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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2012年7月11日(水)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 87.7KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機格納容器ガス管理システムで生ガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について(PDF 11.9KB)(7月12日公開)
135Xeは検出限界未満、再臨界判定基準以下。保安規定の変更(7月3日参照)により、生ガスサンプリングによる未臨界判定は今回で終了。今後は希ガスモニターによる監視を行う。
2号機T/B地下たまり水移送、2日から継続中。

サーベイランナーで3号機トーラス室調査を実施した。作業時間は11:00-15:00、目視確認、線量率測定、音響採取を実施。南東側入口から入ってキャットウォークの上を時計回りに進んで、南東側のマンホール付近で配管と干渉してそれ以上進めなかったので、そこから反時計回りに進んで北側のマンホールを通過し南東側のマンホールに到達。格納容器からの漏えい個所特定につながるような情報、大きな損傷個所は確認せず。そこから引き返す途中で通信途絶、操作不能。トーラス室内の雰囲気線量は最大で360mSv/hなので、当面は回収は難しい。サーベイランナーはQuince2による無線制御ができるが、今回は場所がせまくQuince2を持ち込めなかったため、Quince2をつかった回収もできなかった。通信が絶えるまでの映像と線量率のデータは取得できたが、ICレコーダによる音響採取の分はレコーダがサーベイランナーについているので回収できていない。結果の詳細は明日。
(以下12日の会見より)
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋地下階トーラス室内調査の結果について(PDF 166KB)
福島第一原子力発電所3号機 原子炉建屋地下階トーラス室内調査結果(3:12)(動画、22.9MB)
トーラス室内の線量率は100-240mSv/h程度、最大の360mSv/hは北側のマンホール付近、2号機と比べて高い。南西側入口扉が内側に曲げられて壊れているのが見えるが(これは、扉が吹き飛んで枠から外れているのかしらん?北東側の扉は外に向けて変形していたけれど、爆発の時に機器ハッチの吹き抜けを通じて南西側の三角コーナーからここまで爆風が吹き込んだの?)、この他に大きな損傷はない。2号機であった保温材が散乱しているような状況もない。

3号機使用済燃料プールで4月11日から塩分除去装置(2011年8月16日、20日(写真)参照)で塩分除去を行ってきたが、プール水の塩素濃度が1600ppmから66ppm(7月9日)に低下したので、15:09に装置を停止した。明日以降、イオン交換装置に切替えて10ppmを目標にさらに塩分除去を実施していく。
3号機T/B地下たまり水移送、9日から継続していたが10:00に停止、移送先を雑固体廃棄物減容処理建屋へ切替えて10:12に再開。
3号機R/Bオペレーティングフロアの調査を実施。
福島第一原子力発電所3号機における原子炉建屋オペレーティングフロア周辺の状況調査結果(PDF 322KB)
クローラクレーンにカメラを吊って調査。オペフロのほか、新たに機器ハッチを通して3、4階の様子を撮影(3、4階の様子は去年の10月22日にも動画を公開してるよ。いつものダストサンプリング(クローラクレーンにサンプラーを吊り下げて建屋上部から下ろしていく)は機器ハッチ3階のところでもやっていて、その際にカメラをつけて撮影したやつ)。動画は明日。調査は今後も継続して行っていく。
(以下13日の会見より)3、4階の映像は去年10月22日に公開していたので訂正。動画を公開した。
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋オペレーティングフロア(北西部)(0:31)(動画、20.5MB、7月13日公開)
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋オペレーティングフロア(東部)(0:41)(動画、24.4MB、7月13日公開
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋オペレーティングフロア(機器ハッチ4階)(0:31)(動画、20.1MB、7月13日公開
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋オペレーティングフロア(機器ハッチ3階)(0:31)(動画、20.0MB、7月13日公開
全編は2時間30分ほどある。DVDにして原子力情報コーナーで公開する。

4号機R/B上部ガレキ撤去作業が今日終了した。
福島第一原子力発電所4号機原子炉建屋上部建屋瓦礫の撤去完了について(PDF 290KB)
オペレーションフロアの床から上の部分の損傷した建屋をすべて撤去した。2011年12月26日に着手。今後はオペフロ上の大型機器(資料2ページ右の写真、黄色いのが格納容器の上蓋、その右が圧力容器のふたの上にスタッドボルトテンショナーが付いたの、左がミラーインシュレーション(圧力容器のふたの上にかぶせる保温材))などの撤去(7月下旬から10月にかけて)と燃料取出し用カバーの設置を進めていく。写真にあるR/B南西側の細長いやぐらは工事用の仮設エレベータ。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。フィルター洗浄のため、08:33-14:17に一時停止。


その他

明日12日、炉注水ポンプの電源多重化のための電源工事を実施するので、常用高台ポンプの電源が07:00-14:00に停止。炉注水は事前に非常用高台ポンプに切替えるので、保安規定上の措置は必要としない。この工事にともない、作業安全確保のため一部の変圧器盤が停止する影響で、2、3号機たまり水移送ポンプ、2、3号機格納容器ガス管理システムA系、1号機T/B内炉注水ポンプが停止。たまり水移送はあらかじめ水位を下げて監視、格納容器ガス管理システムはB系に切替え。また、炉注水の温度を下げるために冷凍機設置作業をおこなっているが、この工事にあわせてこれの電源設備の設置工事を実施する。

明日12日05:00の分からプラント関連パラメータ表の様式を一部変更する。格納容器放射能濃度(Xe135)の2、3号機分(いわゆる希ガスモニターの測定値)、格納容器ガス管理システム排気流量を追加する。7月3日に認可された保安規定の変更にともなって。また、週1回実施していた2号機格納容器ガス管理システム生ガスサンプリングによる未臨界判定は、今後希ガスモニターの測定で代替するので、定例のお知らせはしないこととなる。

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第55報)(プレスリリース)
今週は雨が降ったせいで1-4号機建屋内貯蔵量が増えている。

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 11.0KB)


ニコ生
【7/11・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/7/11・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

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