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2011年7月31日(日)

03:54に浜通りで震度5強の地震。震源地は福島県沖、震源の深さは57km、地震の規模(マグニチュード)は6.4。
震度分布図(気象庁)


今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF18.7KB)

1号機原子炉注水量低下
で、05:01に3.7m3/hに調整。各号機注水量は免震重要棟でモニターしている。流量が下がってくると、適宜対応。警報設定は、1号機の流量計の2.5m3/h以下と2号機用炉注ポンプ停止の二つ。基本的にモニター表示を目視で確認している。
1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置設置工事、冷却塔設置、配管工事など。

2号機原子炉注水量低下で、05:01に3.7m3/hに調整。

4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、試運転のために08:10代替注水ラインからプールへろ過水を注水をしたところ、08:13消防ホースから霧状の漏えいを確認。使用による劣化が原因ではないか。
4号機使用済み燃料プール代替注水ライン(PDF8.82KB)(6月16日公開)
08:47ホースを交換して注水再開。10:08試運転開始、開始時プール水温86℃。12:44本格運転開始。
4号機はプールに入っている燃料が多く、原子炉ウェルと機器貯蔵ピットにも水が入っていて(水の循環は無いが熱は伝わるので)熱容量が大きいため、他の号機と比べると冷却に時間がかかるかもしれない。事前評価では約1ヶ月で55℃。
4号機プールは温度が高かったが、コンクリートの熱変成はないと考えている(設計上は温度上限が65℃だが、100℃以下なら実質的に問題ないはず)。

水処理装置
、10:50淡水化装置のRO濃縮水一時貯槽の手前の塩ビホースで漏えいを確認。ホース表面にピンホールを確認。漏えい量は正確には不明だがエイヤーで言って50l程度。土にしみ込んでいった。11:20淡水化装置停止。ホース交換および漏えい確認を実施し、15:02淡水化装置を起動。
淡水化装置(RO)概略系統図(漏えい箇所)(PDF17.6KB)

SARRY、吸着塔全14塔据え付け完了。今後は配管チェック、電気計装工事など。

1-4号機取水路開渠南側透過防止工復旧工事、掃海作業、シルトフェンス開閉。明日、杭打船入港予定。


その他

2F4号機主排気ダクト支持脚溶接部で空気漏れ。6月7日に亀裂が発見されたところと同じ個所。地震後のパトロールで発見。
福島第二原子力発電所4号機主排気ダクトにおける空気漏えい箇所概略図(PDF144KB)
4か所でFRP(繊維強化プラスチック)を貼り付けて補修してあったが、そのうち1か所がはがれた。今朝の地震の影響と見られる。漏えい空気の放射能濃度は検出限界以下。主排気筒モニタおよびモニタリングポストの値に異常なし。換気空調系を停止した後、今後、漏えい箇所の補修を実施予定。


ニコ生
【7/31・11:00開始】東京電力 記者会見
【7/31・17:30開始】東京電力 記者会見

Togetter
2011/7/31・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/7/31・17:30開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

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