リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2019年8月5日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

昨日の地震の影響:パトロールの結果、02:30までに固体廃棄物貯蔵庫等の一時保管エリアを除く1-6号機設備および水処理設備他について異常は確認されず。
地震発生にともない手順に基づき停止させた水処理設備については、順次運転を開始。
一時保管エリアについては、その後にパトロールを実施し、異常ないこと確認した。
本地震によるけが人の発生は確認されず。
2019年8月4日地震情報(福島第一・福島第二原子力発電所関連)(続報)(報道関係各位一斉メール)
2019年8月4日地震情報(福島第一・福島第二原子力発電所関連)(続報2)(報道関係各位一斉メール)

1号機窒素ガス封入ラインの信頼性向上を目的として新設したRVHライン(1月31日参照。6月6日-7月11日に通気試験を実施済み)が使用前検査に合格したのにともない、今日5日14:31に1号機窒素ガス封入量を以下の通り変更:
新設RVHライン 0Nm3/h→15Nm3/h
JPライン 30Nm3/h→15Nm3/h
1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)のため、格納容器ガス管理システム排気流量を増やして格納容器圧力を下げている(4月25日、6月27日、7月25日参照)。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は25.7m3、格納容器圧力は0.05kPa(gage)。

2号機R/B排気設備でダストサンプリングを実施。
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF、9月4日公開)

3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、計装品点検にともない7月29日より運転を停止中。運転再開は8月9日21:00の予定。停止時のプール水温は32.0℃。7月26日参照。

サブドレン他水処理施設、10:28に一時貯水タンクLから排水を開始
(以下、6日の日報より)15:52に排水を停止。排水量は805m3


その他


1/2号機排気等解体作業、2日に熱中症が2人発生したために作業を中断していたが、今日より再開。今日は設備点検を実施、明日は2日に予定していた作業(ハシゴ、電線管切断)、あさって7日は筒身の切断を実施予定。2019年度の熱中症対策(7月11日参照)にしたがって作業管理していたが熱中症が発生したため、1/2号機排気等解体作業についてはより厳しい基準を設けて作業を管理する。また、送風機、冷房付きの休憩車両を追加配備する等の対策を実施。
WBGTの数値については、装備により補正をしている(装備が重くなるほど大きい補正値を加える)。補正値は各企業が設定している。1/2号機排気等解体のヤード作業はY装備。
1・2号機共用排気筒の解体」のページを新設。2週間に1回程度、作業状況の写真を更新していく。

2号機は、圧力容器および格納容器内の不活性化のため、原子炉圧力容器ライン(RPVライン)より窒素封入を実施しているが、窒素封入ラインの信頼性向上を目的として新規に設置したRPVライン(二重化)を用いた窒素封入設備の通気試験を、6日から実施予定。1-3号機窒素封入設備他取替工事の一環。1月31日参照。
この通気試験にともない2号機の窒素封入量を以下のとおり変更:
(8月6日)
RPVライン    8 Nm3/h→ 0 Nm3/h
格納容器ライン  0 Nm3/h→10 Nm3/h
(8月7日)
新設RPVライン  0 Nm3/h→10 Nm3/h
格納容器ライン 10 Nm3/h→ 0 Nm3/h
新設RPVラインの通気試験にともない、圧力容器への窒素封入を一時的に停止する。このため、運転上の制限「窒素ガス分離装置1台が運転中であること及び他の窒素ガス分離装置1台が専用ディーゼル発電機により動作可能であること」を満足できなくなる(作業にともない、必要な窒素封入量が確保されていることを満足できなくなることから、窒素ガス分離装置としての機能がないと等しいため、運転中の窒素ガス分離装置が1台もないと判断する)ことから、必要な安全措置を定めた上で計画的に運転上の制限外に移行し操作を実施する。
なお、圧力容器への窒素封入を停止している間は、格納容器への窒素封入をおこない、格納容器ガス管理設備の水素濃度が水素濃度管理値(1.0%)以下であることを1時間に1回確認を行う。

7月22日に作業者の線量計不携帯があった件(7月22日参照)
福島第一原子力発電所 協力企業車両誘導員の電子式個人線量計・積算線量計の未装着について (48.8KB)(PDF)
2頁に時系列。今日5日に協力企業から報告書を受領し、作業開始前に車内にAPDとガラスバッジを置き忘れて作業に従事していたことが判明(当初の報告では、作業終了後に車両の中で線量計をつけたクールベストを脱いだ、ということだった。7月22日参照)。
作業者は管理区域に入域後、現場へ移動する車両(軽トラック)内で、現場が暑そうだったために一般作業服の下に着ていたジャンパーを脱いで車両内に置き、作業をおこなっていた。APDとガラスバッジをこのジャンパーに付けていたために、線量計の不携帯となった。
調査の中で、当該作業者と同じ車両で移動していたもう一人の作業者が、短い時間内に入退域を繰り返していることが判明し、そこから、この同僚作業者が当該作業者の線量計を探すために入退域していた(不携帯発覚の時点では、線量計がどこにあるのかを把握できていなかった)ことが判明し、事実関係が明らかになった。
作業現場の雰囲気線量は7-8μSv/h程度であり、線量を低くごまかすのが目的の不携帯ではなかった。また、入域時の装備チェックの際には線量計を携帯しているのが確認されていた。
今回のトラブルについては重大に受け止めており、同様の不適切な対応が起きないよう、改めて元請企業にしっかりと指導をおこなっていく。
一般作業服については2016年2月25日の「構内専用服」を参照。PDF資料に写真がある。防塵用カバーオールと同様に、線量計を外から確認するために胸の部分が透けるようになっている。

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の 貯蔵及び処理の状況について(第 413 報)(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(1日採取)と集水タンクNo.2(7月30日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が920Bq/L、第三者機関が990Bq/L。全β濃度は東電がND(<0.76Bq/L)、第三者機関が0.43Bq/L。明日6日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。7月25-31日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF)

来週からのお盆期間(10-18日)は作業量が減るので、会見はお休み。


動画


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年8月05日 - Twilog
08/05のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



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