リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2019年12月19日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1-3号機窒素封入設備信頼性向上対策工事、窒素封入ラインの信頼性向上を目的として新設した窒素封入ラインを用いた通気試験を12日より実施中(11日参照)
現場立ち合いによる使用前検査を予定していたが、記録確認のみに変更となったため、今日19日に実施予定だった3号機窒素封入量の変更(11日参照)を中止
また、2号機の窒素封入流量計A系の不具合にともない1-3号機の通気試験が延期となったため、20日に予定していた1号機の窒素封入量変更(11日参照)を延期。なお、2号機の窒素封入はB系で封入中、流量監視はB系で実施中。

6号機使用済燃料プールは使用済燃料プール冷却浄化系(FPC系)で冷却しているが、残留熱除去系(RHR系)B系の圧力抑制室側吸込弁のシートリーク量調査のため、10:53にプール冷却をFPC系からRHR系に切替え、調査後、15:54にRHR系からFPC系へ戻した(17日参照)この間、プールの冷却が停止した。切替え時のプール水温は17.5℃(切替え前は17.4℃)。


その他


地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その1)(79.3KB)(PDF)
2015年11月12-16日と2019年11月7日-12月12日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(79.4KB)(PDF)
16日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクJ(15日採取)と集水タンクNo.4(10日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が820Bq/L、第三者機関が870Bq/L。明日20日に排水の予定。

