リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2019年8月22日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)のため、格納容器ガス管理システム排気流量を増やして格納容器圧力を下げている(4月25日、6月27日、7月25日参照)。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は21.1m3、格納容器圧力は0.71kPa(gage)。お盆期間に入るので、9日から排気流量を下げて元の格納容器圧力に戻していると思われ。

2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、計装品他点検にともない、19日より運転を停止中。30日20:00に運転再開予定。停止時のプール水温は35.3℃。16日参照。

サブドレン他水処理施設、10:00-13:38に一時貯水タンクFから排水を実施。排水量は542m3

午前10時8分、10:08にK排水路モニターで「K排水路濃度高高警報」が発生
福島第一原子力発電所 「K排水路放射能濃度高高警報」発生について (53.5KB)(PDF)
警報の設定値は3000Bq/L。10:12に原子炉注水設備、使用済燃料プール冷却設備および滞留水移送設備・水処理設備のパラメータについて、異常がないことを確認。また、10:23に水処理設備を停止。10:28にK排水路ゲートを閉止。
その後、以下のことから、汚染水の漏えいは無いと判断。
 ・K排水路モニターではγ線とβ線を合わせて計測しているが、これとは異なる試験中の新型K排水路モニター(γ線とβ線を別々に計測する)において、全β値に有意な変動がないことを11:09に確認。
 ・水処理設備、1-4号機設備のパトロールにおいて、異常が無いことを11:36に確認。
 ・13:07にK排水路の水のサンプリング分析を行った結果、以下の通り、放射能濃度が事象発生前後で有意な変動が無いことを確認したこと。
 <事象発生前(06:00)の測定結果>
  137Cs:410 Bq/L
  全β:550 Bq/L
 <事象発生後(ゲート閉止後、10:42)の測定結果>
  137Cs:630 Bq/L
  全β:870 Bq/L
汚染水の漏えいは無いと判断したため、13:10に水処理設備の運転を再開。K排水路ゲートの開操作は準備が整い次第実施。
警報発生の原因については調査中。今日、09:10-10:00に1号機西側でK排水路の補修工事の準備作業を実施しており、この影響でK排水路に土砂が混入してCs濃度が上昇し、警報が発生した可能性がある。
19:38に港湾内の海水サンプリングを実施、分析の結果、これまでと有意な変動はなかった(分析値は報道関係各位一斉メールの続報2に記載)。
福島第一原子力発電所 K排水路濃度高高警報の発生について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 K排水路濃度高高警報の発生について(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 K排水路濃度高高警報の発生について(続報2)(報道関係各位一斉メール)
K排水路モニターについては、2015年7月1日、2016年3月30日、2017年3月17日、5月16日、11月16日を参照。PSF(Plastic Scintillation Fiber)を使って汚染水の流下を検知するために設置してある(2015年5月に移送中のホースから漏れた水が側溝を経由してK排水路から港湾に流出したことを受けて設置された。2015年5月29日参照、8月28日、12月16日に報告書が出ている)。
(以下、23日の日報より)16:07にK排水路ゲートの開操作を完了。
K排水路モニターが上昇した原因は、降雨によりフォールアウト由来の放射性物質が検出されたものであると判断。なお、当該モニターについては、12:27に警報がクリア。


その他


1/2号機排気等解体作業、21日の作業で切断装置動作不良
1/2号機排気筒解体作業における切断装置動作不良について(135KB)(PDF)
昨日21日08:18より筒身解体装置の吊り上げを開始、13:45に筒身切断作業を開始。7日に切り残していた北西側の溶接ビートまわりをチップソーで押し切りにより切断完了(8日参照)。その後、15:00頃より残りの筒身をチップソー(BとD)で切断開始しようとした際に、チップソーBが動作しないことを確認。解体装置を筒身から取外して地上に降ろしたのち確認したところ、チップソー本体のケーブル接続部で圧着端子からケーブルが抜けていた(資料右下写真)。端子部の点検および類似箇所の点検をおこなって、作業を再開する。
筒身解体装置にはチップソーが4台(A-D)付いている。7日の資料を参照。当該装置は去年8月よりモックアップで実証試験をおこなっており、経年的な不具合とのこと。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その1) (78.3KB)(PDF)
2015年11月12-16日と2019年7月4日-8月8日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2) (78.3KB)(PDF)
12日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

水処理設備内の処理水分析結果。採取箇所は2011年11月18日の資料を参照。
水処理設備の放射能濃度測定結果(PDF)

地下水バイパス一時貯留タンクGr3のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF)
14日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日23日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(18日採取)と集水タンクNo.1(16日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が970Bq/L、第三者機関が1100Bq/L。明日23日に排水の予定。


動画


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年8月22日 - Twilog
08/22のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



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