リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2019年12月25日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

15:58頃、6号機使用済燃料プール冷却系のろ過脱塩器の切替え操作中に冷却ポンプが停止した(実施計画で定めるプールの制限温度は65℃で、冷却停止状態で約10日間程度の裕度)。調査の結果、ろ過脱塩器の切替えを行う際にポンプの停止信号が発信される保護回路が動作しないよう措置をすべきところ、その措置を講じなかったため自動停止に至ったものと判明。
その後、現場状況を確認し、ポンプと系統に異常のないことを確認したことから、18:29にポンプを再起動し冷却を再開した。
状況は以下の通り:
・停止時のプール水温度:16.4℃
・再起動後のプール水温度:16.0℃
・停止時のプール水位:通常水位(オーバーフロー付近)
・再起動時のプール水位:通常水位(オーバーフロー付近)
なお、ポンプ停止の間、プラントパラメータおよびモニタリングポストの指示値に有意な変動はなかった。
福島第一原子力発電所 6号機使用済燃料プール冷却系ポンプの停止について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 6号機使用済燃料プール冷却系ポンプの停止について(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 6号機使用済燃料プール冷却浄化系ポンプの停止について(210KB)(PDF、26日公開)

地下水バイパス、10:07に一時貯留タンクGr3から排水を開始
(以下、26日の日報より)16:41に排水を停止。排水量は1817m3

サブドレン他水処理施設、11:07に一時貯水タンクBから排水を開始
(以下、26日の日報より)14:57に排水を停止。排水量は569m3



その他


フランジ型タンクに貯留していた淡水を溶接型タンクへ移送する作業が昨日24日に完了した。3月27日、11月28日参照。
福島第一原子力発電所 フランジ型タンクに貯留している淡水(RO処理水)の移送完了について(38.9KB)(PDF)
フランジ型タンク(H9エリア)に貯留していた淡水(汚染水をセシウム吸着装置で処理後にRO膜型淡水化装置で処理するとRO濃縮水(=濃縮塩水)と淡水に別れる。淡水は炉注水用のバッファタンクとして使われているCST(復水貯蔵タンク)に送られ、1-3号機の原子炉に注水される。フランジ型タンクに貯留している淡水は、炉注水用水のバックアップとして保管している水だったと思う)は、Sr処理水が貯留されていた溶接型タンク(Dエリア)を再利用して貯留する計画として準備を進めてきた。11月26日より淡水を溶接型タンクへ移送する作業を開始し、昨日12月24日に完了した。これにより、フランジ型タンクからの漏えいリスクが低減した。
以前、フランジ型タンクに貯留していたALPS処理水およびSr処理水は、すでに溶接型タンクへの移送が完了している(Sr処理水:2018年11月17日(2018年11月19日参照)、ALPS処理水:2019年3月27日(3月27、28日参照))。なお、淡水とALPS処理水については、フランジ型タンク内に残水が残っており、処理を実施中。

魚介類のサンプリング結果
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所港湾内>(PDF)
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(同所港湾内を除く)(PDF)
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>2019年度 第2四半期採取分(PDF)
2019年7-9月採取分の90Sr(2014年6月13日参照)とトリチウム(2015年2月25日参照)の分析結果。

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。23日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1100Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(21日採取)と集水タンクNo.3(19日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が930Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日26日に排水の予定。


月末なので、作業者の被曝線量評価を厚労省へ提出。
福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況(PDF)
11月の最大被曝線量は7.46mSv、平均値は0.31mSv(APD値)。



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