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2011年9月14日(水)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF20.9KB)

1号機R/Bカバー設置工事、天候の影響で中止。明日、壁パネル1ピース海上輸送の予定。
1号機復水器から1号機T/B地下へたまり水の移送を09:53に開始。1号機T/B地下のたまり水は2号機T/B地下に流れこむので、そこから集中廃棄物処理施設へ移送される。
1号機格納容器内ガスサンプリングを09:15-12:10に実施。8月9日に2号機格納容器で実施したときの装置を持ち込んでやった。作業従事者の最大被曝線量は1.73mSv。
福島第一原子力発電所1号機原子炉格納容器内の凝縮水・ガスサンプリング結果について(84.9KB)(9月16日公開)
福島第一原子力発電所1号機原子炉格納容器内の凝縮水・ガスサンプリング結果について(29.9KB)(9月21日公開、結果の一部訂正)
(以下、9月16日午前の会見)前回(7月29日)の結果と比べて小さくなっている。格納容器内温度が10度程度下がってきているので、CsOHの蒸気圧が下がっているせいではないか。また、8月9日の2号機と比べて一桁小さい。資料右下の表の「蒸気割合」は採取した凝縮水の濃度の測定結果と、水との蒸気の容積比を用いて計算。←先生、頭悪くて意味分かりません。

2号機原子炉注水、炉心スプレー系からの注水ライン設置作業の残りの部分(2階から1階へつなぐ部分)を実施。14:59より給水開始。15:25に炉心スプレー系からの注水量を約1.0m3/hに調整。給水系からの注水量はそのまま。これで1日様子を見る。
福島第一原子力発電所2号機原子炉への注水ライン追加後(給水系→給水系+炉心スプレイ系)の注水量の調整について(PDF79.7KB)

2号機炉心スプレー系の注水ライン設置を実施したので、注水システムミニフローライン試運転は延期

3号機原子炉注水量、給水系から4m3/h、炉心スプレー系から3m3/h。流量変更から2日たったが2度ほど圧力容器温度上がっている。引き続き傾向を観察。
プラントの温度データ3号機(PDF)

4号機使用済燃料プール、塩分除去装置に高濃縮を行う電気透析装置を設置するため、09:47-12:25の間、塩分除去装置を停止。プール冷却は継続して実施。

使用済燃料共用プール建屋地下の電源盤取替に伴い共用プールパワーセンターを移設することから、11:08に共用プールの冷却設備を停止。工事は20日12:00までの予定。この間の温度上昇は0.14degree/hで現在の37℃から57℃へと見込んでいる。

水処理装置、キュリオン-アレバ系統、昨日からの保全工事のため停止中。今日はポンプ類交換とキュリオンセシウム吸着装置のSMZベッセルを1塔交換。その後、18:16に起動、19:20に定常流量。キュリオンセシウム吸着装置は4系列での運転再開。
水処理装置、SARRY、処理量25m3/hで運転継続。
水処理装置、RO膜型淡水化装置、昨日からSPT水位が低下したため停止していたが、SARRYによる処理が進んでこの水位が回復したので、12:25に2、12:35に3を運転再開。
水処理装置、蒸発濃縮型淡水化装置、全台停止中。

1-4号機取水口南側防波堤閉塞工事、袋詰め砕石設置。シルトフェンス開閉なし。

遠隔操作重機によるガレキ撤去、集中廃棄物処理施設周辺でコンテナ3個分回収。


その他

水処理週報。稼働率、キュリオン-アレバ系統83.4%、SARRY92.1%。
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第12報)
2、3号機T/B地下水位がO.P. +3000mmを切ったので、今後は運用方針を変更。T/B地下水位O.P. +3000mmを維持するようにする。廃棄物の増加を抑制するために、キュリオン-アレバ系統は30m3/hに流量を下げてキュリオン単独でのDFを確認し、可能ならアレバ除染装置を停止(アレバ除染装置から発生する廃スラッジは線量が高いので、あまり増やしたくない。なお、現在ペレット貯槽にたまっている廃スラッジは591m3。静置すると上澄みとスラッジに分離するので、上澄みを吸い出しておよそ半分に減容する予定。吸出し用の設備は設置済)。10月以降はSARRYのA系も稼働して、SARRYを中心に運用、キュリオン-アレバ系統はSARRYのバックアップにすることを考えている。キュリオン-アレバ系統にくらべて、SARRYはポンプ等の動的機器が少ないため故障リスクが小さい、ベッセル交換時に操作を要する弁の数が少なくベッセル交換のインターバルも長い等の利点がある。
原子炉注水量は10月以降に増やしていく予定。資料の1-4号機T/B滞留水処理シミュレーションでは1号機が10月上旬、2号機が中旬、3号機が下旬に注水量を増やすとして計算している。

「汚染水は海水や川の淡水を使ったやつだから有機物でいっぱいなわけ。それを薬品入れて蒸発濃縮してるんだけど、そしたらゲル状になっちゃうんだ。それが配管やポンプに詰まると止まっちゃうから対策で大変なんだよなぁ。」ハッピーさんのtweet蒸発濃縮型淡水化装置が止まってるのはこれのせい?アレバ除染装置のポンプがよく止まるのもこれなの?

12:40頃、水処理設備の保全作業(アレバ除染装置の攪拌機の交換)を行っていた協力企業作業員6名が作業現場から免震重要棟に戻った際、全面マスクの汚染検査を行ったところ、6名のうち4名のフィルタ内面が汚染していることを確認。その後、全員、JビレッジでWBCにより内部取り込みが無いことを確認。
陽圧式マスクを使用。フィルタの汚染は最大で12000cpm。同じ作業していた2名はフィルタ内面の汚染はなかったが念のためWBC測定を実施。6名とも記録レベル(40K含む線量換算で2mSv未満)以下。

16:00頃、1Fで電源関係のパトロールをしていた作業員が2Fでの身体汚染検査で口の周りに汚染を確認。顎のあたりに8000cpm。その後、JビレッジでWBCを受検の結果、記録レベル以下であることを確認。1Fを出る時の身体汚染検査では汚染は確認されず。


ニコ生
【9/14・11:00開始】東京電力 記者会見
【9/14・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2011/9/14・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/9/14・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

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