リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2019年8月20日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)のため、格納容器ガス管理システム排気流量を増やして格納容器圧力を下げている(4月25日、6月27日、7月25日参照)。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は21.0m3、格納容器圧力は0.73kPa(gage)。お盆期間に入るので、9日から排気流量を下げて元の格納容器圧力に戻していると思われ。

2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、計装品他点検にともない、昨日19日より運転を停止中。30日20:00に運転再開予定。停止時のプール水温は35.3℃。16日参照。

11:32に3号機T/B1階で「3号機T/Bポンプ出口弁スキッド(B)漏えい検知」警報が発生。念のため、実施中だった1、4号機のたまり水移送を停止。現場で12:33に漏えいのないことを確認。漏えい検知器の作動は結露水によるものと判断した。その後、清掃を実施し、警報はクリアされた。1、4号機のたまり水移送は再開。
福島第一原子力発電所 3号機タービン建屋ポンプ出口弁スキッド(B)漏えい検知器の作動発生について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 3号機タービン建屋ポンプ出口弁スキッド(B)漏えい検知器の作動発生について(続報)(報道関係各位一斉メール)

サブドレン他水処理施設、09:53-13:40に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は564m3

昨日の熱中症発生の件。福島労災病院にて、昨日医師により熱中症と診断され、点滴を受けたのち回復したことから帰宅。その後、今日20日に血液検査をした結果、異常はなく、明日より出社予定。
福島第一原子力発電所 協力企業作業員における熱中症の発生について(続報)(報道関係各位一斉メール)


その他


福島第一原子力発電所波高計の設置箇所情報を訂正
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所波高計の設置箇所情報の誤りについて(プレスリリース)
福島第一原子力発電所波高計の設置箇所情報の誤りについて(666KB)(PDF)
2011年3月11日に津波で破損するまで1F沖の波高を計測していた波高計の設置位置について、これまで「沖合約1.5km地点」としていたが、実際には「沖合約1.3km地点(200m程度陸側)」(北緯37º24'58"914、東経141º02'55"180)であったことが判明した。
6月24日に新潟県技術委員会の鈴木元衛委員から、波高計の設置箇所に関する質問を頂いたことをうけ、調査を実施し判明したもの。
2011年4月に保安院から津波分析評価結果の報告を求められたが、旧事務本館への立ち入りが困難だったため(汚染レベルが高かったので)、本社が保有していた「温排水調査報告書」(福島県に提出)に記載の設置位置図をもとに2011年7月に「沖合約1.5km地点」と報告(2011年7月8日参照)。その後の津波到達時刻の検討などでこの数値が使用されていた。今回の訂正で、津波到達時刻は10-20秒早まることになるが、政府、民間、学会、当社の事故調査報告書への影響はないと考える(11-13頁)。また、東電の事故調査報告書で使用している各種データについては、今回の波高計の位置のような二次情報を使用しているものは他にないことを確認した。
実施した調査については3-10頁。資料調査(旧事務本館に立ち入って資料を入手したが、現在も被曝リスクがあり、自由に立ち入ることはできない)をもとに、現地調査(海底地形探査、潜水調査)をおこなった。
訂正に至った経緯は、以下のようなことらしい:震災後に提供していた座標は、「温排水調査報告書」に掲載の地図から読み取ったもの(資料4頁の①)。1978年に波高計設置を計画した際の座標は同①-1、1978年に実際に波高計が設置された座標は②(①と②が異なっている理由は現在のところ、不明)。2001年に波高計を移設しており、移設後の座標が③(これが、震災時に波高計のあった場所)。④は、②(日本測地系)の座標を世界測地系であるとして今年6月に鈴木委員に提出した座標。この④が、①と一致していなかったために委員から問い合わせがあり、今回の訂正につながった。②と③の場所には、現地調査で波高計を設置していた架台が確認されており、これらの座標は正しいことは確認されている。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(16日採取)と集水タンクNo.5(14日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が940Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日21日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設一時貯水タンクの詳細分析結果。一時貯水タンクCの7月1日採取分。
サブドレン・地下水ドレン浄化水の詳細分析結果(PDF)

サブドレン他水処理施設、加重平均サンプル分析結果。6月分。
福島第一原子力発電所 サブドレン・地下水ドレン浄化水加重平均サンプル分析結果(PDF)

東京電力ホールディングス株式会社 「原子力安全改革プラン進捗報告(2019年度第1四半期)」について(プレスリリース)
「原子力安全改革プラン進捗報告(2019年度第1四半期)」の概要(1.69MB)(PDF)
「原子力安全改革プラン進捗報告(2019年度第1四半期)」(3.70MB)(PDF)

実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画 変更認可申請書(PDF)
変更:3号機変形燃料用輸送容器の追加。3号機使用済燃料プールで確認されている燃料ハンドルが変形している燃料のうち、特に変形が大きい2体を移送するために使用する輸送用キャスクについて申請するもの。ハンドルの変形した燃料は収納缶に収めた状態で扱うが、特に変形の大きい2体を収納するためには従来より大きな収納缶が必要であり、これに関連する変更。5月20日参照。26日の会見で説明あり。




動画
2019/8/20(火) 原子力安全改革プラン進捗報告(2019年度第1四半期)(50:47)
2019/8/20(火) 福島第一原子力発電所波高計の設置箇所に関する調査結果(1:03:45)

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年8月06日 - Twilog



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