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2012年7月3日(火)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 102KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

(以下4日の会見より)1-3号機の格納容器ガス管理システム希ガスモニターで135Xeが再臨界判定基準1Bq/cc以下であることを確認(1号機 1.4-3.0×10-3Bq/cm3、2号機 <2.3-2.4×10-1Bq/cm3、3号機 <3.4×10-1Bq/cm3)。
1号機格納容器ガス管理システム排気中の水素ガス濃度が少し上昇している(11:00でA系0.04%、B系0.03%)が、気圧の影響で格納容器内の水素ガスの濃いところから排気しているものと判断している。

2号機R/Bブローアウトパネル開口部でダストサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 2号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 13.9KB)(7月10日公開)
2号機格納容器ガス管理システムでガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について(PDF 11.1KB)(生ガスサンプリング、7月4日公開)
135Xeは検出限界未満、再臨界判定基準以下。
福島第一原子力発電所 2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 7.98 KB)(フィルターによるサンプリング、7月10日公開)
2号機T/B地下たまり水移送、昨日2日から継続中。
2号機廃棄物地下貯蔵建屋で昨日2日にたまり水を確認した件。
福島第一原子力発電所2号機廃棄物地下貯蔵建屋において確認された溜まり水について(PDF 66.3KB)
廃樹脂貯蔵タンク室と廃スラッジ貯蔵タンク室に深さ約3.5mのたまり水を確認。配管貫通部から鉛筆の芯1本分(170L/day)の水が流入しており、建屋全体のたまり水の量は推定約500m3。採取した水の分析結果は、131Iが検出限界未満、134Csが4.9×101Bq/cm3137Csが7.3×101Bq/cm3。地下水としては高い濃度であり、1号機R/Bから流れ込んだ汚染水が地下水の流入で薄まったものと見ている。汲み上げるか、もしくは引き続きT/Bへのくみ出しをしたい。

3号機T/B地下たまり水移送、6月26日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。

昨日2日に6号機タービン建屋地下1階で制御用圧縮空気系(IA系)の制御盤から白煙が発生した件。
福島第一原子力発電所6号機タービン建屋地下1階制御用圧縮空気系(IA系)の制御盤からの発煙について(続報)(PDF 197KB)
制御盤から変圧器(IAドライヤー制御回路用補助変圧器)を取り外して調査したところ、巻き線内部が加熱して絶縁ワニスが溶け出した痕を確認。写真を撮影して浪江消防署に送り、15:40に火災ではないと判断された。加熱の原因は引き続き調査したい。


その他

明日4日にロボット3台で1号機R/B1階TIP室と南エリアの調査を行う。
福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋1階TIP室内および南エリア環境調査(7月4日実施予定)アクセス予定ルート(PDF 141KB)
1号機R/B1階南側は比較的線量が高く、2011年10月13日にPackBotで調査したのが最後。今回は、Quince2でTIP室内(目視、線量率、温湿度、ダストサンプリング)、PackBot2台で南エリア(目視、線量率)を調査する。また、TIP室の扉のカギをPackBotで開ける(もう1台のPackBotとQuince2がサポート)。資料の地図中、1階南西側に設置してある仮設遮蔽壁は、南エリアの線量が高いため大物搬入口(仮設遮蔽壁と対面する入口)から出入りする際の被曝を低減するために置いてある。

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.9KB)

保安規定変更の申請を保安院から認可された。
当社福島第一原子力発電所の原子炉施設保安規定の変更認可について
施設運営計画(その2)(その3)の評価が終わって5月11日に申請していた変更(2、3号機の希ガスモニターによる再臨界連続監視と共用プールの非常用DGの運用に関する規定、組織改編に伴う変更)が認可された。

月初めなので、2F復旧計画の進捗状況
福島第二原子力発電所復旧計画の進捗状況について(平成24年6月)
1号機R/B内の地震計設置。1、2号機原子炉補機冷却系A系機能確認。空冷式ガスタービン発電機車の配備。復旧作業の完了した4号機は今後、原子炉を開放して炉内構造物の点検をするので、これに必要となる天井クレーンや燃料交換機の点検を実施。1-4号機海水熱交換器建屋の復旧状況。など。
福島第二原子力発電所 空冷式ガスタービン発電機車および制御車の配備に伴う研修風景(起動操作)(PDF 115KB)
福島第二原子力発電所 空冷式ガスタービン発電機車および制御車の配備に伴う研修風景(起動操作)(2:24)(動画)
定格回転数14,400rpm、出力3600kw、2F1-4号機の残留熱除去系のポンプを起動できる能力。もう1台追加して2台体制を考えている。これの運用のために常時8名の社員が従事している。

明日の予定:3号機T/B地下たまり水移送を停止。SARRYはフィルター洗浄のため一時停止。3号機R/Bで建屋内遠隔除染技術開発の調査、浸透汚染試験のためのコンクリートサンプリング実施。


ニコ生
【7/3・18:00開始】東​京電力 記者会見

Togetter
2012/7/3・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

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