リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2019年12月16日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1-3号機窒素封入設備信頼性向上対策工事、窒素封入ラインの信頼性向上を目的として新設した窒素封入ラインを用いた通気試験を12日より実施中(11日参照)。この通気試験にともない、11:32に3号機の窒素封入量を以下のとおり変更:
・格納容器ライン: 0 Nm3/h→16 Nm3/h
その後、試験が終了したので11:55に以下のように元に戻した:
・格納容器ライン:16 Nm3/h→ 0 Nm3/h

サブドレン他水処理施設、10:04に一時貯水タンクFから排水を開始
(以下、17日の日報より)15:43に排水を停止。排水量は843m3


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の 貯蔵及び処理の状況について(第 431 報)(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(12日採取)と集水タンクNo.2(7日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が830Bq/L、第三者機関が890Bq/L。明日17日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。5-11日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF)

今日、規制委の第77回特定原子力施設監視・評価検討会があった。その際の資料。
【資料1-1】1~4号機の運転上の制限に関する条文の実態に即した見直し方針について(PDF)
【資料1-2】事故故障報告事象2件について(PDF)
1/2号機排気筒ドレンサンプピットの水位低下事象(1頁)11月27、28日参照。サンプピットの水位をできるだけ低く保つために、吸込み管の交換を実施する(8頁)。作業内容は9頁以降。これにより、移送ポンプの吸込み下限値が現行の320mmから260mmまで下がり、325mm(これ以上の水位で水位低下が見られた)以下の水位管理が可能となる。工程(案)は11頁。1月中旬まで吸込み管製作、その後、交換を実施する。ドレンサンプピット周辺の線量(12月9日測定)は12頁。ドレンサンプピットカバー内部(ピット上部)の空間線量は30mSv/h以上、排気筒北側の配管下部の表面線量は100mSv/h以上で、高い線量が確認された。今後の水平展開(13頁):ピットに対する水平展開として、内包する水の放射能濃度が103Bq/L(K排水路の137Cs濃度。これを超えるものはフォールアウトの影響よりも高濃度と考える)を超える物を対象に、状況を踏まえて追加対策をおこなう。スクリーニングの結果、3/4号機排気筒ドレンサンプピット(14頁。たまり水は約1800L、137Cs濃度が1.1×103Bq/L)を抽出。トレンチに対する水平展開としては、放射能濃度の高いものから順次トレンチの閉塞作業を行っており、現状の対策を継続する。
【資料2】建屋滞留水処理の進捗状況について(PDF)
4号機建屋たまり水の仮設移送(3頁)。4号機T/B・Rw/Bにおける既設たまり水移送装置で移送出来ない残水について、12月中に仮設移送ラインの設置を完了し順次移送する計画。
高温焼却炉建屋地下階の調査(4頁)。水中ドローン(ROV)による詳細な線量調査と目視確認を12月3日より開始。調査は建屋北側から実施中、南側も順次実施してく。目視確認の結果、プロセス主建屋よりも土のうの損傷が大きい。土のう表面の線量は最大約4Sv/h。ゼオライトの他、活性炭と思われる黒い粒も確認(写真あり)。なお、プロセス主建屋でサンプリングを計画(1月実施予定)。
プロセス主建屋、高温焼却炉建屋の床面露出(5頁)。床面露出に必要な設備(1-4号機建屋たまり水をセシウム吸着装置等へ直送する配管)は設置済だが、ゼオライト露出による線量上昇、および、α核種の拡大(下記参照。後段設備へ拡大することにより、万一の漏えいリスクが増大するとともに、作業員に対するα核種汚染のリスクも増大)の懸念に対する対策を優先して進める。具体策は現在検討中。
建屋たまり水のα核種の拡大防止(6頁)。2,3号機R/Bたまり水に比較的高い全α(3-5乗Bq/Lオーダー)が検出されているものの、セシウム吸着装置入口では概ね検出下限値程度(1乗Bq/Lオーダー)であり、全α濃度の傾向監視とともにα核種の性状分析等を進め、並行して、α核種の低減メカニズムの解明を進めている。建屋貯留時の沈降分離等による可能性が考えられ、現状のプロセス主建屋・高温焼却炉建屋での一時貯留がなくなると、セシウム吸着装置等にα核種を拡大させる懸念がある。今後、R/Bのたまり水水位をより低下させていくにあたり、更に全α濃度が上昇する可能性もあることから、プロセス主建屋・高温焼却炉建屋の代替設備の設置も踏まえたα核種拡大防止対策を検討していく。
【資料3-1】福島第一原子力発電所1/2号機排気筒解体工事1~4ブロック作業の振り返りについて(PDF)
4ブロック目の作業状況(3頁)。10月27日に作業着手。鉄塔解体装置で斜材8本の切断を11月7日に、主柱(しゅばしら)材4本の切断を27日に完了。同じく27日に筒身を約85%まで切断した時点でチップソーの噛み込みが発生(11月28日参照)。噛み込みの解消を試みるも困難であったので、12月3、4日に搭乗設備で作業者が昇筒し、グラインダーを用いて人力で切断を完了した(12月2、4日参照)
