リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2012年3月21日(水)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 106KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1号機格納容器温度(HVH-12C SUPPLY AIR)が上昇していた件。16日に窒素ガス封入量を増やした後低下傾向にあり、今日11:00で51.7℃。
温度に関するパラメータ(グラフ)1号機(PDF)
1号機T/B地下たまり水を2号機T/B地下へ移送、昨日からおこなっていたが、09:48に停止。

2号機圧力容器底部温度で1点(圧力容器下部スカートジョイント部 TE-2-3-69F3)がこの1週間で20度ほど上昇している。計器不良の可能性があり、監視を継続している。
温度に関するパラメータ(グラフ)2号機(PDF)
2号機格納容器ガス管理システムでの生ガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について(PDF 10.9KB)(3月22日公開)
2号機代替温度計設置のために10:52-14:40にR/B1階TIP室の調査を実施した。Quince2と作業者8名。最大被曝線量は1.04mSv、Quince2の被曝線量は9.3mSv。
(以下22日の会見より)
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋1階TIP室調査結果(PDF 275KB)
福島第一原子力発電所2号機 原子炉建屋1階 TIP室調査結果(写真・動画へのリンク)
福島第一原子力発電所2号機 原子炉建屋1階 TIP室調査結果(7:30)(動画)
まずQuince2でTIP室入口の線量を測定。100mSv/hより低かったので、人がやってきてカギを開け、ドアを開放、固定してからQuince2が入室。TIP室内部の線量は2Sv/h2mSv/h(マチガイ、スミマセン)程度と低く、配管等の損傷も見られなかった。TIP(移動式炉心内計装、Traversing Incore Probe)からの温度計挿入は優先順位2位(1位はジェットポンプ計装系)。今回の結果を元にさらに具体化のための検討を進める。圧力容器まで貫通する配管(通常は窒素ガスで満たされている)なのに思ったほど線量が高くなく、このことについて評価する必要がある。
福島第一 ロボットによる空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 8.52KB)(3月23日公開)
TIP室内でダストサンプリングを実施。Csが10-3Bq/cm3のオーダーで検出された。現在の建屋内部の濃度として一般的な値。
TIPとは、炉内の中性子束密度を測定する計器を炉心周辺に出し入れして測定するもの。炉心に常設してある測定器は常に中性子にさらされ劣化していくので、TIPの劣化していない測定器を常設の測定器の近くへ移動させて測定し、値を比較することで常設の測定器の校正をする。



2号機T/B地下たまり水移送、昨日20日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、19日から継続中。

4号機使用済燃料プールでROVによるガレキ調査を実施。ガレキの分布状況を確認した。燃料ラック、燃料本体に異常なし。この調査のため、09:46-12:01に冷却を停止。
(以下は22日の会見より。詳しくは22日を参照)
福島第一4号機 使用済燃料プール内におけるキャスクピットの調査映像(2分01秒) (3月22日公開、動画)

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、運転中。
水処理装置、SARRYフィルターの逆洗のため08:30に停止。作業終了後11:48に再起動、00:05に定常流量(42m3/h)に到達。


その他

11:20頃、5、6号機No.3軽油タンクの近くで泡消火設備の配管溶接作業中に、火花が散って周辺の芝生(3m×3m)が焼ける火災が発生した。作業者が水をかけて5分後に消火。不燃シートで作業個所を覆っていたが、風であおられた。12:13に浪江消防署に通報、13:13に消防署員によって鎮火が確認された。周辺のモニタリング値に影響なし。
福島第一原子力発電所5・6号機No.3軽油タンク周り(屋外)における火災の発生について (PDF 192KB)
並行して走っている配管をサポートに溶接していた。焼け跡は真っ黒というほどではない。
(お知らせ)福島第一原子力発電所5・6号機No.3軽油タンク周り(屋外)における火災の発生について(プレスリリース)
(お知らせ)福島第一原子力発電所5・6号機No.3軽油タンク周り(屋外)における火災の発生について(第2報)(プレスリリース)
(以下、22日の会見より)焼けた場所の線量率は火災後の測定で地上10cmの高さで20μSv/h、1mの高さで15μSv/h。この線量率だと3m×3mの領域に数100万BqのCsがあったと考えられるが、点々と焦げた程度だったので大量の巻上りはなかったと思う。

水処理週報は明日提出。昨日祝日だったので、今日データの取りまとめをしている。


ニコ生
【3/21・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/3/21・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

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