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2020年6月11日(木)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機使用済燃料プール養生設置作業
(4月30日参照)養生バッグへのエアモルタル充填を完了した。
8日に養生バッグの展張が完了している(8日参照)。昨日10日に養生バッグへ空気を注入して膨らませる作業が完了し、今日11日08:34にバッグ内部へエアモルタルを充填する作業を開始、12:00に完了した。今後、養生バッグに移動防止用の固定スペーサーを設置する。養生バッグの大きさは11m×6m(使用済燃料プールに対して1mのスキマがある大きさ)。
以下、動画の解説。会見動画13分過ぎから解説あり。
00:00- 養生バッグと養生バッグ投入装置の吊上げ。R/B東側の作業床上に設置。
00:15- 遠隔操作室(旧事務本館に設置)からの操作状況。
00:24- 養生バッグ投入前の投入装置確認作業。
00:33- 養生バッグを使用済燃料プールに投入。筒状に丸めたバッグの先端部に浮力を持たせて、沈まないようにしている。
01:15- マルチハンドブームロボットによる介錯作業。ブーム先端でバッグを束ねているマジックテープをはずしている。
01:54- 養生バッグ展張。バッグ内部のエアマットに空気を注入して広げていく。
02:34- 養生バッグ膨らませ。バッグ内部に空気を注入して膨らませる。
02:53- 養生バッグ内部にエアモルタル充填。
1号機使用済燃料プール養生設置(4月30日参照)にともない、5月29日よりプールの冷却を停止中。また、5月30日より、プール水位を下げている。冷却再開およびプール水位の復旧は6月18日の予定。5月28日参照。

2号機使用済燃料プール内調査が今日完了した。
昨日に続き、今日は09:38に調査を開始し、計画していた調査項目の撮影を完了、予定を前倒して調査を完了した(3日間の予定だった)。プール内の状況ははっきりと見えるが、現時点で燃料取出しに支障となるようなものは確認されず。今後、撮影した映像を詳細に確認し、調査結果を燃料取扱設備の設計等に反映する。
以下、動画の解説。会見動画19分過ぎから解説あり。
00:00- 遠隔操作重機Brokk(2018年7月19日参照)を使って水中ROV運搬装置設置。小型ロボット(PackBot)のカメラで作業状況をモニターしている。
00:30- 遠隔操作室。R/B西側構台前室近傍に設置してあるコンテナ内に構築した遠隔操作室で操作を実施。
00:35- 水中ROV運搬装置設置。
00:50- 水中ROVによる調査の状況。
01:15- 燃料・燃料ラック上部。浮遊物は塗膜片と推定。ラック上の白い付着物は、震災時にプールに注水した海水による腐食性生物(ラックはアルミ合金製)もしくは海水由来の成分が析出したものと考える。
02:14- スキマーサージタンク入口。
02:50- プールゲート。
以下、動画の解説。会見動画24分過ぎから解説あり。
00:00- 水中ROVをプールに吊下ろしているところ。
00:33- 制御棒、制御棒ハンガー。
00:48- キャスクピット。底部に砂状のものが確認されているが、これは震災前からあるもの。
01:11- キャスクピットの梁。
01:33- その他周辺設備。
02:01- 水中ROVの回収。

地下水バイパス、10:04に一時貯留タンクGr1から排水を開始
(以下、12日の日報より)16:30に排水を停止。排水量は1768m3

サブドレン他水処理施設、10:50に一時貯水タンクEから排水を開始
(以下、12日の日報より)16:14に排水を停止。排水量は805m3


その他


2号機T/Bルーフドレンの排水先を建屋西側に追加した。
T/Bのルーフドレン(屋根雨水排水)は、以前は放水路に排水され、最終的に2.5m盤で地下水ドレンからくみ上げられていた。当時、豪雨時に地下水ドレンの運用能力を超えるような地下水の増加があったため、このルーフドレンの排水先を建屋東側(海側)の地面とし、サブドレンでくみ上げるように2017年6月に変更している(ルーフドレンの排水先は、最終的にはK排水路とする計画。このため、ルーフドレンの汚染を低減するべく建屋屋上のガレキ撤去などを進めている。2017年3月17日、6月19日参照)
現状では、豪雨時に建屋東側の地下水位が上昇し、結果として建屋への地下水流入量が増加することで汚染水発生量が増加する状況となっている。中長期ロードマップでは汚染水発生量を2020年内に150m3/日程度に抑制することとなっており、建屋東側のサブドレン負荷を分散することで建屋流入量の抑制をはかる目的で、建屋西側にもルーフドレンの排水先を設けた。梅雨時を迎える6月中旬以降、この西側への排水を開始する。
建屋周辺の地下水位が上昇すると、建屋地下たまり水との水位差が大きくなり、建屋への地下水流入量が増える。これを避けるために、ルーフドレン排水箇所を増やすことで建屋周辺の地下水位上昇を抑制しようとするもの。
屋根雨水対策の進捗については、2月19日の現地調整会議資料参照。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
2015年11月12-16日と2020年4月30日-6月4日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
8日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえていたため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(7日採取)と集水タンクNo.3(3日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が970Bq/L、第三者機関が1100Bq/L。明日12日に排水の予定。



動画
 

文字起こし、実況など



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