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第73回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
【資料1】プラントの状況(PDF 4.93MB)
1-3号機の状況(圧力容器・格納容器内の温度推移)、たまり水の貯蔵および処理の状況、たまり水貯蔵状況の推移、エリア別タンク一覧(基数、容量、タンクのタイプ、貯留水の種別)、たまり水の貯蔵状況(長期グラフ)、汚染水等構内たまり水の状況(リスク総点検より抜粋)。
【資料2】中長期ロードマップの進捗状況(概要版)(PDF 8.11MB)
要員管理(8頁左)。11月の1日あたり作業員数は平均で3,990人(実績)。1月の想定は約3,900人。
インフルエンザ・ノロウイルスの発生状況(8頁右)。12月15日までにインフルエンザ感染者63人、ノロウイルス感染者3人(昨シーズン同時期はインフル2人、ノロ4人)。
対策の一環として協力企業作業員を対象に11月13日-12月13日に1Fでインフルエンザ予防接種を無料で実施、近隣医療機関でも同様に実施中(12月2日-1月30日)。16日時点で5091人が接種。
【資料3-1】汚染水対策(PDF 25.1MB)
2019年豪⾬時における汚染⽔発⽣量(建屋流⼊量)(通しで3頁)。10月は台風や低気圧の連続による豪雨で降水量563mm/月(震災以降最大。12日の台風19号で241mm/日、25日の低気圧で142mm/日)。至近の同程度の降雨(2017年10月の416mm/月、22-23日の227mm/2日)と比較して、建屋流入量抑制対策の効果を評価した。汚染水発生量は2017年10月の540m3/日に対して2019年が440m3/日(5頁)。累計降雨(4週間分。6頁)との相関をとると、汚染水発生量、建屋流入量、2.5m盤からの移送量の全てで2016年から2019年にかけて減少(7頁)。特に、2.5m盤からの移送量は大きく抑制できている(フェーシングや凍土遮水壁による効果が顕著)。1-4号機全体の降雨時の建屋流入量増加の状況(9頁):2019年10月12日は2017年10月22-23日に比べて降雨時も降雨後も流入量が抑制された(降雨時の流入量増加の立ち上がりが早く降雨後は速やかに減る=屋根からの流入が支配的であり、屋根の雨水浸透対策が有効。降雨後の増加については、建屋周辺のフェーシングが有効)。降雨から1週間の流入量は2017年6600m3に対して2019年は3400m3。各建屋の評価については10-20頁(1号機R/B(11頁):推定流入面積は約1200m3で屋根の損傷面積とほぼ一致→建屋カバー設置で対策。2号機周辺サブドレン(14頁):2019年は2017年に比べて降雨後の水位低下が速やか。2号機建屋(15頁):推定流入面積は、降雨初期は損傷面積とほぼ一致するが、大雨時は損傷面積の約2倍まで増加する→屋根対策に加え、建屋接続トレンチの⽌⽔、T/B⾬⽔排⽔場所変更なども検討。3号機周辺サブドレン(17頁):降雨による上昇幅は2019年の方が小さく、今後の建屋流入量低下も2019年の方がやや早い。3号機建屋(18頁):推定流入面積は降雨初期は損傷面積とほぼ一致するが、大雨時は損傷面積の2倍程度まで増加する→大雨時に屋根の穴の周りから流れ込みが発生している可能性あり)。まとめ(21頁):2017年と2019年を比較すると、降雨から1週間の流入増加は6600m3→3400m3に減少、建屋流入量抑制対策(2020年度上期に40%まで完了予定)の効果が確認された。2019年は降雨時の流入量が降雨後の1.5倍程度と評価。降雨後の流量量増加に対しては、凍土遮水壁内側のフェーシングを進める(一部で既に着手、2023年までに50%程度まで計画・継続実施予定)。23頁に屋根損傷箇所および凍土遮水壁内フェーシング箇所。
1/2号排気筒ドレンサンプピットの⽔位低下事象(37頁)。当該事象に関連する水平展開として抽出された3/4号機排気筒ドレンサンプピットについて(51頁。12月16日参照)。1/2号機SGTS配管は、筒身に直接接続されているため、格納容器ベント時に筒身内が汚染されたのに対し、3/4号機SGTS配管は筒身内を頂部まで伸びているため、ベント時に筒身内が汚染されない構造となっている。したがって、排気筒頂部から筒身内に降雨があっても、1/2号機のように筒身内の汚染を拾った水がドレンサンプピットにたまるということが起きない。
