今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF110KB)
1号機R/Bカバー設置工事、壁パネル設置工事。
1号機格納容器スプレー系配管で水素ガス濃度測定。
福島第一原子力発電所1号機 格納容器スプレイ系配管における水素濃度の再測定について(PDF13.6KB)
図中右の赤丸個所で水素63%、酸素0%(残りはほぼ窒素ガスだろう)。左の赤丸個所で水素61.7%、酸素は計測器を配管に近づけられず測定できなかったが、右の赤丸個所より高い位置にあるので、水素より重い酸素はより低い濃度だと考えている。
福島第一原子力発電所1号機 格納容器ガス管理システム接続部の窒素置換について(PDF13.3KB)
図中の窒素封入とあるところからボンベで窒素ガスを入れ、MO11弁とMO12弁の間の配管からホースをつなぎブロアで屋外に排気することで、間の配管を窒素ガスパージする。2つの赤丸個所で水素濃度が1%未満であることを確認してから、配管切断作業に入る予定。配管切断は火花の発生を避けるためにハンドソーはやめてダイスを使う。明日やる。
2号機原子炉注水、17:00の圧力容器下部温度は99.4℃。すべての公開測定点で100℃未満になった。圧力容器下部温度は上り下がりしながら全体として低下傾向にあるので、向こう2-3日の推移を見て100℃未満を宣言したい。
3号機トレンチ立坑水位計の不調は通信設備不調と判明。16:00に現地へ行ってデータ採取。
9月14日に予定していた常用高台ポンプ3台分のミニフローラインの試運転を10:25-14:02に実施。その間、原子炉注水はディーゼル発電機駆動のポンプへ切り替えて行った。
5号機残留熱除去系、仮設ポンプで運転中。原子炉水温は06:00で41℃。
水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、20m3/hで運転中。AGHベッセル2塔交換。ヨウ素除去用のAGHベッセルは、ヨウ素の濃度が低下してきたので、今日からベッセルの中身をHベッセルと同じものにしている(11月5日午前の会見で)。
水処理装置、SARRY、AB2系列で40m3/hで運転中。
水処理装置、RO膜型淡水化装置、2と3を運転中。
水処理装置、蒸発濃縮淡水化装置、3A3B3C3台を試運転。
1-4号機取水口南側防波堤閉塞工事、袋詰め砕石設置工事実施。打設工事そのものは今日完了。
福島第一原子力発電所1〜4号機取水路開渠南側透過防止工復旧工事(PDF103KB)(9月29日公開、完成後の写真)
明日は後片付け、起重機船、台船搬出、シルトフェンス開閉の予定。
遠隔操作重機によるガレキ撤去、1,2号機超高圧開閉所付近で実施。コンテナ1個分未満。
その他
水処理週報。台風15、16号の影響で、滞留水貯蔵量が増えている。今週の稼働率はキュリオンセシウム吸着装置44.3%、SARRY69.9%。処理量をセーブしているので、今後の稼働率はキュリオンで4割、SARRYで7割くらいの見通し。10月下旬にキュリオンを停止、SARRY単独の処理になる予定。
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第14報)
4月11日の福島県浜通りの余震(M7.0)の際に、湯ノ岳断層沿いに正断層型の地震断層(地表面まで達した断層) が出現していることを確認したことをふまえて、湯ノ岳断層のボーリング調査とトレンチ調査を明日から11月下旬にかけて実施する。
湯ノ岳断層を対象としたボーリング調査およびトレンチ調査の実施について
報告書の誤りについての報告。
福島第一原子力発電所における東北地方太平洋沖地震に伴う原子炉施設への影響に係る経済産業省原子力安全・保安院への報告の訂正について
福島第二原子力発電所における東北地方太平洋沖地震に伴う原子炉施設への影響に係る経済産業省原子力安全・保安院への報告の訂正について
緊急安全対策等の報告書における誤りの有無の調査等に関する調査結果の経済産業省原子力安全・保安院への報告について
ニコ生
【9/28・11:00開始】東京電力 記者会見
【9/28・18:30開始】東京電力 記者会見
Togetter
2011/9/28・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/9/28・18:30開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
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