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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2019年8月6日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)のため、格納容器ガス管理システム排気流量を増やして格納容器圧力を下げている(4月25日、6月27日、7月25日参照)。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は25.9m3、格納容器圧力は0.07kPa(gage)。

2号機で新設したRPVライン(二重化)を用いた窒素封入設備の通気試験(3頁。5日参照)をおこなうため必要な安全措置として、10:08に窒素ガスの封入を圧力容器(RPV)ラインから格納容器封入ラインへ切り替え作業をおこなっていたところ、10:50よりRPVラインならびに格納容器ラインの窒素封入量が0 Nm3/hとなった。その後、11:18に弁を復旧し、格納容器封入ラインへの封入を開始した。
福島第一原子力発電所 2号機窒素封入設備における運転上の制限からの逸脱と復帰について (200KB)(PDF)
2号機は通常、RPVラインから窒素ガス封入をおこなっている。新設のRPVラインの通気試験を実施するにあたって、一旦、RPVラインから格納容器ラインへの乗せ替えをおこない、その後に新設RPVラインへの通気を開始、格納容器ラインからの封入を停止する予定だった(3頁)。この、RPVラインから格納容器ラインへの乗せ替えにおいて、窒素ガス封入が停止した。
停止の原因は、系統構成操作弁の現場表記札に相違があり(2頁に系統概略図)、弁操作実施時に意図しない系統構成となったことによるものと考えている。
11:51に、実施計画III第1編第25条に基づいた「原子炉格納容器内の不活性雰囲気の維持機能」の運転上の制限を満足していないこと、および弁を復旧し、2号機の窒素封入を開始したため、同時刻に復帰(計画的に運転上の制限外に移行した状態)したと判断。
なお、プラントパラメータおよびモニタリングポスト、敷地境界連続ダストモニタに有意な変動はない。
福島第一原子力発電所 2号機PCV窒素封入設備における運転上の制限を満足していないことの判断と復帰について(報道関係各位一斉メール)

3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、計装品点検にともない7月29日より運転を停止中。運転再開は8月9日21:00の予定。停止時のプール水温は32.0℃。7月26日参照。

サブドレン他水処理施設、10:04に一時貯水タンクAから排水を開始
(以下、7日の日報より)16:15に排水を停止。排水量は923m3


その他


地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。1日採取(3日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(2日採取)と集水タンクNo.3(7月31日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が930Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日7日に排水の予定。

昨日5日に1号機窒素ガス封入ラインで新設ラインの運用を開始した(5日参照)のにともない、公開しているプラントパラメータの項目を更新
総括表
「窒素封入流量」の「RVH」→「RVH-A」(変更)
「RVH-B」(追加)
1号機 6時間毎データ(CSV):
「RPV側N2流量」→「RPV側(A)N2流量」(変更)
「RPV側(B)N2流量」(追加)
「RPVN2圧力」→「RPV側(A)一次N2圧力」(変更)
「RPV側(A)二次N2圧力」(追加)
「RPV側(B)一次N2圧力」(追加)
「RPV側(B)二次N2圧力」(追加)


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