3号機T/Bサービスエリアモルタル流入事象にともなう1-4号機たまり水移送装置追設工事への影響(55頁)12月5日参照。3号機海水配管トレンチ閉塞工事の概要(56、57頁):11月5日に充填剤の打設開始、建屋接続部のたまり水水位がT.P.-0.94mで一定なことから連通部がこの高さにあると想定、この高さを充填する際には流動性の低い材料を充填することとし、12月2日に打設を実施(24m3打設)、翌3日に打設高さを確認し3号機T/Bサービスエリアに最大約7m3の流入を想定(57頁に図)。1-4号機たまり水移送装置追設工事(58-61頁):3日の作業中に3号機T/Bサービスエリアサンプピットでモルタル流入を確認(58頁に時系列、59頁に写真)、4日にモルタル流入調査を実施し撤去予定のポンプが設置してあるサンプピット内にモルタルが流入している(ポールを挿入して深さを調べたところ、たまり水水面から400-450mmの深さ)のを確認(60頁)、カメラでサンプ周辺を確認した結果、床面のサンプカバー・水位計ベース・ポンプベースの一部が埋まっていた(61頁)。現在検討中の対策案は3つ(62頁)、当該サンプピットの内部調査を実施して構造物の撤去可否を検討し移送装置設置を設置する/床面までのたまり水を移送可能な低床型ポンプ等を設置する/過去に練通していた3/4号機T/B復水器エリアにたまり水が流入する経路を形成する。今後、これ以外の対策案も含めて検討し方針を決定する。
水バランスシミュレーション(65頁)
タンク建設進捗状況(67頁)。フランジ型タンク/溶接型タンクの運用状況(69頁。フランジ型タンクの淡水は、現在Sr処理水が貯留されている溶接型タンクを再利用して貯留する計画であり、11月26日より移送を開始、12月中に完了の見込み)。
汚染⽔発⽣量の予測と実績(23頁)
サブドレン他水処理施設の運用状況(71頁)。運転状況(73頁):12月5日よりL値T.P. 400mm(10月25日の大雨対策として1号機Rw/Bおよび2号機T/B付近の⼀部サブドレンピットでT.P.1300mmに設定、その後、設定値を下げて現在は他ピットと同じT.P. 400mmで稼働中)、至近1カ月の平均くみ上げ量約512m3/日。排水実績(74頁):12月16日までに1175回排水。1/2号機排気塔周辺トリチウムの濃度上昇への対応(75頁)。
建屋周辺の地下⽔位、汚染⽔発⽣の状況(77頁)。建屋周辺の地下水位の状況(79頁)。サブドレン・護岸エリアのくみ上げ量推移(80頁)。汚染水発生量推移(81頁)。凍土遮水壁の状況(82頁)。
H4・H6タンクエリアモニタリング(95頁)。H4エリア周辺(96頁)。地下水バイパス調査孔・揚水井(99頁)。排水路(101頁)。海水(102頁)。
【資料3-2】使用済燃料プール対策(PDF 9.83MB)
1号機燃料取り出しプランの検討状況(通しで4頁)。ガレキ撤去後にカバーを設置する案(プランA)とカバー設置後にガレキ撤去をおこなう案(プランB)について、ダスト飛散対策・作業者被曝・雨水対策・周辺工事との干渉について検討(11月28日参照)した結果、オペフロ作業中のダスト対策の更なる信頼性向上や⾬⽔の建屋流⼊抑制の観点からプランBを採用することとする(12頁以降にこの選定に対するNDFの評価あり)。プランBの概要(10頁):オペフロ全体を大型カバーで覆い、カバー内のガレキ撤去用天井クレーンや解体重機でガレキ撤去を実施、その後、オペフロの除染・遮蔽をおこなってから燃料取扱設備(燃料取扱機、クレーン)を設置する。今後、プランBの詳細設計ならびに燃料取り出し⼯程の精査を進める。
福島第一原子力発電所 1号機使用済燃料プールからの燃料取り出しに向けて大型カバーの設置(04:04)(動画)
3号機燃料取扱設備の状況(18頁)。燃料取扱設備の最終確認において確認された模擬燃料のチャンネルファスナーとキャスク内の収納缶との干渉(12月16日参照)についてのその後。チャンネルファスナーに横に広がるような変形が見られた(模擬燃料は訓練時に繰返し使⽤しており、収納⽸との⼲渉によりチャンネルファスナーが徐々に変形したものと推定)ため、18日に交換を実施。また、伸縮構造となっている燃料取扱機マストを延ばしていく際に、従前よりも北⻄側に若⼲偏る傾向(27頁。マスト伸縮管は計5段あり、各段にクリアランスが片側3.1mm、全体で15mmある。マスト先端に取り付けたケーブルおよびホースはマストの外側を通ってマスト上部のリールで巻き取っているが、このリール巻き取りによりマスト先端を南側に引っ張る力が生じている。このこと自体は以前より程度の差があるものの初期から確認されており、⽔圧モーター、マストワイヤーロープ交換により装置内のクリアランスの範囲で移動したものと判断している)が⾒られたため、チャンネルファスナーと収納⽸の⼲渉が起こらないよう輸送容器への燃料の装填⾓度を⾒直し、最終確認を実施中。この結果を受けて、再度、燃料移動操作の訓練を実施し、準備が整い次第、燃料取り出し作業を再開する。
1/2号機排気筒解体作業(28頁)。5ブロック目の解体は16日に開始、19日に完了した(34頁)。現在、6ブロック目解体の準備作業を実施中。稼働停止していたサブドレンピットNo.208(5月30日、7月25日参照)は6日に復旧(33頁)、クレーンを元の位置に戻した上で5ブロック目の解体を実施した。4ブロック目解体部材の表面線量率はバックグラウンドと同等、表面汚染密度は100-102Bq/cm3で解体前の評価値より低かった(56頁)。4ブロック目解体中のダスト濃度は管理値未満、敷地境界でのダスト濃度上昇は確認されず(57頁)。
使用済燃料等の保管状況(58頁)
1号機飛散防止剤散布実績と予定(62頁)
3号機オペフロ連続ダストモニター計測値(63頁)
【資料3-3】燃料デブリ取り出し準備(PDF 3.36MB)
