リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2020年11月4日(水)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、1次系ポンプ点検にともない、2日より停止中。13日まで停止の予定。2日参照。

サブドレン他水処理施設、09:58-13:50に一時貯水タンクから排水を実施。排水量は575m3


その他


3号機燃料取出し作業クレーン捕巻から作動流体が漏えい
2日の作業中にクレーン捕巻を使用した際、捕巻は使用できたが、ホースリール付近から作動流体(水グリコール)が数秒に1滴程度、漏えいしていることを確認した。今後、暫定的な対策として吸着マットを用いて漏えい箇所を養生するとともに、足場等の準備が整い次第、燃料取り出し作業を一時的に(1-2日程度)中断し、漏えい箇所の継手部分を増締めする予定。
作動流体の一部は使用済燃料プールへ滴下しているが、引火性はなく燃料保管への影響はない。3号機オペフロダストモニター等にも有意な変動はない。
燃料取出し作業の全体工程への影響はない。

増設多核種除去設備(B)クロスフローフィルターろ過水に白濁を認めた。
10月27日、点検をおこなっていたB系の運転再開にあわせ、バッファタンク出口水の水を採取したところ、若干の白濁を確認。さらに、クロスフローフィルター(CFF)ドレンラインにおいて濃い白濁を確認したことから、B系を停止した。今後、白濁の原因を調査していく。
なお、バッファタンク出口から採取した水のカルシウム濃度は4ppmであり、通常運転時の濃度範囲内のため、処理水への核種除去性能への影響はないものと考えている。また、10月27日の起動時間は短時間であったため、処理した水は系統内もしくはサンプルタンクまでの間にとどまっており、念のためサンプルタンクにおいて放射能濃度の分析結果に異常がないことを確認したうえで、ALPS処理水タンクへ移送する。
現在、日々の処理は他系統を用いて実施している。
ALPSの処理は、前段の炭酸塩共沈と後段の吸着筒による吸着からなっており、前段の炭酸塩共沈ではSrを含む第2族元素(主にCaとMg)(6日訂正。下記参照)を炭酸塩として沈殿させて除去する。この沈殿物を取除くのがクロスフローフィルターで、ここのフィルタリングが不良だと炭酸塩が下流に出てきてしまう。白濁の原因はこれの可能性あり。2014年3月18日にはこれが原因で、処理水中に大量の放射性物質が含まれたまま貯蔵タンクへ処理水が送られてしまった(原因と対策については2014年5月23日参照)。この対策として、前段の処理水(処理後にいったんバッファタンクに貯める)を後段に送る前に放射能濃度を分析したのちに後段の処理に入るようにしている。
(以下、5日の会見より)多核種除去設備の前処理設備は、後段の吸着筒での放射性物質の吸着を阻害するCaやMgを取り除くためにある。
直前におこなっていた点検は9月23日-10月26日に実施。それ以前は運転状況に問題なかった。

月初なので、温度計の信頼性評価を規制委に提出。
評価区分の変更はなし。

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。2日採取分。
No.10のトリチウムは440Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(10月31日採取)と集水タンクNo.2(10月29日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電、第三者機関ともに1100Bq/L。明日5日に排水の予定。


実施計画の変更認可申請(4月22日提出)が規制委に認可された。
認可:1号機原子炉格納容器窒素封入ライン他除却工事。
1号機燃料取出しのためにR/Bに大型カバーを設置する予定だが、この設置工事で使用する大型クレーンの走行路を確保するために道路の拡幅を予定しており、これに窒素封入ライン3系統のうち1系統が干渉するので撤去するもの。4月22日参照。




国内のHPVワクチン接種政策が頓挫した嚆矢は朝日新聞の2013年3月の記事だという論文があるんです。この記事をはじめとして、朝日新聞だけじゃない複数の新聞でワクチン接種の副反応を大きく取り上げる記事が続いたことで世論が煽られ、厚労省はその年の6月に接種の積極的な勧奨をやめてしまった。そして、接種率が大きく減った結果が上の推計となったわけです。
論文があるからといって、その内容が真である保証はないし、この論文を批判的に読む能力は私にはないけれど、こういう指摘があるというのは事実だ。これに対して、朝日新聞は反論なり反省なりはないんですか。私が知らないだけですか。

朝日新聞は当時、官製薬害を告発したつもりだったんだろう。そしてその結果がこれだ。何千人もの人が死に、何万人もの人ががんという病に苦しむことになる。それは、あの記事を書いた人の家族かもしれない。これがあなたたちの望んだ未来ですか。あなたたちの力が作り出した未来はこれで良かったんですか。

社会の中で自分の仕事が担っている役割は何なのか。どういう力があってどう使うのが良いのか。そういうことを考えることはないんですか。
電力という今の社会になくてはならないインフラを担う会社は、自分たちの事業の安全性を高めるために果てしない道を精進し続けることを自らに課していますよ。うまくいかないこともあるだろうけれど、それが必要なことは知っている。同じことを、あなたたちもやる必要があるんじゃないですか。

このところ話題になっているALPS処理水の処分問題も、HPVワクチンの時と全く同じ構図だと思う。もう、うんざりなんです。

善意のつもりなのに、実は他人のためにならないことはあるんだ、ということを知ってください。自分のやっていることが、社会にどう影響しているのか、そのことを自覚してください。どうぞ、お願いします。


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