今日のお仕事
プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点
1号機使用済燃料プール養生設置(4月30日参照)が完了した。
昨日17日、養生バッグに移動防止用の固定スペーサーの設置作業が完了(1頁に写真。固定スペーサーはステンレス製、2m×2m×高さ1mの大きさで重さ約200kg。水平の腕から下に生えている爪のような構造が、養生バッグとプール壁面の間に差し込まれて、バッグを固定する。プール水位の循環を妨げないように固定するもの)。なお、エアモルタル注入後の養生バックの重量は約20t。
養生設置作業のため、5月29日よりプールの冷却を停止、30日よりプール水位を低下させていたが、今日18日11:18にプール水位の回復操作を完了後、11:24にプールの冷却を再開(再開後のプール水温は36.4℃)し、循環冷却系の運転に問題がないことを確認した(11:36に運転上の制限「使用済燃料プールの水位がオーバーフロー水位付近にあること」内に復帰(5月28日参照))。これで、作業は完了した。
これにより、今後、万が一、ガレキがプールに落下した際にも、プール内に保管されている燃料等の健全性に影響を与えるリスクを低減できるものと考えている。
今後のスケジュールは2頁。オペフロ西側の支障ガレキの撤去を9月中旬まで実施し、その後、燃料取扱機支保、天井クレーン支保を設置する予定。
サブドレン他水処理施設、09:49-13:06に一時貯水タンクから排水を実施。排水量は481m3。
その他
地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果。
2015年11月12-16日と2020年5月7日-6月11日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
15日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえていたため実施中。
サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(14日採取)と集水タンクNo.5(12日採取)の分析結果。
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が1000Bq/L、第三者機関が1100Bq/L。全β濃度は東電がND(<1.9Bq/L)、第三者機関が0.39Bq/L。明日19日に排水の予定。
動画
文字起こし、実況など
0 件のコメント:
コメントを投稿