1号機格納容器内部調査アクセスルート構築作業(通しで3頁)。アクセスルート構築のためのX-2ペネAWJ穿孔作業においてダスト濃度が上昇した件(6月10、27日、7月25日、8月29日、10月31日、11月28日参照)。作業監視用ダストモニター(最初に格納容器ガス管理システムの排気フィルター上流側に設置したのを①(ここでダスト濃度が管理値を超えた。6月10日参照)とし、原子炉キャビティーに追設した(11月28日参照)のを②、ガス管理システムの再循環ライン下流に追設したのを③(15頁。①は作業物量の増加により測定上限を超える可能性があるため、データの連続性を確保しダスト上昇の傾向をとらえるために追設した。再循環ラインによりダスト濃度が約10倍希釈される)とする)を設置、11月25-28日にデータ拡充作業を実施した(6頁。11月28日参照)。いずれの作業も格納容器ガス管理システムの本設ダストモニターおよび敷地境界ダストモニター等に有意な変動はなく、環境への影響はないことを確認した(7頁)。取得したデータから、AWJ作業により格納容器内構造物が洗浄されている効果が現れていると推定。引き続き切削時間の適正化に資するデータを取得していく。AWJ作業時ダスト飛散抑制対策として、格納容器内構造物の洗浄・AWJ作業時のスプレー散水を検討中(9頁。モックアップで効果を確認中)。今後のスケジュールは10頁。
燃料デブリ取り出しの検討状況(通しで17頁)。NDFの技術戦略プラン2019で2号機が燃料デブリ取出しの初号機として適切と評価された(9月26日参照)。格納容器内部調査が進んでいること、R/B1階の環境整備が進んでいること、使⽤済燃料取出しと並⾏して作業可能な⾒込みがあること等から、初号機は2号機が妥当と評価した。最初は試験的取出し(数g程度)に着⼿し、その結果を踏まえて⽅法を検証・確認した上で、段階的に取り出し規模を拡⼤していく「ステップ・バイ・ステップ」の⼀連の作業として進めていく(19頁)。取出し⽅法は気中・横アクセスとし、ロボットアームを活⽤。デブリ回収装置として、試験的取出しでは金ブラシ案・真空容器案、取出し規模拡大後はグリッパツール案・掘削回収ツール案を検討(21頁)。安全システムは、既設ガス管理システムの運用変更や設備改造をおこない、監視機能を強化しPCV外へのダスト移⾏抑制を図る(22頁)。試験的取出しで採取したデブリはグローブボックスで測定・一時保管(分析施設へ搬出するものは輸送容器に詰め替えて搬出。23頁上段)。規模拡大後の取出しデブリは受⼊/払出セルで測定・一時保管、その後、受⼊/払出セルで一時保管用収納缶に収めて一時保管セルで一時保管(23頁下段)。格納容器内部へのアクセスルートはX-6ペネを利用、X-6ペネ内に確認されている堆積物や干渉物(2017年1月26日参照)はアブレシブウォータージェット(AWJ)で撤去を検討中だが、よりダスト飛散の少ない方法も検討(24頁。1号機格納容器内部調査のアクセスルート構築作業ではAWJ使用時のダスト飛散が問題となっている)。デブリ取出し作業はR/B1階および⼤物搬⼊⼝周辺(1階西側エリア)が主な作業エリア、燃料取出し作業ではR/B南側に構台を設置して作業をおこなうため、両者は干渉せずに並行作業が可能(25頁)。X-6ペネ(R/B1階)周辺の雰囲気線量は平均で5mSv/hだが、さらなる環境改善を実施する計画。
【資料3-4】放射性廃棄物処理・処分(PDF 789KB)
ガレキ・伐採木・使用済保護衣の管理状況(通しで3頁)
水処理2次廃棄物の管理状況(3頁)
ガレキ・伐採木・使用済保護衣・水処理2次廃棄物の保管量推移(4頁)
廃炉・汚染水対策チーム会合事務局会議 放射性廃棄物処理・処分分野の資料における数値の集計誤りについて(5頁)。11月28日の会議資料で、「水処理二次廃棄物の管理状況」の数値の一部(多核種除去設備等保管容器の基数の内訳)に誤りがあった(6頁)。セシウム吸着塔一時保管施設第2施設から第3施設に移動した分についての扱いが正しくなかったため(7頁)。この移動がおこなわれたのは2018年8-9月であり、2018年9月と10月の集計で誤りが発生、その後の資料はこれを元にしているために全て誤っていた。対策は10頁。
【資料3-5】循環注水冷却(PDF 135KB)
【資料3-6】環境線量低減対策(PDF 7.56MB)
T/B東側地下水および海水のモニタリング(2頁)。地下水(8-15頁)、排水路(17-19頁)、海水(22-30頁)、港湾口海水モニター(海水放射線モニター)(31頁)。
【資料3-7】労働環境改善(PDF 598KB)
管理対象区域の運用区分(通しで2頁)
【資料3-8】5・6号機の現状(PDF 614KB)
低レベル滞留⽔量の状況(通しで3頁)
低レベル滞留⽔量の推移(4頁)
以下、経産省のサイトより。
福島第一原子力発電所配置図(PDF形式:2,986KB)


動画


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年12月19日 - Twilog
12/19のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



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