噛み込み発生の原因については14頁。ミシン切りにおける旋回切り(水平方向へ切り進んでいく切り方)で縦切り部分とつながるときに、刃の進入深さを50mmと深くしていた(深い方が切断スピードが大きい)ため、切断面の上側と下側の筒身が水平方向に互いにズレた際に刃を噛みこんだ。クレーンで切断面の上部を引上げながら刃を引き抜こうとしたが、刃の侵入深さが50mmと大きかったために引き抜きが難航、その途中で装置が動作しなくなった。対策として、切断線が繋がる箇所については、噛み込み防止のために旋回切りから押し切りに手順を見直し、噛み込んだ場合にも解消しやすいように進入深さは20mmに見直し(これまでの実績から、20mm程度の噛み込みは解消できると判断)。
12月3、4日の作業では、合計4班(延べ11名)が作業に当たった(15頁。うち、1班は線量測定(2名)、別の1班は筒身のグレーチング調査およびグレーチング取外しなどを担当(3名、2日参照)、残り2班が筒身切断担当(切断作業者1名、補助作業者1名、監視員1名の計3名)。作業を担当したのは、線量測定、グレーチング関係の両班、および、筒身切断の2班のうちの1班。筒身切断担当班のみ、3、4日両日に作業実施、線量測定およびグレーチング関係の各班は3日のみ。班の構成などについては9日あたりに言及があった)。作業時間は1班あたり約1-5時間(搭乗設備吊上げ開始から地上への帰還まで)、個人最大被曝線量は0.52mSv/人·日。今後も万一の作業に備え、搭乗設備への遮へい追加等、作業者の更なる安全対策を準備する。
1-4ブロック振り返り概要(5頁)。解体作業:4ブロック目終盤で発生した刃の噛み込みについては、手順の見直し(上記参照)を行うことで5ブロック目以降の切断に対応する(6、7頁)。準備作業:改めて作業手順の点検・見直しをおこなって手順書へ反映し、現場での当社及び協力企業による確認を行っていく。作業環境改善:解体装置へのカメラ・照明の追設、通信の二重化(電波障害対応。二重化することで通信途絶後に短時間で復旧できる。9月11日参照)をおこなってきた。
今後のスケジュールの見直し(8頁)。これまでの実績を踏まえて工程を精査した結果、完了時期は2020年5月上旬頃となる見通し(見直し前は2020年度末予定)。ただし、悪天候や装置トラブルなどの予備日は考慮せず。5ブロック目については、今日より準備作業を開始しており、準備出来次第、解体作業を作業開始する。
【資料3-2】地震・津波対策の進捗状況(PDF)
建屋開口部閉止作業の進捗状況(2頁)。12月13日現在、77/122カ所完了。
千島海溝津波防潮堤の設置作業の進捗(9頁)。全長約600mのうち約160m据付完了(2020年度上期完成予定)。
メガフロート対策の進捗状況(13頁)。現在は「着底マウンド造成」、「バラスト水処理」、「内部除染」を実施中。
アレバ除染装置スラッジ移送の対応状況(16頁)。プロセス主建屋1階に除染装置スラッジの回収に必要な屋内設備を設置するため、2019年2月より同エリアの環境改善を実施中。1階の高線量エリアでは 、ダスト発生源と推定される固形・粉末スラッジの堆積を吸引回収(18頁)。既存設備内の残留スラッジは、攪拌ノズルで攪拌し設備の循環運転によりスラッジの回収を実施(19頁。作業前後で有意な変化が確認できなかったため、既存設備内からスラッジの直接吸引を検討中。1月よりスラッジ直接吸引方法のモックアップを実施し、3月頃より対策実施を予定 )。今後の予定は20頁。
【資料4】3号機燃料取扱設備の状況について(PDF)
燃料取扱設備の最終状況確認(2頁)。14日に模擬燃料をキャスク内の収納缶に着座させる作業をおこなっていたところ、1カ所目は着座できたが、2カ所目でチャンネルファスナー(チャンネルボックスを燃料体に固定する部品)が収納缶に干渉する事象を確認。その後、3、4カ所目も同様だった。燃料を下ろしていく途中で下部タイプレートが収納缶に入った段階で、マストをあらかじめ南側に16mm移動させると収納館に着座できることを4カ所目で確認。翌15日に、南側に移動させる手順でキャスク中央の収納缶に着座させる試験を実施したところ、再びチャンネルファスナーの干渉を確認し、試験を中断。調査の結果、燃料が着座するより約800mm高いところで燃料が北西側に偏る(マストが傾いている)ことを確認。また、燃料を抜き出す際も同じ高さ座標で北側に偏ることを確認。収納缶には傷などの異常は見られなかった。原因について調査中、燃料取出し作業の再開は、この事象の対策を講じた後となる。
ガレキ撤去状況(3頁)。ガレキ撤去により13日までにハンドルが確認できた燃料は337/566体。2015年に確認された6体と合わせて全部で12体の燃料のハンドル変形を確認(11月から変わらず)。
マニピュレーター左腕の動作不良(5頁)。フランジプロテクター設置作業は、燃料取扱機補助ホイストで設置する運用とする。改良型フランジプロテクター(12日参照)の写真あり。
今後の予定(4頁)。上記の不具合(チャンネルファスナーの干渉)について解消すれば、今月中に作業再開。
【資料5】5・6号機重油タンク防油堤内ドラム缶の処理状況について(PDF)
【参考1】福島第一原子力発電所 中期的リスクの低減目標マップを踏まえた検討指示事項に対する工程表(PDF)




動画


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年12月16日 - Twilog
12/16のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



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