに、土壌部の表層10-20cmを撤去してから路盤整備をおこなうこととする。既存のアスファルト舗装やコンクリート土間は路盤整備による遮蔽で線量低減が見込めるので、撤去は不要と判断。路盤の仕様は60頁。大型重機走行用に砕石で1mかさ上げし鋼板で補強。汚染された雨水の発生を防ぐために、表面をアスファルト舗装して雨水浸透を防止し、L型擁壁で浸透雨水の流出を防止、表面を流れる雨水をU字側溝でK排水路へ導水する。
【資料3-7】労働環境改善(1.92MB)
大型休憩所内シャワー室運用開始(通しで3頁)。31日に工事が完了、4月中旬より運用開始予定。設置場所は大型休憩所3階、設置台数は30台、利用時間は09:00-16:00、発電所に入構できる方が利用できる。3階平面図は5頁。
【資料3-8】5・6号機の現状(2.65MB)
たまり水の状況、総量の推移。
【資料4-1】楢葉遠隔技術開発センターの整備状況(試験棟完成式)(5.08MB)
2015年10月に研究管理棟が完成していたが、2016年2月に試験棟が完成、3月にPCV下部実規模模擬試験体が完成し、4月より本格運用開始。
【資料4-2】廃炉・汚染水対策に従事している作業チームに対する感謝状の授与(1.60MB)

放射線データの概要3月分(2月25日~3月30日)・サブドレン・地下水ドレンによる地下水のくみ上げと分析・雑固体廃棄物焼却設備の運用開始に伴う放射線データの公開について (PDF 2.71MB)
サブドレン他水処理施設の一時貯水タンクのトリチウム濃度(3頁右下グラフ)が上昇しているのは、地下水ドレンでくみ上げた水についてT/Bへ移送していた分を減らして集水タンクへ移送する分を増やしているため。
雑固体廃棄物焼却設備の運用を18日に開始したが、焼却にともなって発生する排ガスについては放射性物質の量を連続測定している。また、週1回の排ガスのダストサンプリングや、焼却灰を詰めたドラム缶の表面線量などについても測定を実施している。これらの測定結果について、準備が出来次第、HPで公開していく(4頁)。


1-3号機における「燃料デブリの臨界の対策」について、動画を公開。
2016/3/31(木) 燃料デブリの臨界の対策について(04:57)



ニコ生
【2016年3月31日】東京電力「中長期ロードマップの進捗状況」に関する記者…
始め〜1:12:27 凍土遮水壁運転開始に関する記者会見。増田さんに加えて、エネ庁から廃炉・汚染水対策現地事務所 参事官 木野 正登氏、設置工事を担当した鹿島建設から福島第一凍土遮水壁工事事務所 現場代理人 淺村 忠文氏が同席。
1:12:27〜 中長期ロードマップの進捗報告。

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2016.3.31(木)19時30分 ~


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